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懐かしきカードアルバムたち……。みんなズタボロ。一番上のライダーのアルバムは嵐のシールが貼られています。真ん中の嵐のアルバムは裏側で、表側はウルトラマンAの絵になってます。面白いのは和泉せんべい本舗の「バロムワンスナック」で当たるアルバムで、中はただのカードホルダーではなく、手帳として使えるメモページや水に溶ける紙といったスパイ手帳顔負け(笑)の仕様になっております(でもカードは1枚も残っていない……)。 |
今回から「タイムカプセル」と称して、記憶の彼方にしまい込んでおいたモノを引っぱり出して、60年代とか、70年代のあれこれを振り返ってみよう……という企画を仰せつかりました、ベラ坊です。
というわけで、モノ……グッズをキーワードに、子どもの頃の思い出を掘り起こしていきます。若い方々にはおいてけぼり企画かもしれませが、昔はそうだったんだね……なんて読んでいただければ幸いです。
さて、第1回の今回は、70年代に最も子どもたちが狂ったグッズといえば……そう「仮面ライダースナック」の「おまけカード」。そのタイムカプセルを開いてみたいと思います。今回紹介するのはベラ坊の私物なのですが、コレクターではないので、登場するグッズの保存状態はかなりヤバイ感じです。とにかく使いまくったグッズの生き残りたちを紹介し、それらを通した当時の「記憶」にスポットを当てていきますので、そこのところをご了承ください。味があるって事で……。では、記憶の糸を辿ってタイムスリップ!!
今さらライダースナックのカードについての蘊蓄は必要ないと思いますが、カルビー製菓株式会社(現・カルビー株式会社)から発売されていたスナック菓子に1袋1枚、おまけとして付いていたカードです。
最近、復刻版が発売されて話題になりました。中身はポテトチップスでしたが、当時は桜の花びらのような形をした甘ったるいスナックで、当時発売されていた「おさつスナック」というさつまいものスナックに味がよく似ていました(というか、まんま?)。
甘いので1袋食べ切るのは子どもにはけっこう酷だったため、食べきれないスナックは捨てられる運命となり、一時、社会問題にまでなりました。ベラ坊も、よく近所の川やどぶ川に、捨てられたスナックの袋が浮いているのを見かけたものです。まったく、勿体ないことをするヤツもいたものですね。ベラ坊はかなり“一生懸命”食べてましたけどね。何せ当時は小学4年生、その頃はまだ月にいくらという小遣いの貰い方ではなく、1日に10円とか20円とか貰っては駄菓子屋にスピード全開サイクロン! という時代でした。だから1袋20円のライダースナックを買えるのは1日に1袋がせいぜい。つまり入手できるカードは1枚なわけです。貴重でしょ。何せ当時の20円といったら、5円のブロマイドが4回、10円の当てくじや大方の駄菓子なら2回、瓶に入っているバラ売りの1円キャラメルなら20個はゲットできるという大金だったのです。思えばそれで放課後〜夕方の至福の時間が買えた良き時代だったんですね。
しかし、そんな時代にも金持ちの家の子というのはいるもので、当時今で言う「大人買い」をしている子もいました。つまりライダースナックを段ボールごと買うわけです。よってカードやアルバムまで全種類持っていたりする。羨望の眼差しで見ちゃう訳ですよ。ああ、(親が)金持ちってのはこういう事か……と、子どもながらにというか、子どもらしい理解をしちゃうんですね(笑)。カード見たさにそいつの家に行くと、ライダースナックが段ボールに入っていて「好きなだけ持って行けよ」ってなもんですよ……内心あほか! カードくれよ!! そんな甘いもんいらねーよ!! な俺たち……この頃ってさして親しくもないのに、クラスメートの家に友だち面して遊びに行きませんでしたか? あのオモチャで遊ぶには、あいつの家に行くしかない! みたいな。何でもかんでも持っているヤツは少なく、それぞれが持っている物を、半ば共有物の如く遊び倒すことで満足していた俺たち……。まぁ今の子どもたちが友だちの家にゲームをしに行くようなものですが。何か当時はもっと切実だったような気がしますよ。
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