では、お買い物以外の趣味を教えて頂こう。
「テレビゲーム、結構好きだから。桃鉄(『桃太郎電鉄』)とかはみんなでやれるから『ハリケン』チームでやったりとか。あとはミルク(スピッツ犬・3歳、ちなみに雌です)と一緒に遊ぶのが好きかな。写真集では同じ服を着て、もう、かわいくてしょうがないですね。ママがお世話しているんですけど」
と、満面の笑みを見せた。
「なついてますか?」
と聞くと、
「一応(笑)。お菓子あげるときは来る、あはは。あずのことを完璧に下に見ているから、ママがいるときは静かにしているのに、ママがトイレとかに行った瞬間に「ワンワン!(ごはんごはん)」みたいな感じで。で、おやつをあげても頭がいいから、ママが来るとフーン「何ももらってません」みたいな」
ペットの話はなぜ、こうも人の表情を緩ませてしまうのだろう。見ているこちらまで笑顔になってしまう。けれど、
「仕事が忙しいから、散歩にはあまり連れて行けません」
と、ちょっと寂しい一面も。しかし
「ワンちゃんグッズ、ミルクのためのものを集めたりしてますね。ミルクの洋服とかアクセサリーとか」
とミルクちゃんへの愛情は尽きることがないようだ。
「あとは『ハリケン』グッズ、超 集めてます。キャンディーが付いているストラップなんて40個くらい買い占めて、UFOキャッチャーで『ハリケン』のぬいぐるみがあったら「やろう!」ってやってるし。すごいマニア。しかも渋谷とかで。イベントをやったときにファンの方が持ってきてくれるんですよ。一番嬉しい! あればあるほど嬉しい。今「シュリケンズバット」が欲しいな〜って思ってる。この前「ゴウライチェンジャー」をもらったんですよ。プレステのゲーム『ハリケンジャー』も超 やってる」
おお! 確か、各キャラクターの声は本人の録り下しのはず。
「アフレコしたんですよね?」
「やりました! 「いた〜い」とか言うし、超 おもしろい。ゲームで自分の声がするって超 不思議。でも、すごい良かったなぁって。だって、普通のドラマだったらそういうの無いじゃないですか。CDも出さないし、グッズもないし、その点、すごい楽しいですよね。ストラップはフラビもウエンディーヌもあるんですよ、それが嬉しくて。貴重なんですよ」
と、『ハリケン』出演を心から喜ぶ梓ちゃんだが、まさか自分が芸能人になるとは思っていなかったようだ。
「芸能活動をする気は無かったの?」
と私が尋ねると屈託のない表情で
「うん。クラシックバレエを18年間くらいやっていたので、それで食べて行こうと思ってて。親もそうだろうなぁって思ってたのに、スカウトされたんで」
と、両親共々びっくりしたらしい。何せクラシックバレエは2歳から習っていたそうだ。
「ママが習わしてくれて。そのころは何もわからずに、ただ音楽に合わせて踊っているだけ。お母さんがクラシックバレエをやりたかったからみたいです(笑)」
と、ママの夢も一緒に抱えて素敵なバレリーナになることを夢見ていたのだろう。
ところが“カリスマ高校生”として雑誌にガンガン登場することになりさらには、スカウトされて芸能界入り! ご両親は反対しなかったのだろうか?
「高校の頃から雑誌には出ていたんで、パパとママはあずが雑誌に出てるのを見るのが好きだったんだよね。芸能界に入ったら雑誌とかにいっぱい出るじゃないですか、楽しみが増えるからいいんじゃなぁい?って言われて」
ここでも、ママの天真爛漫さがあふれている…。
ではパパはどんな方?
