
↑決して人間を傷つけないバラリベンジャーを、オーブルーは心打たれ助けるのだった。

↑共感したオーブルーは、バラリベンジャーに自らの“超力パワー”を分け与える。 |
いつもだったら、戦隊のフォーマットとしては必ず巨大化するパターンですから、僕は「やっぱり巨大化しなくっちゃ!」と言っていたんです。僕は基本的にパターンが大好きですから(笑)。ところが、やはりどう考えてもこの話では巨大化はいらないように思えたんですね。ただ、巨大ロボ戦を削るということは、僕がいつも一番得意としているところを削ると言うことですから、他のシーンを余程おもしろくしないと、「何をやっているんだ、君は」と言われてしまいます(笑)。それでも必要ないと思って当時のプロデューサーの方に電話で相談したんですよ。「色々考えたんだけど、これは巨大化をやると逆にしらけます」と。プロデューサーも最初はやはり「子供たちはそこが見たいんだから」などいろいろとおしゃっていたと思うんですよ。でもなんとか説得して、OKしてくれたんです。実は井上さんもやめたほうがいいと思っていたみたいなんですよね。ただ脚本家としてプロだから、そうは思っても脚本にはちゃんと巨大ロボ戦を書いていたわけです。特撮監督の僕がその巨大ロボ戦をカットしたので、井上さんにはかなり意外だったみたいですね。そして、僕は巨大ロボ戦をカットした改訂稿を出したんですよ。
その改訂稿を見て、カメラマンのいのくまさんが喜んでたというのが印象的でした。いのくまさんも脚本読んだときにいらないと思ったらしいんですが、いちカメラマンの立場からはそんなことは言えませんよね。ただ、たぶんほとんどの人がそう思ったと思いますよ。しかし、僕がそこをカットするとは思えないですよね、普通(笑)。 |