石原慎一の歌が燃える『伝説のホウオウソルジャー』!

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2017/09/07

石原慎一の歌が燃える『伝説のホウオウソルジャー』!

キュウレンジャーの前に現れた新たなる救世主・ホウオウソルジャー。
そのテーマ曲と言える『伝説のホウオウソルジャー』を歌うのは、多くの東映ヒーローソングが印象的な石原慎一(いしはら・しんいち)さんだ。

夏前だけど晴れ間の出たこの日、都内スタジオでレコーディングは行われた。そこには八木ディレクターのほか、編曲の籠島裕昌(Project.R)さんの姿もあった。さらにはこの直前に演奏をレコーディングしていたギターのNobuさんやトランペットのKENITOさんなどのZ旗メンバーまで!

早々にスタジオ入りした石原さんは、全身を使いながら声出しのウォーミングアップをしている。
記者のいるところからだと斜め後ろ姿しか見えないが、振り上げた拳にヒザを上下させる姿が漲る力強さを感じさせる。

やがて収録が始まると、どんどん熱気を帯びたのか上着を脱ぎ始める。
見ているこちらまで熱くなりそうな中、全てが終了しても石原さんからは『もう一回!』そしてさらに『もう一回』。完全にスイッチが入ったようでもあったが、レコーディング後には一言をお願いした。
さっきまでレコーディングをしていたブースの中は、ホントに熱気が残っていた。ふ〜熱い。





―――
たった今このブースのこの場所でレコーディングが終わりました。その率直な感想はいかがですか?




「何か『帰って来た』気持ちがします。『帰って来た』感じですね(微笑み)。
僕も数えてしまったのですが、9年ぶりに挿入歌を歌わせていただきました。
(『炎神合体!エンジンオー』~『炎神戦隊ゴーオンジャー』/'08
やっぱりホームグラウンドなんですね。

それまでもスーパー戦隊シリーズにはず~っとボーカルで関わってきたので、2年とか3年とかはおかずに何かしらやらせていただいていました。
だからこの『9年ぶり』と言うのは本当に久しぶりでした。ホッとしています。」




―――
レコーディングでヒーローソングを声に出す感覚は、ライブなどでヒーローソングに触れる感覚と違いますか?




「そうですね・・・僕の企画でヒーローソング的なオリジナルを書いたりすることはあります。
ご当地ヒーローやゲームの音楽であったりと同じようなラインであっても、やはりスーパー戦隊のスタジオや音作り、新しくなって来ている作家さんたちにも脈々と流れるブラッドがありますね。空気と言うか水と言うか。
ここにしかないそういうものがあるんだ!と改めて思いました。
肌で感じますね。
やはり『スーパー戦隊シリーズ』の音楽であると言う、別のモノがあります。
何かそういう家系があるんでしょうね(笑)。空気感が違いますよ。」





―――
その空気感に触れた時は『嬉しい』感じですか?
『たぎる』感じですか?





「あぁもう・・・
嬉しいし滾りますね(笑)。
やっぱり自然とそこへ行ってしまいます。

例えば『仮面ライダーアギト』の時は大人っぽい世界観だったではないですか。
『もうちょっと(抑えて)』なんて言われることもありました。

でもとりあえず100%までは一旦行ってしまいます。そこから削って作っていくイメージですね。」





―――
この曲は作詩がマイク・スギヤマさん。作曲が番組音楽担当の山下康介さんです。
どこか心に止まった言葉やメロディーはありますか?




「やっぱりホウオウが舞うところですね。
ツーコーラス目の『不死鳥が舞い降りる』というところです。そして『金色の炎(ひ)をまとう』に続いて。
もちろんサビなので詩もメロディーもです。

これは演奏をZ旗の皆さんがやってくれているんですよね。アレンジは籠島くん
だし。彼は去年の僕の企画でもずっと一緒に苦労してくれました。
初めて籠島くんやZ旗とレコーディング出来たので嬉しかったです。

そして(曲調の)テーマに80年代風ライブ感と言うのがあったようです。
最初に曲をもらった時に懐かしい感じがしました。
その時はそんなにグルーヴ感はなかったのですが、出来上がった曲に歌入れをしている時の気分はライブ会場ですね。」




―――
きっと今後はライブで歌うことがあると思います。




「もちろん歌いたいですね。
その時はZ旗で!
すごくライブっぽい歌ですし。
ライブ感満載の曲なので『僕にしか歌えないぞ』という歌に仕上げて行きたいです。」




―――
ファンの方がこの曲をカラオケで歌う時のアドバイスはありますか?




「カラオケでと言うより、僕が苦労したのは・・・
サビが印象的とは言いましたが、結構難しかったですね。
A
メロBメロは割とシンプルな80年代的J-POPエイトピートです。

『さぁ不死鳥が不死鳥が』と裏から出る二つ目のフレーズですね。このリフレインの・・・ワンコーラス目だと『さぁ伝説が伝説が』と助詞の『が』が二つ並ぶではないですか。
ここの切れ目が難しいです(笑)。

ちょっと短く切っても収まりが悪かったので、わりと音符一杯しっかり伸ばしてブレスの間だけ隙間を空けて次のフレーズを歌うところですね。
その辺りのグルーヴ感を出すと上手く歌えるかと思います。

でもあまり伸ばし過ぎても繰り返しの印象が薄くなってしまうので上手く出来ればいいですね。
(その後の)『始まるぜ』は、このテンポで16分音符なのでどうしても遅れ気味になりますよね。
まったくジャストだとボカロみたいに面白くなくなっちゃいますけど。
ちょっと遅れながら16分音符に上手いこと滑り込ませるといいのではないでしょうか。

八木Dにも言われましたけど(笑)。」





―――
今後スーパー戦隊から歌のオファーがあったら、どんな歌を歌ってみたいですか?




「もちろん・・・もちろんこういった主題歌ラインの元気な歌もやりたいんですけど!
やっぱり自分もだいぶ大人になったので(笑)、バラード的なモノを歌ってみたいです。
ある時代までエンディングにあったタイプの歌ですね。

でも僕の歌が好きなファンの皆さんは、こう言った燃え滾る石原の歌のイメージがあると思います。

でも今後もし歌う機会があるのならバラードテンポの曲がいいですね。
『言霊』?
そうそうそう!
もちろん元気な歌も歌わせていただきます!」





熱く熱く熱く『伝説のホウオウソルジャー』を歌い切った石原さん。
歌い終えてヘトヘトかと思いきや、まだまだ熱くスーパー戦隊ソングのお話をしていただいた。
キラリと光る汗に、メットオフのヒーロー姿を見た気がした記者であった。


「伝説のホウオウソルジャー」
作詩 : マイクスギヤマ
作曲 : 山下康介
編曲:籠島裕昌(Project.R)
歌:石原慎一


この歌は「宇宙戦隊キュウレンジャーサウンドスター2ソングコレクションスーパースペースヒットチャンネル!」(品番COCX-40028)に収録で913日に日本コロムビアから発売!

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