田中れいなの演じるカルデナが歌う『ケペルパスペル』!

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2019/05/08

田中れいなの演じるカルデナが歌う『ケペルパスペル』!

ただ今絶賛放送中の『騎士竜戦隊リュウソウジャー』。
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28日放送の第7話『ケぺウス星の王女』と、55日放送の第8話『奇跡の歌声』(脚本/山岡純平、監督/坂本浩一)に登場したケペウス星の王女が、カルデナである。そうフィータのお姉さん。
そしてカルデナを演じたのは、田中れいな(たなか・れいな)ちゃんだ。
おっきな瞳に茶色の髪の毛のカルデナがニコッと笑う姿はとってもキュートだったよね。

そんなれいなちゃんが劇中で歌ったのが『ケペルパスペル』だ。
その日この歌が収録されたスタジオには、土井プロデューサーと穴井ディレクター、作詩・作曲/金子麻友美さんと編曲/籠島裕昌さんが同席していた。


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マイクテストを終えると、穴井ディレクターは『そうそう、そういうことです。とても言葉が聞き取りやすいですね。』と満足顔。
れいなちゃんは言うと『普段は滑舌が悪いと言われるんです。』と少しはにかんだ感じだ。

デレッとしてるかにも見える穴井ディレクターの隣に座る籠島氏は、もう少しプロッぽくアドバイスしている。
『笑顔チックで歌ってね。深刻そうなので、歌が大好き!な感じを伝えて下さい。』
『息を吸うところを心がけて、吸って吐くことが大事です。』

れいなちゃんはウンウンと頷きながらメモを取っている。



いざ本番を終えると穴井ディレクターは『ずーっと思ってたけど、俺の思い描く松田聖子が見えた!』
とさらに満面で満足顔。
籠島氏も『ちょっと聖子ちゃんが入ってるけど、世代じゃないよね~』と歌の上手さに感心しきりだ。

そんな言葉に対し、れいなちゃんのマネージャーは『(彼女は)歌が好きなんですよ。』と微笑むのであった。

そして収録後ホヤホヤのコメントを聞いてきたぞ。








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たった今収録が終わりましたが感想はいかがですか?





「あ~、終わった――!って感じです。(拳を握って晴れ晴れ笑顔)

自分のCDを出す時のレコーディングとは、気持ちが違いました。
何が違うのかな、と思うと・・・

いつもの私の歌い方では無い曲調の曲なんです。
それに加え『ただ歌うだけではダメなのかも』という迷いが沢山ありました。

(※念のために・・・れいなちゃんはあの有名アイドルグループ『モーニング娘。』のメンバーだったのだ。)


ミュージカルをやる時などは、いつもの歌唱ではダメなんです。
ミュージカル調に変えたりします。

ストレートな舞台で歌がある時では、いつもの『田中れいな』までとは行かなくとも『田中れいな』を入れつつミュージカルっぽくしたりします。言葉を立てて歌うんです。

でも今回のは『どれだろう???』と思って(苦笑)

(まずは)曲調を聴いた時に、いつもの自分の歌い方では無いなと思いました。
最初は原曲キーが高くて裏声のところもあったんです。
(私は)普段は裏声を使う歌をあまり選曲しません。

でも『これは挑戦だ!』と思い、メチャクチャ練習しました・・・そうしたら、『結局キーが下がりました』と言われて『ガビーン』って(笑)

私は沢山練習しないと不安なんですよ。
だけど(ここまで来て)『練習させて下さい』とか言えないですよね。
だからブースの中ではキーを確かめながら歌いました。
キーを探りながら(のレコーディング)でした。

これは優しい歌だから、いつものように言葉にアタックを付ける歌い方は無くそうと思って・・・
(※アタック言葉を叩くように強めに発音する)
優しいイメージを持って歌いました。」







―――
その辺りがディレクターの『対応力がある!』との発言になったのですね。





「でも、これが4年前だったら私は出来ていません。
『モーニング娘。』を卒業してから、バンド活動にも挑戦していて。

モーニング娘。の時は大人の方が沢山助けてくれていたんですね。
『キーの下がったバージョンの音源あるよ』『キーの上がったのもあるよ』『原曲もあるよ』と全てが用意されていました。
『どれがいい?』と聞かれたり、指導してくれる方もいました。

