ではインタビュー再開、まずは『ハリケンジャー』ご出演のことから伺うことに。プロフィールを拝見すると、そこにはなんと『ウルトラマンティガ』そして『ウルトラマンコスモス』にゲスト出演されていることが。ということはもしや、子供番組もアクションも慣れていらっしゃるとか…?
「ちょっと大変でしたね(^_^)。今までは『ウルトラマン』でもゲストだったんでアクションがなかったんですよ。なのに今回は「“御前様”なのに動いてる!」って感じで(笑)。私は“御前様”っていうイメージ上、ずっとどこかで座って何かを言っているだけかなぁと思っていたら、戦いの場に行くんですよ。大きなロボットと戦ったりとかする役なんで、イメージとちょっと違ってました」
ということは、今までにアクションの経験は無かった?
「アクションは無かったですね、ちょっとホラー作品で斧を振り回すとかはあったんですけど。違いますよね、戦隊もののアクションって。御前様は陰陽師チックなアクションかな、衣装が陰陽師っぽいんで。でも全然できなくて(笑)。「こういう風に動いて」って言われても、どうやったらそのように動けるんですかね、っていう感じで(笑)。アクションの方たちが始めにやってみせてくれて、「はい、これをやって」って言われるんですけど、その手はどういう動きでそういう風に???みたいな、すごい大変だったんです。もう演技どころじゃなくて、動きで精一杯(笑)。初体験でしたね。アクションのシーンが始まった次の日の帰りからもう腕が痛くて「なんか間接が痛い。何これ?」って、やっぱり筋肉痛で(笑)。腹筋とかはある程度家でやっているんで、大丈夫だったんですけど、腕ってあまり動かさないじゃないですか。ずっと手を前に上げている姿勢とか多かったんで、ちょっとそれが肩にきたみたいで「いった〜い」って(笑)。次の日同じポーズができなくて、だんだん手が下がっていっちゃうんです。「手の位置違いまーす」って言われて、大変でしたね。私が大変なんて言っちゃだめですね…ほかの人のほうがもっと大変なんで(笑)」
普段使わない筋肉を使うアクションは、きっちりと筋肉痛を招いてくれました。そんな筋肉痛はもう過去のものとなっているはずの、塩谷(瞬・ハリケンレッド役)さんたちハリケンジャー、白川(裕二郎・カブトライジャー役)さんたちゴウライジャーとの共演シーンもあるので、彼らの印象を伺いました。
「皆さん、待ち時間とかにトランポリンでバック転をしてたりとか、すごい練習していたんで、すごいなぁ、本当にできるんだぁって感心しちゃって」
おぉ! すごい! この1年の彼らの苦労も報われているね!
さらに三輪さんならではの撮影現場秘話が…
「撮影はともておもしろかったですけど、今回私、結構失敗しちゃって」
と、いきなり失敗談を暴露してくれるんですか?
「私、太陽光が苦手なんです、眩しいのがすっごいダメで。昼間の撮影がすごい多いんで、セットの中のライトは全然平気なんですけど、外の太陽光の反射は全然ダメなんですよ。レフ板の光があたると…こんな顔になっちゃってばっかりで」
と、本当に眩しそうに目を細める三輪さん。さっきまでそこには大きな瞳があったはずなのに、すっかり見えません。
「照明さんにも「全然だめ、大変な顔しているよ」って言われて(笑)。目の色素が薄いんですよ、「それで光が入りやすいんだよ」ってほかの照明さんにも言われたんですけど、たぶんそれもあって余計に眩しいんだと思います。いくら太陽を見てても、レフがパッと当たった途端こんな顔になっちゃって。太陽が一番明るいので普通太陽を見ていれば、ブラックアウトって暗く見えたりはするんですけど、目は開けていられる、っていうらしいんですけど。私はレフがピッとくると目がシュッと(笑)」
ほらほらまた大きな瞳が線みたいになって……。しかし眩しいのも我慢しなくてはいけない女優さんって、やっぱり大変。
そして当然撮影現場にはお子さん連れのギャラリーもいたようで、その反応に三輪さんはちょっとショックを受けたと言います。
「撮影現場に子供たちがきて、でも私はまだテレビに出てないじゃないですか。だから、みんなと撮っている写真とかにも写らないようにしていたんですよ。子供たちのほうをみるとすごい私を嫌がるんですよ。何でだろうと思ったら、私まだ出てないから、悪役に見えたらしくて。白塗りしていて唇が赤いんで、子供には怖いのかな?って。すごい逃げるんですよ。お母さんに抱っこされてても反対側に行こうとするくらい嫌がられて(笑)。お母さんは「御前様だよ」って言ってるんですけど、全然わからないみたいで、ちょっとショックでしたね。あそこまで嫌がらなくても(;_;)」
やはり放映前ということで、子供たちには理解できなかったようです。しかし残念なことに放映されるころには、三輪さんの収録は終わってしまうのだ。
「残念ですね」
と私が言うと
「そうなんです(苦笑)。子供たちの反応が全然見られないですからね。子供たちにはあの格好をしていないと、たぶんわからないと思うんですよ。髪もだいぶ長いし化粧も違うんで。普通にいてもお母さんはわかっても、絶対子供たちはわからないだろうなって。寂しいですね。「ごぜんさま〜」って言われて見たいな♪って。放映後に子供たちと会ってみたかったですね」
と、本当に残念そうでした。
そうそう、御前様が女の人だったなんて、キャストも予想していなかったのでは? 塩谷さんたちハリケンジャーも、白川さんたちゴウライジャーもびっくりしていたんじゃないのかな?
「そうなんですよ。「女の人だとは思わなかった」って言ってました。すごい賑やかな現場なんですよ。学園もの以来ですよ、あの賑やかな現場は(笑)。カメラマンの方も最初からずっと一緒だから「お前らは最初の気持ちを忘れたのか!」って言われたりとかして。そういうので、1年っていうのは長いんだなぁって。私の撮影は1ヶ月弱なんですけど、それでも長く感じましたからね。普通の映画とかって今はそんなにかからないじゃないですか、2週間とかで撮っちゃうんで」
三輪さんの今までのお仕事の中でも1ヶ月というのは長いほうに入るという。
「5〜6年前に『サイバー美少女テロメア』っていうのがあったんですけど、それは長かったんですけど、3ヶ月くらいかな」
そうなんです。皆さんはお気づきでしたでしょうか? 1998年円谷プロ作品『サイバー美少女テロメア』で、つぐみさん、嘉門洋子さんに並び超能力少女を演じていたのです。あの過激なコスチュームは印象的だった…。
「ハリケンジャーの皆さんは、1年間もやっていて、よくがんばっているなぁって思っちゃいます。それにすごい元気なんですよね。撮影が終わってから、ちょっとみんなで集まって遊びに行ったりとかして。でも、次の日朝5時半とかにちゃんと来るんですよ。すごいなぁ!って。私はすぐに帰って寝なくちゃって(笑)。家が遠いので5時半集合だと3時に起きないといけないんですよ。だからもう10時には寝ようと思って(笑)。そうするとやっぱり仕事が終わったらすぐに帰って寝るだけ!(笑)」
それはかなり大変なスケジュールです。ちなみに、朝はまだ電車も動いていないとか。なので、自分で運転して車で撮影所へいらしているそうです。安全運転で気を付けてくださいね。
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