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| 東映作品はその歴史が示すとおりたくさんあります。その中で一番のお気に入りは? と聞かれたら、みなさんはどの作品のどのエピソードを選びますか? 作品の数、エピソードの数だけみなさんそれぞれの熱い想いがあると思います。今回はこの方の熱い想いをうかがいました。 |
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『ジュウレンジャー』といえば、戦隊シリーズの中では初めて本格的にファンタジーに取り組んだ作品だと思うんですけど(当時からパソコンゲームのRPGのシナリオなども手がけられていたメインライターの杉村升さんの功績は大きいと思います)。自分の中では戦隊ロボがロボで無くなった(守護獣っていうんです)作品であるということと、初めて6人目の戦士が追加された記念すべき作品であるという点が最も重要なポイントです。 |
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『ジュウレンジャー』を僕が担当することになったとき、やはり一番力が入ったのが「DX 大獣神」でした。恐竜戦隊でありながら、恐竜といえるのはティラノサウルスとトリケラトプスと、プテラノドン(厳密にはこいつも恐竜ではないのですが)だけで、マンモスとサーベルタイガーは哺乳動物という不思議な構成でした(正確には“絶滅戦隊”ってことだったのか?)。個人的にはオーソドックスな平面で構成された戦隊ロボも好きなんですが、せっかく今までにないモチーフの戦隊ロボを作るんだから、今までにないフォルム(いわゆるガンダムっぽい抑揚のある体と肩アーマーとか)と往年のポピーロボットへのオマージュ(『百獣王ゴライオン』のように左右の脚が黄色と青でつま先に動物の顔が付いているとか、『大鉄人17ーワンセブンー』のように、獣戦車ダイノタンカーがゆっくりと起きあがって人型が完成するところとか)を狙って作業を進めた記憶があります。結果的に力強く且つ繊細な面構成が入り交じった絶妙なバランスのロボットが、もとい守護神が仕上がりました。 当時はデザインを担当していたプレックスのメンバーも新しい若い血が続々と増えていたころで、その辺りも非常にプラスに働いていたように思います。できあがった商品は今回ご紹介しているエピソードでも、ところどころにミニチュアの代わりに出演していたりして、当時とっても嬉しかったりもしました。 |
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