ドックーゴ。ぷーこりんの父親。

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「ドックーゴ・・・極道を逆さにしただけなんですが(笑)」
そんなコミカルなネーミングとはうらはらに本物(?)の迫力を感じる。
「どうでしょうかねぇ。(朝早くから)スタッフの方が刺青を器用にしてくれましてね。もう霞さん(注1)に負けないくらいに(笑)」(注1:霞涼二/映画やVシネマでも数多くの刺青・メイクを担当する刺青師)
そんな現場が、まさか東映の子供番組とは! それにしても久しぶりの出演である。
「ジャンパーソンで僕と河合(宏)君と高畑(淳子)さんと三人で敵役(注2)をやって、途中から僕はビルゴルディになって戦うんですけど、それ以来ですね。戦隊もいまだに続いているというのはすごいことだと思います。」(注2:河合氏はジョージ真壁、高畑氏は綾小路麗子を演じる。ちなみに河合氏の当時のクレジットは高橋和興の名である。)
製作現場の雰囲気などの印象はどうだったろう。
「まるっきり変わってないところに驚きました(笑)。やはりフィルムで撮っていてカメラマンも松さん(松村文雄氏)で同じだし、当時と変わらないスタッフの方もいて『ああ、時代がそのままそこにあるんだ』と思いました。もちろん若いスタッフもいて、みなしっかりとしてやる気の無さそうな人など誰一人としていないとも感じました。」
体の動かせる内は動いてみたいと言う菅田さん、今回のアクションなどはどうだったろうか。
「少しだけ動きました。本当は、自分でバイク屋に行って背当てのサポーターを買ってきたんです。『転んでも落ちてもいいよ』みたいな格好でサポーターも用意して行きました。埼玉の山奥の採石場とかで撮影するものだと思っていたので、まさかお台場なんて思っても見ませんでした(笑)。こういった作品は手作りなんですよね。」
東映ヒーロー番組ということですぐに現場のビジュアルが思い浮かぶあたりはさすが!な感じである。そして、キャスト自らの工夫にも支えられてこれまで作品がつくられてきたということも、このエピソードから想像できるだろう。
さらに腕を組みながらしみじみと続ける。
「こういう現場こそ原点なんだなと思います。京都(撮影所)とここの研修所を含めて、東映というのが僕の原点ですから。」
早朝から準備をしたという刺青メイク。

「特捜ロボ ジャンパーソン」('93)に登場したビルゴルディと変身前の姿・帯刀龍三郎。
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「俺は下戸だ!」とケガレシアをにらみつける。

長ドスを抜いて大迫力でせまる。
ドックーゴと勝負をするはめになる連。
「ケンちゃん(大葉健二氏)がやってた番組に出た時に、アフレコがなかなか上手くいかなかったんです。怪獣にやられる数秒間をアドリブでやらなければいけなかったんですよ。(監督が)もっと喋ってくれというのになかなかできない。『アー』、『ウー』としかできない。その時ちょうど、悪役で曽我町子さんがいらしていて『色んな事を書いてみなさい』って。それで『助けてくれ』とか『なんだコレは?!』とか(台本に)色々書き込んでやっとオッケーをもらいました。曽我町子さんもイヤイヤながら(笑)でしょうけど教えてくれたんです。アフレコはそれ以来苦手でして・・・ジャンパーソンは全部アフレコでしたけど(笑)。」
ならば今日のアフレコも苦戦の予感が?
「いや、もうなるように(笑)。映画の現場もアフレコは多いですからね。」
このあとアフレコルームではレギュラーキャストとまた顔を会わせるわけなのだが、撮影中には何かコミュニケーションをとったりしたのだろうか。
「僕は現場でまるっきり話さないんですよ。なかなか他の人と話さなくて。」
そういうことでの苦労もこれまでにはあったらしい。
「昔は演技プランなどなかなか監督さんに伝わらなかったんです。けれど今回は制約のある中である程度受け入れてもらいました。まあ子供番組ですからね。賭博シーンがあっても本物の賭博ではない、お酒も飲めない! よく思いきってヤクザを登場させたなと思いました(笑)。」
コワイ人という象徴的な役柄の存在感としてはピッタリだったと感じたことを伝えてみる。
「本当はもっとシビアにやってみたいんですけど、子供番組ということもあってどこかに救いの逃げ道みたいなものを役者として求めてしまうんです。」
トボけた感じなどだろうか?
「そうそう(笑)。でもそれがどうかなって。実は子供はそんなものを求めていなかったりして。映画を観る力は子供の方があるのでは、と思ったりします。」
キャラクター設定にもきちんと取り組まれている印象を受ける菅田さん、もちろん出演前に番組も見たとのことだった。
「ゴーオンジャーを拝見したら、やっぱり良いですね。普通に安心して見ていられるのが良いです。」
それでもやはり子供向けのキャラクター作りはなかなか難しいとのこと。そのせいか大人向けにこんなことも。
「次はゴクレンジャーみたいなのがあってもいいですよね。日曜の朝はゴーオンジャー、深夜はゴクレンジャーなんて面白いですよね(笑)。」
ハードな戦隊、観てみたい。







