男の子のようだった彩乃ちゃん。小学生になってもやんちゃだったのかな?
「やんちゃというか、運動をすごいしてたんですよね。私…未だに折り紙が折れないんですよf(^_^;。外で遊ぶ癖があって、家の中であまり遊ばなかったんで。よくびっくりされるんですけど、鶴とかもまったく折れないんですよ」
 もしかして、じっとしているのが苦手だったのかも知れない。男の子だって折り紙が得意な子はいるわけだし…。
「本当に男らしく遊んでいたというか。小学生のころはよくスケボーをやっていたんですけど、傷だらけですよ。坂をガーッと行って背中とか傷だらけになったこととかあるんです。友達も男の子が多かったですね、基本的に今でも。男の子の中にいる男の子、みたいな、私も男の子みたいな感じで馴染んじゃうんですよ」
 彩乃ちゃん、自分が女の子だって知らなかったのでは?


「お姉ちゃんとも、家の中でふたりで遊ぶって無かったに近いですね。でも、ブロック遊びとか好きだったのをすごく覚えているんですけど、お人形遊びとかしなかったと思うんです。小さい頃に遊んでいたのは…何だったんでしょうね。傷だらけだったっていうのは覚えているんですけどね(笑)。木登りとか鉄棒とか。登り棒とか登るの早いですよ。野生児みたいですね、私!。猿のようですね。実家のほうは猿、出ますからね」
 野生児は言い過ぎだが、自然児に近い感じだ。家の周りの野山を文字通り駆け回っていたようだ。
「遊ぶところには困らなかったんですね。山に行ったり。今でも歩くのはすごい好きですね」


 さて、そんな彩乃ちゃんだが何故か高校は女子高校へと進学した。
「男っぽい私が女子校に行ってしまって、年下にファンができちゃったんですよ(^o^)」
おお! 宝塚状態!
「私、行事ごととかに一番燃えるタイプで、選手宣誓とか「やりたい!」って…目立ちたがり屋だったんですかね? イベントとか大好きで、後輩にも「あの先輩、かわいい」じゃなくて「カッコイイ」って。そのころもやっぱりすごいショートカットだったんで、「彩乃先輩、カッコイイ」ってイメージがすごい強かったです」
 こんなに華奢で小柄なのに、後輩にモテモテ。女子校でもてるのは何も背が高くて頼もしい人ばかりではない、と言うことか…? と、言うことは当然バレンタインデーともなると…
「もらったことありますね、チョコレート(^o^)。でも、すごい嬉しいですね。「かわいい」より「カッコイイ」ってすごい嬉しかったりするんですよね。同性から憧れられるのって、とても良いことだと思うんですよ、すごい嬉しいし。だからファンレターでも「優衣ちゃんみたいな女の子に憧れます」って言われると、嬉しいなって。優衣ちゃんはちょっと気が強い、カッコイイイメージなのかな?って。そういう優衣ちゃんを憧れてくれるってすごい嬉しいんですよね」
 なるほど、高校生時代に優衣ちゃんの土台ができあがっていたようだ。だとすると優衣役を射止めたことは、高校時代の友達からしてみれば当然と言えば当然なのでは?
「彩乃っぽいって。でも、「彩乃はあそこまで真面目じゃないね。優衣ちゃんはあまり笑わないけど、彩乃は笑いがいっぱいある子だから、そういうところは正反対だね。彩乃は明るいけど、優衣ちゃんは暗め、ダークな部分がある」って。それは優衣ちゃんの小さい頃のせいだと思うんですけど。私には、優衣ちゃんの私とは正反対な部分が、また新鮮なんですよね。自分と違う自分を演じられるっていうのが」
 やはり優衣役には彩乃ちゃんがピッタリだったということだろう。



 では、ここでもっと彩乃ちゃん自身のことについて聞いてみよう。
まずは趣味から。
「運動とかスポーツとか。最近は本を読むのがすごく好きになって、でも家で読むのは嫌いなんです。カフェとか行って読むのがすごい好きで、ソファとかがあるところで、3時間くらいずっと読んでいたりとか」
 ほ〜。じっくり落ち着いた時間を過ごしてるようだ。しかし、街中のカフェでは、「優衣ちゃん!」と声を掛けられることがあるのでは?
「たまにあるんですけど、いつもはメガネをしているんで。メガネもすごい好きで…」
と、今日も持ち歩いているというメガネを見せてもらった。ちょっとオシャレな赤いフレームで、若い女性が使う普通のメガネだ。しかし度が入っていない。完璧伊達メガネ。
「普通のメガネなんですけど、こうやって…勉強できそうなんですよね(笑)。OREジャーナルの島田菜々子っぽい? これで普通にして本を読んでいるんですよ」
と掛けてみせてくれた。
 そのほかにも買い物が好きだと言う。さらに最近ハマっていることがあると言う。
「サボテンを育てるのにハマっていて、花を咲かせるぞ!って思ってます。そのために話しかけたり、音楽もすごい聴かせますね。ノーダウトとレッチリ(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)がすごい好きなんですよ。いつもガンガン聴かせてるんですけど(笑)。あと、友達がバンドを組んでいるんで、そのバンドの曲を聴かせてあげたりとか。“INORI”も聴かせますよ(笑)。ガンガンロックを聴かせたあとは“INORI”で癒し系、みたいな。こう波を作って成長させていこうかなって(^o^)」
 “INORI”はみなさんご存じのとおり、『龍騎』最終回で流れた優衣ちゃんこと、彩乃ちゃんが歌った挿入歌。彩乃ちゃんはこの曲が最終回で流れるとは思ってなくて、家で観ていてとてもびっくりしたと言う。それ以来この曲を歌うと気持ちが熱くなって、涙がこぼれてしまう。事実、この日のトークショーで熱唱した“INORI”でも、瞳はうるうる(@_@)だった。




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構成/すねやみえこ
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