
「お前との戦いはエクスタシーを感じさせる。」

ショッカーの怪人役というオファーに対してはまずどうだったのだろうか。
「面白そうだなと(笑)。演じてみたいと思いました。即決ですね。」
では、悪役というものに対してのイメージをふくらませたりしたのだろうかとも聞いてみた。
「悪役って・・・何でもそうなんですけど、すっごい悪いんだけどどこかヌケてるというか、そういうところがありました。そして衣装がきっちり採寸して体にフィットするものでしたから、全身ボディスーツというものもイメージ的にはドロンジョ様に近いものがありました。ただドロンジョ様はけっこうヌケすぎてますけど(笑)。見ていて憎みきれないようなちょっと面白いところは残したいと思いました。
チェーンソーリザードの場合、セクシーな感じの部分が大きかったので、その部分を誇張するところもありました。『エクスタシーを感じる』なんて普通言わないじゃないですか。日常でも使わない言葉を使っているので、普通に言っても面白くないし色々と考えました。また、仮面ライダーはけっこう人の心が残っているのに、(チェーンソーリザードは)全く残っていないので、それでもどこかに少し残っているかもしれないと自分なりに考えてみました。そういったところにも親しみを持ってもらえたらなと思います。」

志郎の秘書時代。はつらつとしたOLである。

さて「仮面ライダー」についても聞いてみた。女の子だと、なかなか見たことが無いのではなかろうか。
「知ってますよ(笑)。仮面ライダーで一番憶えているのは・・・倉田てつをさんですね。子供の時のあのイメージが強いので、倉田さんを見ると『あっライダーだ!』って思ってしまいます。兄がいるので、日曜の朝はアニメから始まりずっと観てましたね。でも、そんなに観るのって一時ですから最近のライダーを観たら進化していて驚きました。『電車?』って(笑)。今の子供たちはこんなに難しくても解るんですね。サーフィンをやっているので、朝観てから出掛けたりしてました(笑)。」
観る側から出演する側になった感想は?
「子供に確実に嫌われますよね。でもそれも本望です(笑)。友達の子供とよく仮面ライダーごっこをやらされてたんですよ。子供って昔のから今のものまで詳しいじゃないですか。ベルトをして『変身!』の後には、私が悪役にならなくてはいけないんです。よく『ここで死ななきゃダメなんだよ』と怒られながらやってました。まだ『(NEXT)はどうだった?』と聞いてないんですけどね。まさか本当にやるとは。そういう意味では下地はあったのかもしれませんね。
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子供たちの反応も楽しみだが、その他の反響はあったのだろうか。
「名前を見つけたらしくすぐに電話がかかってきましたから(笑)。反響は大きく感じましたね。男の友達からは『仮面ライダーにでられていいなぁ』って。尊敬されました(笑)。みなさんやっぱり思い入れがあるんですね。女の子からは『イケメンに囲まれていいなぁ』って。でも逆に、仮面ライダーを演じる方がそうとうプレッシャーが大きいんだろうなとも思いました。」
プレッシャーという意味では怪人役はどうだったのだろう。
「割と自由にやらせてもらった感じでした。田崎監督は、お芝居の部分ではあまり指導はありませんでした。でも未だに監督の言葉で憶えているのが『歩き方が人間っぽい』って。『なーんか人間っぽいんだよなー』とつぶやいているんです。人ではない部分で悩んだりしましたが、質問すると丁寧に答えて下さったり、実際にやっていただいたりで、とても勉強になりました。芝居の巾が広がった気がします。」

さて、仮面ライダーTHE NEXTもDVD発売ということで一段落となるのだが、今後の益子さんはどういった活動をされるのだろう。
「もちろんお芝居です。一期一会ではないですけど、一つ一つの作品で役者って変わってくると思うんです。黄川田さんを始めとしたお芝居のできる役者さんたちとご一緒できたのもスゴいことです。田口トモロヲさんの演技を真近で見させて頂いたりもできたので、もっともっと頑張らなくてはと思いました。」
最後に、もしまたライダーや戦隊出演のオファーがあったら?とも聞いてみた。
「次は(森)絵梨佳ちゃんのようなヒロインで(笑)。試写でも『死なないで!』と思ってウルッと涙が出ちゃいました。個人的には可愛らしくて好きなんです。」
そんな希望を聞くと、ぜひ次回は可愛いヒロイン役の益子さんに会いたいと切に思うのだった。











