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いよいよ師走に突入し、今年1年を振り返りながらビールを飲む季節になりました。(注1)
読者の皆様はいかがお過ごしでしょうか。
プレシャスサウンド制作部は、11月28日に、いよいよ轟轟戦隊最後のアルバム、「全曲集」のマスタリングを終えて、1年間の任務を完了しました。(注2)
そういえば、1年を振り返る前に、前回の連載を書いているときには影も形もなかった「キャラクターソング」(CD1)でしたが、急遽制作が決定し、年も押し迫った12月に緊急リリースされることが決定しました。(注3)
ここ数年、出演者の協力を得て恒例になっていた企画でしたが、今年は、前回の連載でもお話した通り、劇場版の公開時期の変更に伴って、大幅に制作ローテーションがずれこんだために、番組が終わるまでにキャラクターソングをつくるのは無理かなぁ、と半ば諦めていました。でもやっぱり、恒例行事ははずせないだろうということで、急遽制作を決定しました。
すでに放送でオンエアされた曲もあるので、読者の皆様には一部の曲をお聞きいただいているかと思いますが、今回のキャラクターソングアルバムもそれぞれのキャラクターらしい楽曲が6曲揃ったと思います。
スタッフには、主題歌、挿入歌で活躍していただいてるアーティストや作家陣を配し、万全の体制で臨んだ豪華なアルバムになりました。
スケジュール的に強引な企画だったので、(注4)出演者とスタッフの皆様には大変な思いをさせてしまいましたが、それぞれの役者さんが自分の思うところの役柄のイメージを見事に歌い上げてくれたと思います。ボウケンブルー・三上さん、ボウケンイエロー・中村さん、ボウケンピンク・末永さんには作詞や作曲にも挑戦してもらい、ボウケンジャーらしいアルバムが完成したかと思いますので、是非聞いてみていただけたらと思います。
出演者の中には、それぞれのブログ等でレコーディングの様子を紹介していただいている方もいらっしゃいました。録音を楽しんでいただけたようです。どっぷり戦隊漬けになってしまう1年間の中で、楽しく音楽を作る仕事が提供できたのであれば、音楽チーム冥利に尽きるなぁ、と思いました。最後にボウケンピンクの「さくら」の仕上げを行ったのですが、これで轟轟戦隊ボウケンジャー全歌曲の制作が完了です。
今年も1年間無事に作り続けることが出来て、大変安心しました。
| 注1:毎年のことであるが、12月になると夕方以降にしらふのハホを見ることがなくなるのである。これでどうやって仕事が回っているのか不思議でならないのである。 注2:きっとハホは小さい頃に「遠足は家に無事に帰るところまで」という先生の話は一切聞かなかったのであろう。毎回注釈するが、ボウケンジャーはこれから佳境を迎えるのである。 ![]() ![]() 注3:今年のCDのリリースはやはり後半のアイテムが詰まってしまった感がいなめない。キャラクターソングが諸般の事情で12月13日にリリースされたすぐ後の年末に、今回のキャラクターソングを含む全曲集が発売されてしまうのである。さすがのコロムビアでも、いくらなんで時期が近いのではないかとの意見もあったらしいのだが、「全曲集」は一刻も早く店頭に並んだ方がいいだろう、ということで、このリリーススケジュールが敢行されたということである。読者の皆様も、お買い上げいただく商品は良く吟味してお求めいただければと思います。 注4:スケジュールが強引なのは毎度のことである。役者さんは基本的に本編の撮影やアフレコ等でばっちりスケジュールを押さえられているので、音楽の録音で時間を作ってもらうのは大変な作業になるのだ。今年も東映・大森プロデューサーと制作の青柳さんの血の滲むような努力があってキャラクターソングの企画が実現したのである。本当にご苦労様でした。 |
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てなことを思いつつ、冒頭でも触れたように、最後のアルバム「全曲集」(CD2)のマスタリングを無事終えたということで、そういう時は当然祝い酒です。(注5)実は、ボウケンジャーが始まって暫くたった頃、いつもマスタリングをお願いしているエンジニアの山下嬢があるものをプレゼントしてくれました。それがこの写真のものです。
ふたを開けてビックリです。もらったものはその場で開ける癖のある僕ですが、珍しく「よし、これは今年の戦隊を無事に完了したときにみんなでパーっと開けるぞ!!」等と思ってしまい。以来神棚に飾ってあったものでした。そして、最後の作業が完了したということで、近しいスタッフに声をかけて、まずは乾杯することにしたのです。
ということで、ここからは八木喜多恒例の現場レポートを掲載させていただくことにしました。
今年も、大変お世話になりました。来年もますます酒に励み、作品とともに皆様の心に残る曲を作っていく所存でございます。
それでよいお年を。
注5:・・・当然なわけなんだ・・・![]() ![]() |
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ということで、古巣・赤坂に集まる音楽チーム。忘年会前哨戦らしいのです。
ハホ「それでは、『轟轟戦隊ボウケンジャー』本当に一年間お疲れ様でした!
