メットオフの大翔。
![]()
ゴーオンジャーの放送が終了して2ヶ月経つけれど。(今日は4月)
「もうそんなに経ちますか。終わった気がしませんね、まだ(ファイナルツアーで)大翔を演じる機会もありますので。」
毎日早起きして、現場に行って、撮影してということは、今はしてないんだよね。懐かしさに変わったりは?
「どうですかね。何か新しくなっているんです。懐かしいという感覚は終わって、次の感情が生まれてきています。メンバーと顔を合わせて、その顔をみていると、スッとゴーオンジャーに入れるので懐かしさは通り越しました。」
映像ではなく、ステージなどライブ中心の生きたゴーオンジャーになったという。
ウイングスとして登場してから8ヶ月くらいかな。その頃のことは覚えている?
「役作りのことばかり考えていました。」
オーディションだったのかな?
「プロデューサーの方から連絡頂いて・・・。顔合わせというカタチでした。」
怒りの大翔。GP-29。
ライダーに続いて、戦隊でも新しくヒーローをやらないかと言われた時はどう感じた?
「最初は、やるか?やらないか?との問いかけだったんですが、もちろん『やる!』と。仮面ライダーをやっていたので、全く違うものにしなくてはな、と思いました。参加してみるとまず、環境の違いに驚きました。スタッフさんの対応から何から何もです。今まで戦隊をやってきた役者友達から聞いてはいたのですけど、ここまでファミリーなのかという位ファミリーしていて、しかもゴーオンジャーは更にファミリーな現場でした。キャスト同士もスタッフさんとの距離感もです。合宿生活に近いですね。」
そこはどう思った?
「最初は慣れなかったですね(笑)。でも入ったからは、そこのやり方があると思います。最初は慣れなくても、それぞれに意味があるんですね。例えば、持ち道具や衣裳とか自分の管理するものには自己責任を持つということです。もちろん全部ではないですけど。自分の変身道具とか愛用品に対する責任感が、自分の役に対しても芽生えてきます。新人の役者が多いからとかではなく、そういうことも必要なのではとも思えました。それだけの時間もとってくれましたしね。」
キャリアを積んできた中で新人たちと同じラインに立った時、新たな発見はあった?
「みんな無知な故に、大胆なところがありましたね。例えば本番中に、アフレコがあるからと騒いでいたりとか。そういう所は引き締めなくてはいけないと思いました。この現場をまとめなくてはいけないと。ま、僕は役者ですから、監督でもないので微妙な立場が面白かったですね。
でも何より大切なのは、大翔というキャラクターをどう出していくかだったので、そこはなんとか集中して頑張りました。」
大型哺乳瓶を持って。GP-41。
![]()
キャラクター作りで一番悩んだことは?
「これだけは!、というのはあれですね。仮面ライダー(カブト)の矢車という役は3パターンあったんです。自分もそれに気合いを入れて3種類演じてきました。
劇場版とパラレルワールド、キックホッパーで帰ってきた矢車。それぞれ全部違う色をだしてきた中で、更に違う色を求められました。かといって、どれとどれの中間だとも言われたくなかったんです。」
けっこう任されていた?
「そうですね。全部投げられました(笑)。監督も『こうしてごらん。』とか何も言いませんでしたし。最初の頃は、ここで腕を組むのかとか、動き一つとっても細かいところまで、考えて考えて演じてましたね。思ったとおりやって、と言われてました。」
方向性なんかも?
「(設定で)ある程度はありますよね。第六感を持っているとか。また、僕にとっては美羽という存在も大きいので、美羽に対してどう接していくのかも考えました。美羽のお芝居を見て『あ!こういう芝居をしてくるのか。なら、アニはこういうふうにやったらガチッとはまるな』とか、色々な所にヒントが転がってました。」
登場回以降の大翔は、自分の演じる大翔がどんどん脚本に反映されていってたりして。
「そうです。それは有り難かったです。脚本家の方が毎回『どうしたい?』と、話に来て下さったんです。それは、とても嬉しかったですね。『次回こういう脚本を考えているんだけど、大翔ならどうするのかな?』『どういう話がいい?』『大翔にしかできない回を作りたいよなあ』って。生身のアクションとかはどういう風に生かそうかとも考えていました。」
そうやって作りあげてきた大翔像だけど、ライブショーで見せる大翔とのバランスなんかは?
「最初から思ってはいたんですけど、大翔という人間は成長していくんですね。
短い時間で成長するというのは、大人としてではなく見た目の犬の一年のような。言い換えれば、小学6年生が中学1年生になるくらいの変わりようです。僕はライダーで経験したことがとても良かったと思います。当時は脚本に驚かされることばかりでしたね。『こうくるか!どう演じよう?』と。決め打ちし過ぎてもダメで、自由に演じなくてはいけないんです。だからそのように最初から分かっていたので、真の大翔というのはやっていく内につくられていくと思ってました。
後は、周りから導かれていくもの・・・何を求められているのか?そして、役者として何をするべきなのか。でもそこらへんは深く考えず自然に(笑)。」







