突然ですがみなさん、いい別れ方してますか?いい出会いだったものこそ、ツラい気持ちをグッと抑えてきれいにお別れする勇気が必要ですよね。大好きだったネコのフォルムをしたロボットを気持ちよく未来の世界へと送り出すために、いじめっこに無茶な闘いを挑んだ少年もいました。自身が長年プレイしてきたチームを離れるにあたり「永久に不滅」と表し、その瞬間に伝説となった選手もいました。さて、2006年3月。1年間応援してくれたファンたちに直接「ありがとう」と「さよなら」を言うために、マジレンジャーたちは全国9都市をまわる「ファイナルライブツアー」の旅に出ようとしていました。今回の先生はそのイベントを企画・制作を担当する東映(株)事業推進部イベント推進室・吉元央(たかし)室長。さあ、あなたもキャンディとともに愛と魔法の家族旅行に出るがいいさ!
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11時30分。東京駅からこのセンチメンタル・ジャーニーは幕を開けようとしていました。本日はファイナルライブツアー最初の開催地であり、この度の密着の舞台である浜松に向かいます。いんや〜実は何を隠そうキャンディ、浜松はじめて物語なんですね。行ったことないところに連れてってもらえるなんてラッキー
うなぎ、お茶、浜松オート![]()
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「ちょっとちょっと!なにボーっとしちゃってんの!早く弁当買わないと間に合わなくなっちゃうよ!」
はっ!これはこれは。ご紹介もまだですのに。吉元さん朝からお元気そうでなによりです。今日はよろしくおねがいしまーす。というわけで、まずは駅チカで食糧確保であります。お弁当選びと一言で言っても、さすがそこはプロ!若い子だからやっぱ肉かなあ、好き嫌い多い子はいないかなあ、となかなかセンシティブな作業。繊細ながらもスピーディーにチョイスしたあとは同じ分のお茶を抱えてダッシュ!なんと本日は10人分!なんでも今回はまだまだ全然楽な方とのこと。多いときにはこの倍くらいのお弁当をひとりで運ぶなんて惨事も……嗚呼、無情!そういうことなら、非力ながらこのキャンディ、お手伝いさせていただきまっせ!
ギリギリのところで新幹線に駆け込み、グリーン車の自動ドアが魔法のようにシュルリンと開くとそこには……いやーーーん!!!魁ちんだ!うら姉だ!翼だ!芳香ちゃんだ!アニキだ!ヒカル先生もいるーーー!!なにこれなにこれ現実?!マルデヨーナ世界?!
キャストのみなさん「おはようございまーす!」
夢じゃない……みなさん神々しいばかりの輝きなのに超礼儀正しいッス。恐縮ッス。そんなこんなで小津ファミリー、塚田プロデューサー、高野プロデューサーとともに一路浜松へ。(*1)車中ではご本を読んだり、音楽を聴いたり、爆睡したりとそれぞれリラックスされているようでした。ちなみにお弁当は中華が人気でした。
*1
宇都宮プロデューサーはこの日別件のお仕事でいらっしゃれませんでした。残念!

