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←お金を払ったことのないナツキちゃんは、なあ〜んに気にせず豪華な料理をパクパク。
↑自販機に「何かいる」と、ロボコンは一芝居打ってナツキちゃんを驚かす。
 このお話が大変だったのは、一日でロビーナとナツキのシーンを交互に何度も撮ったことですね。もちろん着替えて化粧もちゃんとやり直して。本当は、伊集院ナツキを演る日、ロビーナを演る日ってなっていたんですけど、お天気の関係とかでその時はロケの場所に合わせて撮ることになって。「じゃあ、ロビーナも」って呼ばれて、全部直してそのシーンを撮って、そうしたらまた「じゃあ、ちょっと晴れているから伊集院ナツキも撮っておこうか」って、「あぁ、大変だな」って思いながら(笑)やってましたね。
 二役で遭遇したときに相手のほうを誰がやろうかっていうのを、現場で考えて実は私のマネージャーさんがやったんですよ! 同じ体型だからって。今だとちょっと私のほうが背が高くなっちゃったんですけど、背格好が今でもそんなに変わらないですよ、洋服も一緒だし。ロビーナの衣装が如何に暑いか、分かってもらえたみたいです。すごいんですよ、これ素材がビニールで通気性が悪い上に、中は肌色の全身タイツなんです。それが蒸れちゃって。トイレ行くときとかは、全部脱がなくちゃいけなくて大変! すごい暑くて大変でしたね、夏場は。冬場は逆にタイツなんですけどそこだけが、風通しが逆に良いんですよ。異様に良くて寒いんですよ。でも伊集院ナツキの格好は涼しくて軽くて楽でした。

↑ロビーナちゃんの後ろ姿、一体誰が!? 驚く無かれ、なんと加藤夏希ちゃんのマネージャーさんだったのだ! 二人が並ぶとまるで姉妹のよう。

 撮影中にロビーナの衣装のスカートの丈が、どんどん短くなって行っちゃって、「100点満点 ロボコンたいそう」を撮ったときなんてパンツ丸見えで。ちょっと坂を後ろ姿で駆け上がって行くシーンも、これ満点さんの時(第19話)なんですけど、その時もパンツ丸見えで。こりゃ、マズイってことになりましてもう一着作ってもらったんですよ、スカートを長めにして。それが撮影中盤くらいに作ってもらったんですけど、最終回くらいにはまた短かったです(笑)。どんどん背が伸びちゃって。
 夏バージョンの服を作ろうかという話は出ていたんですけど、いつの間にか流されて。さすがにミニスカートになっては…ね! スカートの丈だけが短くなっていくんで、衣装さんがスカートを小さくしているのかな? って思いました。なので、ある回を見ると、急にスカートが長くなっているんですよ。
 これが一番初めのドラマの撮影、お仕事としても初めての作品なので、初めからすごい試練で鍛えられましたね。しかもコスプレの道へ踏み出した作品でもあって。ドラマも初体験でコスプレも初体験でした。
 
 この作品で本当にやれて良かったと思ったのは、アフレコですね。私、前から声優さんみたいなこともやってみたかったんですよ。もちろん、声優さんも大好きで。ロボコンの声の伊倉一恵さんを初め、矢尾一樹さんとか山口勝平さんとかすっごい豪華メンバーで、アフレコの時だけかなり緊張していました。オンエア見ると声だけ緊張しているんですよ、表情は普通なんですけど。しかも撮影終わって別の話を撮っているときに前の話のアフレコをしてたんで、すっかりセリフも忘れているんですよ。だから台本を目の前に広げて…自分の顔に声に口にあわせるのが大変で、声優さんは大変だなと思いましたね。
 林原めぐみさんが好きなんですよ、その系統で一緒に出演していた山口勝平さんとか知っていましたし、『万能文化猫娘』では猫が林原めぐみさんで、その飼い主役が伊倉さんで。だから伊倉さんに会ったときは、一番初めに「あの!すみません。‘ヌクヌク’って言ってもらえませんか?」って。『美少女戦士セーラームーン』のルナの声の藩 恵子さんには「うさぎちゃん!」って言ってもらったんですよ。もう! どちらも感動で、感激でしたね。なんか不思議な感じでした。貴重な体験をさせていただきましたね。
 もちろん、役者さんもすごくて、渡辺いっけいさんと未唯さんがパパとママだし、また別の回では『はぐれ刑事』の藤田まことさんがサンタクロース役でゲスト出演してくださって。いっけいさんも未唯さんもめったにお会いしなかったので、この伊集院ナツキの時にきちんと面と向かったシーンでお話ししたって感じですね。『ロボコン』は本当に豪華メンバーですね。これでいいんですか? みたいな。これでありですか? みたいなくらい。

 撮影現場では男の人が多かったんですけど、ロボコンの中に入っている人が女性だったんで♪ 私、やっぱり初めはとってもシャイだったんですよ、当時は! 初現場で初ドラマだったということもあって。本当にカチンコチンで人の名前も呼べずに、でもだんだんと役者さんやJAC(現・ジャパンアクションエンタープライズ)の役者さんとも仲良くなりまして、もう、仲良くなったらロボコンの中に入っている方のお家に泊まりに行ったりしました、今でも仲良いんですよ。
 ロボット学校へ行くとみんな着ぐるみで私だけちょこんとして、なんか肩身が狭かったですね。オンエアで見ると綺麗に声が入っているんですけど、撮影中は中の人がしゃべっていて、しかも着ぐるみの擦れ合う音が「ぎゅうぎゅう」言うんですよ、それが私だけ鳴らない、ってちょっと寂しい思いでしたね。しかもみんな大きいんですよ。私も背は大きいですけど、ロボットは横のボリュームもあるんで。それでいてロボット学校が意外と狭くて、余計に肩身が狭い思いでした。でも楽しかったですね。



↑栗原家の人々に囲まれるナツキちゃん。実際夏希ちゃんと未唯さん達の一緒のシーンは少なかった。

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