「お父さんはね、真面目だよね。無口。すごい落ち着いた感じで」
どうやら“落ち着いている”というよりは“怒っている”と見えるくらい無口らしい。マネージャーさんが初めて会ったとき、相当ビビッたらしい。しかし! パパこそが、ファン第1号なのだ! 彼女の握手会やファンの集いなどのイベントには欠かさず見に来ているという。
「嬉しいんだけど、それを表に出せないタイプだよね」
とは、娘の目から見たパパの姿。しかも雑誌でグラビアアイドルがお父さんと一緒に写真を撮る企画ページがあり、それにちゃんと出演してくれたという。
「最初はパパ、一緒に写真撮るのイヤかな?って思ったんですよ、そしたら「いいよ」って、意外で。実はものすごく嬉しかったみたいで、撮影自体初めてですごい緊張してたんですけど、ポラロイド(テスト撮影用)をもらったら「サインくれ」って言われて(笑)。それ定期入れとかに入れてて。その雑誌が発売される三日くらい前から、ママにメールとかおばあちゃんにメールとかいっぱいしてて。で、出たら「見たか? なかなか写りが良かったな」とか「会社に持っていったらみんなに誉められた」とかすごい喜んで。「パパもちょっと有名人になっちゃったから、イベントとか来たときにサングラスとかしなくて大丈夫かな」って(笑)。そしたらママが「そうよ!」って。でもエレベーターに乗ったら本当に「あ! 梓ちゃんのパパですよね」って、そしたらパパがね「どうしよう、どうしよう」って(笑)。パパは結構楽しんでますね」
なるほど(^o^)。ファンキーなご両親とお兄さん(後ほど登場)にしっかり応援されて、梓ちゃんは18歳からCMを中心に芸能活動を始めたのだった。様々な仕事をしている梓ちゃん、どの仕事も楽しいと語るのだが、いっちばん楽しいのがこの『ハリケン』だという。
「『ハリケン』ネタだと楽しいから、取材とかも嬉しい。今日も「東映だ、よし! 東映ヒーローネットだ! 行ってきます」って、みんなから「いいな〜」って言われて(にこにこ)」
と、メンバー間の会話を披露してくれた。
様々な仕事をしてきた梓ちゃんも、本格的なドラマは『ハリケン』が初めてだった。
「『ハリケン』決まった時にすぐにJAE(ジャパンアクションエンタープライズ)さんのところへ行ったんですよ、練習しに。そしたら竹田(道弘アクション監督)さんが超!怖くて。今はすっごい優しいのに。そのときはすごい怖くて。竹田さんに「なんであんなに怖かったの?」って聞いたら「初めはドカンと行っといたほうがいいから」って。あのときは本当に「うわ〜怖い、やだ〜〜」って思いましたね。実はすっごい優しくて、伊豆のロケのときも、すごい寒かったんですけど、ウェン、フラビはランニングだし、すごい風が強くてもう立っていられないくらいだったんです。そしたら竹田さんが「お前ら、今日は早く上がらしてやるから、今度がんばれよ。今日は寒いから風邪引くなよ」って。「ありがとう、ミッチー!(瞳うるうる)嬉しい♪」って」
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アクションシーンといえば、巻之四十四“御前様と凶扇獣”では、かなりアクションシーンが多かったが、そのときには特別な練習とかがあったのだろうか?
「教わるっていうより、あずができないって知っているから、みんなに持ち上げられたりして筋トレの材料に使われている(笑)。1,2,1,2,とか言って、すごいんですよ。裕二郎とか姜くんとかにいつも持ち上げられて、瞬にもこの前投げられそうになった(笑)。JAEさんはもう、軽々、パ〜っみたいな」
どうやら、軽々と持ち上げられてはアクション用のマットに、子供のように放り投げられているようだ。しかもJAEさんのみならずハリケンメンバーにも軽々と。確かにスレンダーだから、男の人だったら大抵は軽々と持ち上げられそうだ。
「みんなにおもちゃにされて、もう、それこそ、裕二郎の子供みたい(笑)」
仲の良さは親子並?? まさにお子ちゃま扱いのようだ。
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