極彩色に包まれたこのジャケット群! テレビ番組のキャラクターソングを収めたLPレコードのジャケットです。第2回で振り返ってみたEPレコード(シングルレコード)も、同じ様なテイストのデザインでしたが、サイズが大きい分こちらの方がデザイン的にも遊べるので、さらにかもしだす迫力が違いますね。
正直、小学生の頃は、LPレコードってほとんど買ってもらえなかったので、なじみがあまりないんですね。他に欲しい物があったこともありますが、この当時で1500円はしましたから(シングルレコードの3〜4枚分)、なかなか手に入れられることは無かったのです。何かLPレコードって「大人のレコード」といった印象もあったりして。たまに友だちの家で、オムニバスの主題歌集みたいなのを聞かせてもらうっていうのが、小学生の頃のイメージでしょうか。
劇中歌、挿入歌があることは番組を観ていれば、番組中に流れますから自ずと分かるわけですが、それをフルコーラス聞くことは劇中では適わないわけです。TVで流れてくるのを聞いて、おっ、この曲カッコイイ!! と思っても、大抵途中で切れたりして……。雑誌の広告などを観てその存在は知っていても、なかなか手がでませんでしたし。そのタイトルと劇中の曲のイメージから、あの曲はこのタイトルのイメージかなぁ……なんて、想像を巡らせたりしてました。
そんな高嶺の花だったLPレコードですが、今ではほとんどの曲が、何かしらCDの形で発売されており、大人になった今となっては、割と手軽に聞けてしまえるところがまた、ありがたいんだか、ありがたくないんだか……。写真に写っているLPたちも収録曲はすべてCDになっているので、このコーナーを読んで懐かしくなった方は探してみても良いかも知れませんよ。やっぱりリアル世代なので、これらの楽曲には最近の作品の主題歌などよりも愛着のある曲も多いです。今回紹介している作品だと、その独特の音楽から、作曲家の先生の名前をとって(渡辺)宙明節とか菊池(俊輔)節などと言われることが多いわけですよね。本当にベラ坊など、宙明節や菊池節で育てられたっていう感じですからね(アニメも含めて)。
さて、さらにLPレコードの思い出をたどってみると、先ほども書いたようにLPレコードといえば大人なアイテムだったベラ坊は、ずっと子ども時代が続いていたので、買うレコードといえばヒーロー物やアニメのレコードが多かったのでした。中学生くらいになると、これらのものはいい加減“卒業”してなきゃおかしいんですが……。ベラ坊が中学に上がる頃はというと、ちょうど『仮面ライダーストロンガー』辺りがその頃かと思うんですが、アニメだと『宇宙戦艦ヤマト』が始まりまして、その頃からアニメに転んでしまいました。正直、同時期の『秘密戦隊ゴレンジャー』とか子どもっぽくてついていけないと思っていたのも事実で、ほとんど観ていなかったりもしましたし。ヤマト以降、テレビ漫画は“アニメーション”〜“アニメ”と呼ばれるようになり、内容もどんどんシリアスな物が増えて行きましたから尚更です。
この当時の中学生くらいの子どもだと、何を聞いていたかといえば、フォークソングとかが全盛の頃でしたからね。ちょっと大人びたヤツだと吉田拓郎なんか聞いたりしてましたかね。アイドルだと花の中三トリオ(山口百恵、桜田淳子、森昌子)とか、天地真理とか、新しいところでアグネス・チャンとか、フィンガー5が大人気の頃ですからね。アイドルとはちょっと違う路線だと太田裕美とかイルカとか良く聞きましたかね。ベラ坊は青春ドラマは好きだったので、中村雅俊なんかもけっこう好きでしたが。なので聞くことはけっこう聞いてましたが、そんなにレコードを買うまでには至らなかったのです。アニメのレコードを買うので手一杯だったので……。そうだ! とは書きながらも、唯一ファンクラブにも入っていて、レコードを買っていた歌手がいました。「ザ・リリーズ」という双子の歌手でした。なんか“双子”っていう響きも神秘的でね、「リンリン ランラン」とかも好きでしたね。 |