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インタビューする部屋に入ると、室内にあるホワイトボードに、アニメにもなった『ジャングルはいつもハレのちグゥ』に登場する、食用ウサギ・ポクテの似顔絵を描きまくっていた涼子ちゃん。そんな姿はまだあどけなさを残し、ティーンエージャー感バリバリ(死語?)の彼女ですが、はたして、恋愛要素のある今回の役どころを演じてみて、どうだったのかな? 試写はもう観ましたか?
「はい、一度観ました。でも、自分のシーンはあまり客観的に観られなかったですね。このときは大変だったなぁ……とか思いながら観ていたので、あまりこうでした、という感想を語れないんですが、最後のシーンは切なくて良いなぁと思って観ることができたので、ちゃんとお芝居ができてるって感じで、ちょっとうれしかったです」
お勧めは彼女の切ないラストシーンということで、どんなに切なくなっているかは、ぜひ劇場で確認してみてください。では、今回演じた美代子は、これまで演じた役と比較してどうでした?
「これまでも、変わった女の子とか特徴のある子の役は多かったので、そんなに驚きはしませんでした。ただ秘密が多い役なので、毎回インタビューに苦労します(笑)。観て欲しい所は全部ですと言いたいんですけど、中でも最初は色々なことを隠して美代子は晴彦くんに明るく振る舞ってるんですけど、これからふたりで上手くいくのかなと思いきや……な感じなので、そのギャップがすごく大きくて、分かりやすいし、悲しさ倍増だと思います。特に1回観て2回目を観るとなると、最初の方のシーンで美代子は、観てるこっちが辛くなるくらい明るく振る舞って、弱いのに強いふりをしているので、そのギャップを観て欲しいし、そこがいちばん苦労したところですね」
それでは、共演のウエンツくんはどんな人でした?
「おもしろくて、すごく優しい方でした。晩ご飯のときにゼリーが出たんですけど、私がオレンジで、ウエンツさんがイチゴだったんですが、イチゴの方が好きだったのでジッと見ていたら交換してくれました。すごくうれしかったです(笑)」
それはまぁ、男子たるもの、涼子ちゃんの円らな瞳で訴えかけられたら、そうせざるを得ないとは思いますが……(笑)。それでは、ふたりの共演シーンでのこぼれ話は?
「とにかく、底抜けに明るく演じようって話をしてましたね。あと、ふたりとも病院のベッドで寝ているシーンが多かったんですが、ふたりして本当に寝てしまいました(笑)。で、私は起こされちゃったので、ウエンツさんも起こそうとしたんですけど、ぜんぜん起きてくれないんですよ。そうするとスタッフの方たちも、もういいよ起きないしっていうことになって、“ずるいよ、私も寝てれば良かった!”ってそのときは思いました(笑)。あと、点滴の針を刺しているんですけど、本当には刺していないので、液がジャ〜ッと針から漏れて、びしょびしょに濡れちゃったりとかもしましたね(笑)」
他に共演者で、エピソードのある方はというと?
「緑川あすか役の小嶺麗奈さんと一緒に、でんでん虫や蟻なんかと話をしましたね」
蟻? でんでん虫? 話した??
「ロケのときに草むらがあったりして、いっぱい虫がいるねっていう話になって、ツンツンつついてみたりとかしてました。ドングリなどもあったりして」
ああ、なるほど。虫たちに話しかけながら、戯れていたということですな。ほのぼのとした話ですね(笑)。
「小嶺さんとはけっこう一緒にいる時間がありましたね。私の漢字のテストが近かったので、一緒にテキストを見ていたら“妄想を逞しくする”という例文があって、どんな例文なんだって超爆笑してました(笑)」
高校生になったばかりの涼子ちゃんは、勉強も大事。撮影の合間にもお勉強なのだ。小嶺さんと学生生活の話なんかで盛り上がったりしたのかも? さて、他に撮影中のエピソードで何かありませんか?
「2/12(12個の内2つね)の確立で辛い団子が当たる「ルーレット団子」という団子をみんなで食べたんですけど、いちばん最初に取ったのが長石監督で、結局それが当たってたんですよ。当たってたと思うんですけど、挙動不審になりながらも当たっていないと、墓までこの秘密は持っていくと言って、いまだに真相を教えてくれないんですよ。それが気になってますね。それに、そんなことを隠してる監督が可愛くて、おもしろかったです(笑)」
そのおもしろい長石監督は、どんな監督さんでしたか?
「不思議で存在自体がおもしろい方でした(笑)。優しくて色々教えてくださるんですけど、指示がたまに解らなかったりしました(笑)。こうしてこうで、というような理詰めの指示ではなくて、こういうときはどうする? という感じで、考えさせるような指導が入るんですけど、たまにその“こういうとき”のこういうが、ありえないような状況の例えなので、“どうするの〜?”って本気で悩んだりもしましたね(笑)。でもすごく色々教えてくださったり、できるだけ分かりやすく伝えようとしてくださっているのが解るから、すごくうれしかったですね」
では、涼子ちゃんは、小さいころ見ていたヒーロー番組とかは、何かありましたか?
「そうですね『仮面ライダー』も観てましたし、女の子のでは『キューティーハニー』や『セーラームーン』も観てました。けっこうヒーロー物は好きで、最近も『仮面ライダー』はたまに観たりしますね。あと『ふたりはプリキュア』とか。『おジャ魔女どれみ』も観てました。お父さんが初代の仮面ライダー世代なので、この映画のお話がきたときは、すごい喜んで“ぜひ、やれやれ!”ってすごく言ってました」
それはお父さんも自慢だね。リアル世代にとっては、仮面ライダーに出演となれば、かなりのステータスでしょうからね。そんなお父さんに見てもらいたい所っていうと?
「私のシーンじゃないんですけど、仮面ライダーのバイクアクションがすごくかっこよかったので、そこは絶対お父さんが喜ぶなと思いました。跳んだり回ったり、アクションはとにかくかっこいいです! 母にはウエンツくんとのカップルぶりを観て欲しいですね。美代子と晴彦の悲恋ドラマが私は好きなので」
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