藤岡:今日は本当にどうもありがとうございます。35年前の思い出が甦ってきてました。こうしてまた思い出させてもらって、本当に心から感謝しています。熱いものがここまでこみ上げてますけど、まさか35年ぶりにまたこうやって変身する日がくるとは思っても見ませんでした。いや〜、皆さん、幼い頃きっとこの変身ベルトに憧れて、今日やっと夢が叶えられた方もいらっしゃるんじゃないかと思います。今日は僕にとっても大きな思い出が出来ました。皆さんとの深い思い出、大きな絆がより一層深まりました。ありがとうございます。
MC:皆さんも当時ライダーの真似をしていたと思います。今も仮面ライダーシリーズは放映されていますが、その35年間の歴史をどう思われますか?
藤岡:僕はこうして皆さんの前にいますが、当時、ライダー仲間のスタントマンやスタッフがたくさんいらして、すでに この世を去られた方も多々います。僕は今そういう方たちの想いを背負って代表としてやらせて頂いています。「仮面ライダー」に対する多くの熱い人たちの想いがこれに込められて、未だにその熱い想いが伝わって来る。そう思いますとね「仮面ライダー」は私のものじゃなくて、これに関わった多くの方の想いが凝縮されているんですね。だから私はあくまでもその中のひとりでありまして、後ろにはいっぱいの想いがあるわけです。だから感謝します! 「仮面ライダー」は僕を育ててくれた。本当のスタートだったと思うんですね。私自身「仮面ライダー」で育ちました。そして多くのことを学びました。そして現在に至っている。変身し続けて成長させていただいたと思うんですね。だから「仮面ライダー」は僕にとって人生でもあるし、皆さんと多くを共有する思い出もあるし深い絆でもある。そういう意味ではこれは次なる日本を世界を背負って行く子供たち、未来の子供たちにバトンタッチして、この想い、愛と正義と勇気、そして善と悪、正義というものをゆだね託して残して、引き継いでもらいたいと心から願っています。これは人間の心の中にある本当の本心、良心ではなかろうかと僕は思うんですよね。
|