お子様がこの場にいたら卒倒するであろう現場。
富士山も通り過ぎ、アッという間に浜松に到着であります。浜松での会場はグランシップ静岡。JR浜松駅から徒歩5分、キレイ系大型ホールです。到着後、荷物を置いたら休む暇もなくミーティング。吉元さんからキャストの方々にこのファイナルライブツアーの趣旨、段取りなどが説明されます。特に強調しておられたのが、健康管理!9都市25公演、約1ヶ月の長丁場になるので、やはりそこがいちばん大事なんですよね。楽しみに見に来てくれるお客さん。1ステージ1ステージが一期一会なわけですもんね……“もう、ひとりのカラダじゃない!”といった感じなのでしょうか。過去には本番中に高熱で倒れてしまったキャストさんもいたらしい、といった話も出てみなさんやや神妙な面持ちに……そういった流れで一言求められた塚田プロデューサー、
「みんなほんとに怪我のないようにね。なんたってこの公演、夜は裏グルメツアーだし!」
それを聞いた途端、みんなの目がキラリと光ったのをキャンディは見逃しませんでした。そうですな、みなさん、その土地のおいしいものを食べるためにもくれぐれも健康には気をつけてくださーい。
キャストのみの打ち合わせのあとは振り付け師さん(*2)、司会の方を交えてのミーティングです。特に2部のトークショーの段取りには時間をかけてじっくりと話し込まれていました。“会場のお客様が知りたいことを、いかに限られた時間で凝縮してお話してもらうか”は、やはりなかなか難しいんですな。あと、実は今回の浜松公演、全国に先駆けての最初の舞台ということもあって、参考用に今後の会場に配るマニュアルビデオが撮影されるんですって。ある意味、今回の舞台がこれからの基準になるっつーことですね。うーむ、これは責任重大。打ち合わせにも熱が入ります。
*2
ヒーローネットをご覧の方々にはもうすっかりお馴染み
のんちゃん先生こと豊田典子さん。笑顔がまぶしいレディでございました。
時を同じくして、ステージ上ではキャスト、スーツアクターのリハーサルがギンギンに行われておりました。リハと言えど大迫力!こりゃあ明日の本番が楽しみだにゃー!
さて、ついに3月25日。マジレンジャーファイナルライブツアー初日を迎えました。第1回目のステージが10時からということもあって、みなさん朝早く会場入りし、チェックに余念がありません。9時15分。最終リハーサルも終了し、ついに客入れです。うーわー!大盛況!家族連れ、友達同士、カップル、孤高派……などなど本当にいろいろなタイプ・世代の方がいらっしゃいます。あと、マジジャケットを着ているお子様の多いこと!キミたちマジにキマッテるぜ!吉元さ〜ん、大入りですね〜。

マジレンジャーのおもちゃももちろん大量販売!さあみんなで床に転がっておねだりだ!
「おかげさまで。それよりキミはこんなところでなにをボヘーっとしているの?ステージはじまっちゃうよ!」
あらやだ。実はキャンディ、ファイナルのステージ見るのはじめて物語なんです。
「ええ?!じゃあ尚更見てよ!」
お待ちかねのショーであります。でもね……ここにそのあらすじやディティールを事細かに書くような真似、キャンディはいたしません。ううん、決してめんどくさいわけじゃないの。ただ私の拙い文章という名の二次元が、せっかくのショーという三次元の魅力を閉じ込めてしまうことになってしまうのがコワいだけ……読者の各々方、ショーはいいぜえ。やっぱショーはナマで見ていただきたい。ただ……これだけは言わせてくれまいか。浜松のみんな、君たちの応援の声、ステキだったよ!

公演が終わるたびに、裏では細かい打ち合わせが行われます。よりよいステージをつくるために努力をおしまないわけですな。
ショーとトークショーの合間に感動をお伝えしようと舞台袖に行くと、吉元さん、演出のATC事務所の方々(*3)となにやら相談中。早速いまのステージ中の反省点と改善点を話し合われている模様。聞けばこのプチミーティングは毎ショー終了時に行われるそう。完璧を目指すプロのお姿がここに!こうやって少しでもいいものをお客様に届けることが1年間番組を応援してくれたことに対するお礼なんですね。仁義!

ここが今回の会場・アクトシティ浜松大ホールです。ひーろびろキレイ!

見てください、この繁盛っぷり!高崎だるま市じゃないんですよ。

活気のある物販会場にてカラダが疼いてしまい売り子をするキャンディの図。つーか「マジデカ」バカ売れ!“売り子・ハイ”になりそうでした。
*3
前回の取材でお世話になりました。詳しくは特撮1年生3時間目参照!今回も舞台演出として参加されていました。
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