まず、今回のキャストのラインナップからご報告させていただきます。
オープニングテーマ、歌はNoBが担当します。キャラクターソングでは、リリース当時大ヒットを記録した聖闘士星矢の主題歌「ペガサス幻想」を歌ったハードロックバンド「MAKE-UP」のボーカリスト「山田信夫」といえばなるほど、と思う方もいらっしゃるでしょうか。昨年は、聖闘士星矢がの20周年を迎えることもあって、劇場用新作のテーマソングを歌ったり、イベントに出演したりと、ファンを喜ばせる活動も目立ちました。新たなキャラクターソングの新曲が望まれている熱いボーカリストで、満を持して戦隊主題歌に登場です。戦隊シリーズでは、マジレンジャーでウルザードの歌「魔導騎士ウルザード」も歌っていただきました。まだ聞いてない人はすぐにCDショップでマジレンジャーの全曲集「マジカルサウンドステージ2ソングコレクション」(COCX-33274)をゲットしてチェックして下さい。ちなみに、最近「MAKE-UP」の全曲集CD-BOXも発売されていて、ハードロックファンならずとも、チェックしておきたいアイテムになっています。この機会にお求めいただければ幸いです。(注2)
そして作曲、歌う本人が担当しています。戦隊シリーズの主題歌は、ここ数年まず楽曲を決めてそれから歌手を決めていくのですが、今回の曲はたくさん集まったデモテープの中でもずば抜けて評価の高い楽曲でした。今回のシリーズのテーマである冒険への熱い想いと正統派の強いヒーローを表現したい、ということでたくさんの曲が寄せられましたが、原作の八手三郎にイメージしてもらった仮詞(注3)をベースにしつつ、うまくオリジナルのフレーズを加えて完成形のイメージが掴みやすい仕上がりのデモテープでした。その仮歌(注4)のイメージが強く残り、最終的には歌までお願いすることになったわけです。
作詞は去年に引き続き岩里祐穂。今回もオープニング、エンディングテーマの両方をお願いしています。編曲はアバレンジャー以来戦隊主題歌にはかかせない編曲家・京田誠一。今回もオープニングに相応しい編曲を聞かせてくれています。
エンディングには、サイキックラバーが起用されます。特捜戦隊デカレンジャーのオープニングテーマですっかり戦隊ファンにはお馴染みになったバンドですが、30作記念の節目にエンディングテーマを担当することになりました。今回の楽曲は、楽曲を集めるときに、冒険というテーマともうひとつ、乗り物の疾走感を格好良く表現した曲が良い、という要望があって、そこがうまく表現できているということで選ばれた楽曲です。どちらかというとオープニングテーマ的な印象が強い楽曲ですが、今回の楽曲は両方ともメインテーマに相応しい楽曲の組み合わせにしよう、ということでこの2曲の組み合わせが決定しました。レコーディングに入る前の作業では、特に作詞の打ち合わせは慎重に行われました。
岩里さんに相談したのは、どちらもオープニングテーマ的な曲なので、詞の内容が似たような内容になってしまうのを避けて、歌詞の世界観でオープニングテーマとエンディングテーマの差別化を図りたい、ということでした。年末に打ち合わせをして、お正月をはさんでの仕事になってしまったので、大晦日から正月にかけても歌詞のやりとりを行いましたが、日笠Pの「オープニングテーマはボウケンジャーたちの歌に、エンディングテーマは冒険をする者たちの歌にしたい」という意向がうまく表現できた仕上がりになったかと思います。主題歌のシングルCDは3月8日にリリースされます。フルサイズの仕上がりと合わせて、2曲の歌詞の世界観にも注目して聞いていただければと思います。ちなみに主題歌のシングルCDには、今年も初回特典のステッカーが封入される予定です。年々、初回盤の品切れが早くなっていますので、当コーナーをご愛読のお客様におかれましては、初回特典シールが手に入らないことなど無きように、発売日にご購入されることをお勧めいたします。
次に劇中音楽ですが、轟轟戦隊の音楽は中川幸太郎さんを起用しました。スーパー戦隊シリーズではガオレンジャー以来の登板になります。25作記念作品に引き続き30作記念作品での登板に、本人も気合十分です。1回目の音楽録音は1月末から行っています。その様子は改めてこのコーナーでもお知らせすることにしようと思いますのでお楽しみにしていてください。
今回も、音楽を統括するのは作品の録音監督でもある宮葉勝行、そして戦隊音楽にはかかせないミキサーの三浦克弘、以下いつもの面々そして、私ハホイニでお送りいたします。
冒険音楽の華々しいスタートです! |