(それが)『モーニング娘。』を離れてバンドになったら、『自分でやらなくちゃ』っていう環境になったんです。
『ん~!』って(※腕を組み口をへの字に)、結構頭を抱えました。

(今は)カラオケなどに行くと、キーの上げ下げは簡単に出来るではないですか。
昔だったら『高いから下げよう』と思っても、どこだか分からなかったと思います。原曲の音が出てきたりで『どこ?どこ?』って(※ワチャワチャとボタン操作の仕草)

でも今は聴いたら対応出来るようになりました。
それはバンドをやっていて色々と鍛えられたからだと思います。

だから今日が4年前でなくて良かったです(笑顔)」






―――
今回はスーパー戦隊に歌と共に出演となりました。
そこへの思いをお願いします。





「(スーパー戦隊の仕事が)決まったと聞いた時に、『歌がある』ことよりも『うわっお芝居するのか!』となりました。

歌だったら、ずっとやって来ています。
だから『歌があるよ』と言われても全く抵抗は無く、むしろ『やったー!』(※パチパチと手を叩く)という感じです。

お芝居もミュージカルや舞台なら経験があります。
テレビで流れるドラマは、7年ほど前の『数学❤女子学園』の感覚を何とな~く憶えている感じなんですけど。

舞台だと(客席から)遠いので、自分の中では『顔よりも動きを意識しよう』なんて気もしています。
寄り(※アップ)がないから『この映りは大丈夫かな?』と気にしなくてもいいと言うか(笑)

でもテレビだと寄りは大事ですよね。
セリフもきちんと言わなければならないし、『どういう風に顔を作るんやったっけ?』と考えたりもしなくてはなりません。
(※お国言葉なのは、れいなちゃんが博多出身だから)

(テレビ出演は)久々なのでとても嬉しいんです。
でも考え過ぎるところがあるので、(撮影の)朝の集合から想像しています。

撮影は始まっているので(リュウソウジャー)5人は仲良しではないですか。
(想像するに)その中に妹(フィータ)と2人で入ってチョコンと座っているんです。
『(撮影が)始まるよ』と言われたら偉そうな事を言って・・・あ、私の登場は最初は偉そうなんです。
それが終わって戻ると『シュン』となるのかな?って(笑)

大丈夫かなと、いろいろ考えてしまいます。」






―――
でもそれは『役』ですからね。






「自分でも練習はしますけど、相手がどう返して来るのかは全然分からないので・・・

リハーサルで掴めたらと思います。」






―――
この歌で印象に残ったのはどこですか?





「最初に残ったのは・・・『ケペルパスペル』です。
魔法の言葉が気になりました。
どういう意味なんだろう?って。

『検索しても出ないよな~?』と思いながら、何度も出て来てタイトルにもなっているこの言葉が頭に入って来ました。

好きな『歌詩』は、歌詩というよりフレーズですね。
自分が歌いやすいとかを含めて好きになっちゃうのですけど・・・

二番の『溢れる思いを忘れはしないから続いて行く道をずっと信じているの』あたりは、どうやって歌うか迷いも無く盛り上がったところでした。
普通の歌唱で歌えたところです。
歌詩を考えながら歌えました。

あっ。
その前の『もう一度会えたあなたの温もりを』のところは、歌と言うよりもフィータを思うことが出来るフレーズだと思いました。
ほかも全部そうなんですけど・・・」







―――
今日は作詩・作曲の金子麻友美さんと編曲の籠島昌裕さん同席でしたが、その前で歌って緊張や安心はありましたか?






「ん~(※天を見上げ)

まず、レコーディングを外部のスタッフさんが沢山いる中でやる事があまり無いんです。
(普段は)自分のスタッフさん、事務所のスタッフさんなど身内で顔見知りの方ばかりなんです。
そこでまず『ウワッ』と少し緊張しました(照)。

絶対に皆さんは『さぁ~どんなもんかな?と思って聴いているんだろうな。』って。
そこのプレッシャーはありました。

仮歌を聴いたときに『これでいいやん!』と思ってしまったくらいです。私の苦手な裏声もメッチャ上手いんですよ。
私が裏声を出すとうるさくなってしまうのに『何でこんなに柔らかな滑らかな声してるのかな?』って。
『これで行けばいいのに!』と思って練習していました(笑)

最近は『こういう風に歌ってみたら?』とかアドバイスをして頂くことが少なくなって。
デビュー当時は皆んな言ってくれたんですけど。
今は『自分のやりたいようにやりな!』みたいな感じです。

でも(今回のように)言って頂けると『こういう考え方があるのか!』など自分に無い考え方も聞けるので良かったです。」







―――
それは新鮮でしたか?