(「まだ終わってないよ!」「勝手に一人で終わらせてるよ!」と皆さん)
今日は11月も末らしいんですけど、音のプレシャス回収完了…
何か言おうと思ったんですけど…ワーイ、ワーイ、ゴーゴー!
(「やり直しっ!」「テンション低いでーす!」とまたもや皆さん)
じゃ、宮葉さん。それをボクに注いで!」
(宮葉さんハホに焼酎を注ぎつつ)
宮葉「乾杯、シフトオン! ゴーゴー!」
ハホ「ゴーゴー!!」
(もう酔っ払ってるのです・・・)
宮葉「音楽の収録及びCDの録音は全て終わりました。今年もサントラの構成と、非常に悩む曲名と、とりあえず終わりました。今年の僕的には『冒険パンチ』と『ネガティブ・シンジケート』を劇中に使えたことが『良くやった、オレ!』って感じですかね。特に『ネガティブ・シンジケート』は、なんとフルコーラスかかりましたから、4番まで。自分でもビックリしたな〜という感じです。来年もこの仕事を続けることになったので、激しくやっていきたいと思います。それにしても、著作権申請用紙(注6)、『轟轟戦隊ボウケンジャー』と書く度、もう『車』という字は書きたくないと毎回思ってました。だんだんと虫のように見えてきて、テントウムシが3匹いるみたいなんだもん!」
尾立「こんばんは。CDのブックレットを担当してます。いつも宮葉さんがCDの構成をまとめていただいているおかげで、ボウケンジャーもたくさんのCDをリリースすることが出来ました。ありがとうございました。
来年こそは、八木さんから曲順をもらいたい感じもしております。
(「ウ〜ウ〜(泣)」ハホは酔っ払っており、わけがわかっておりません)
ボウケンジャーはまだ続いていますけど、だんだんコミカルになってきたところでCDのジャケットも面白くしていいのかどうかは悩みどころでしたが…
宮葉さんのおかげでCDが最後まで出せました。
八木さんは、昨年のようにお休みしてなくても、お休みしてる時とあんまり変わりません!!」
(「あははははーっ!!」一同)
滝川「お世話になってます。今年はウルトラ兄弟の設定も復活し…(中略)。『轟轟戦隊ボウケンジャー』は、スーパー戦隊30作として、ヒジョーに派手な一年を迎えることができて良かったと思います。イベントはこれからもまだまだありますが、Vシネともどもガーン!とはじけてもらえればなと思います。とても楽しい一年でした。ありがとうございます。」
山下「こんなモノをみつけてしまい、八木と一緒に飲む日を楽しみに今日まで頑張ってきました。そして、やっと開けることができました。ケッコウ美味しいです。そんなわけで、またお会いできることを楽しみにしてます。(うふふ)失礼しました。」
ハホ「ということでですね。クルマ、クルマ、クルマ! クルマ、クルマ、クルマ! クルマが六つ。お疲れ様でした! 『轟轟戦隊ボウケンジャー』! わははーっ!
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ハホ「えーっと、30作記念作品お疲れ様でした。いろんなイベントがあった今年でしたが、まさか30作記念の年に古い超合金をこんなにいっぱい組み立てることになるとは思いませんでしたが…歌が歌だけで売れるモノではなく、オモチャがオモチャだけで売れるモノではなく、フィルムがフィルムだけで売れるモノでもなく…
ま、でも♪ボーケン、ボーケン! 皆さまお疲れ様でした!
(「さっきと変わらない!」「早くシメなさい!!」と非難ゴーゴー)
「音楽とは、1コーラスが30秒で収まるか…ということは置いといて、ゴーゴービーグル…」
(「ビークルですから!ビーグルは犬です!!」
| 注6:俗称キューシートと呼ばれる放送用の書類。音楽使用時間等を記載してJASRACに提出する。 | ||
そう! それです。ゴーゴービークルは10台あって大変なんだよ! 貴文!!(注7)って言って歌を作りました。今年一番の良くできた歌はコレかなって。一番から十番まであって、4分位で納めるのは大変なんだから。岩崎クンの『ゴーゴービークル数え歌』はイイ歌でした。ありがとうございました。
戦隊シリーズも30作を越えてだんだんハードルが高くなりますが、来年も新戦隊を迎えてみんなますます頑張っていくことでしょう。今年も皆さん『轟轟戦隊ボウケンジャー』お疲れ様でした!!」
(「だから、まだ終わってない人はたくさんいるんだから!」)
・・・・この後ずっとこのまま続く・・・
【編集後記】
ということで全く支離滅裂な締めくくりになりましたが2006年も八木喜多をご愛読いただきましてまことにありがとうございました。来年も連載の継続が許されるようであれば引き続きご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。それから、今回の打ち上げはお馴染みの赤坂「山賊」で行われましたが、「轟」(お酒)の持込をご快諾頂きました。「山賊」の井上店長、ありがとうございました。それで皆様、よいお年を。。
| 注7:岩崎貴文氏 | ||
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