7月12日に行われた『仮面ライダー THE FIRST』の製作発表記者会見はライダーのフォトセッションで終わったが、その後の出演者のスケジュールは雑誌やテレビの取材で夕方まで埋まっていた。いろいろな組み合わせで取材を受ける出演者は、あちらへこちらへとホテルの控え室を行ったり来たり。そんな中、小嶺麗奈さんのインタビューが始まった。
ステージの衣装そのままの胸元が大きく開いた綺麗なドレス姿の小嶺麗奈さんは、ぐっと落ち着いた雰囲気で現れた。
「まずは製作発表記者会見の感想を教えてください。」
と、インタビューを始めると優しい笑顔で気さくに話し始めた。
「いつもはもっと緊張するんですけど、仮面ライダー1号(黄川田将也さん)、2号(高野八誠さん)が主役なので、私は基本的に気持ちは楽でした。今日は記者の方の多さと、変身後の1号と2号がステージに現れたのにビックリしました」
ヒーロー作品の製作発表ならヒーローキャラクターが登場するのは当然と思ってしまいがちだが、彼女には新鮮だったようだ。
映画の撮影はもう既に終わっているということで、この日は変身したライダーたちとは久しぶりの再会だった麗奈さん。再会の感想を伺った。
「ライダーのスーツアクターの方とは現場でもずっと一緒だったので、仮面ライダーがすごく知り合いみたいな、すごく身近な存在になっていましたね。現場ではスーツアクターの人たちはたくましくて、スタッフのようにパキパキ動いたり、監督の要求には全て応えて本当のヒーローみたいでした。アクションシーンのワンカットを撮る毎にみんなで拍手したりして、撮影現場のヒーローでしたよ」
そのヒーローとは共演シーンは多かったんだろうか?
「数えてみたら私の出番が一番多いんですよね。1号と2号の間にいる緑川あすかという役だったからどっちとも絡んでいるし、ショッカーにも3、4回襲われて、3、4回気絶するシーンも撮ったし(笑)。結構大忙しでした(笑)」
と、笑う。何度もショッカーに襲われるなんて、考えただけでもゾッとする。あすかは戦う術はなかったのだろうか? 襲われるばかりでアクションシーンなどはなかったのかな?
「殺陣みたいのは無いんですけど、ワイヤーで吊られているショッカーに襲われるシーンや、階段から転げ落ちるシーンとかありました。でも、ゴロ、ゴロ、ゴロ…くらいですけど。気絶する瞬間の芝居をアクション監督に付けてもらったりもしました」
また、アフレコでは、
「アフレコの時に、気絶する瞬間の声だったり転げ落ちるときのうめき声を入れるのも大変で。黄川田くんたちの『エイ!』みたいな戦う時の声も大変そうでした」
と、こんな苦労話が出てきた。
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