「自分のライブでやる歌とかは、『こう歌いたい!』とか拘りが強いんです。
でも今日は普通のアーティストのレコーディングでもないし・・・
うーん、何て言うんでしょう?

アーティストとして歌う時はもちろん気持ちを込めています。
ドラマやミュージカルで歌う時もそうですが、ライブではテクニックをより気にしながら歌います。

でもこういった歌は(テクニックと同じくらい)気持ちも大事にして歌わなければイケナイのかな、と思いました。

(だから)アドバイスしてもらえると『今後にも生かそう!』と思えます。勉強にもなりました。」






―――
今後もまたスーパー戦隊の楽曲に関わることがあったら、どんな歌を歌ってみたいですか?





「私は数年前から言っているのですが、アニメの主題歌を歌ってみたいです。

バンドを始めた時に『バンド=アニソンやろ!』ってイメージがありました。
(※重ねてお国言葉です)

LoVendoЯ
(ラベンダー/※れいなちゃん所属のバンド)になった時にずっと『アニソンやりたいです、アニソンやりたいです』と言っていたのですけどなかなか夢は叶わず(苦笑)

主題歌・・・激しめな主題歌がいいですね。
アニメの主題歌ってイケイケのカッコいいイメージがあります。」






―――
やっぱり実写では無くてアニメなんですか?





「実写も歌ってましたよ。
弟がメチャクチャ観てたので、一緒に覚えていました。」






―――
まずは『主題歌』という事ですね。






「そうですね。
えっ?・・・『主題歌』の他に何かあるんですか?」






―――
例えば挿入歌などで『ロボの歌』『バトル・アクションソング』『ヒロインソング』とかです。






「あ~なるほど。
でも毎回使われるのは『主題歌』ですよね。」






―――
はい。





「なら『主題歌』がいいです!(ムッチャ笑顔)」








屈託のない笑顔を振りまき、身振り手振りを沢山交えてお話してくれたれいなちゃん。お国言葉もキュートさ倍増!
歌の話題の中で見せる表情からは、とても歌が好きなんだなと言うことが伝わってくる。

最後に弟と観ていた『実写』についても聞いてみた。






「弟に『何観よったっけ?』と聞いたんですよ。

そうしたら『(忍風戦隊)ハリケンジャー』だと。
仮面ライダーだと『アギト』『龍騎』『555(ファイズ)』を観てました。

弟が大好きで、変身ベルトなんか買ってもらっていて一緒に観てました。
『アギト』は『翔一クン』でしたっけ?そうですよね。

その頃は、翔一クンと一緒にいる女の子(※風谷真魚)がいいな~と思っていました。

スーパー戦隊では、この話が決まる前から思っていたことがあります。
会社の人に、ずっと『スーパー戦隊に出たい!』と言ってたんですね。
『何をやりたいの?』と聞かれて『敵がやりたい!』と言ってました。
『ハリケンジャー』のフラビージョが、私はとても好きだったんですよ。

何故敵が良いかと言うと、ファッションが奇抜なところもあります。
メイクもババーッと赤とかで(※目の周りを指して)・・・
ああいうのをやるのが夢なんです。

舞台とかでもやれそうですけど、いつもヒロインなので普通の女の子なんです。制服だったり、メイクも薄めで。

ガッツリ『敵』がいいです。」






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かなりコスプレ感が強そうですね。





「そうです、そうです。
ずーっとやりたかったんです。

今回は違う星の宇宙人ですが紫色の透明な感じで、って聞いてます。
でもまだ(それは)可愛らしい感じなんです。

いつかはフラビージョみたいな悪役をやってみたいです」





歌の大好きな可愛らしい悪役・・・妄想が止まらない記者も、穴井ディレクターに負けずにデレッとしてたかもしれない。


『ケぺルパスペル』
歌:カルデナ(田中れいな)、フィータ(小林れい)
作詩・作曲:金子麻友美
編曲:籠島裕昌



この歌は529日に発売のCD『ミニアルバム騎士竜戦隊リュウソウジャー1(COCX-40814)に収録される。



田中れいな(たなか・れいな)
1989
1111日福岡県出身
趣味:歌うこと、長風呂、ダーツ・ボーリング、など

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