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そんな中、S.P.D音楽制作班もいよいよ最後の追い込みに突入。しかしなんとこの時期に入って新曲が3曲も導入されます! 1曲目は既に10月3日の放送で延々と流れたSWATモードの曲「SWAT ON デカレンジャー」。毎年恒例のアクション曲ですが、今年は遂に第2弾が登場! ということでサイキックラバーがやりたい放題やってくれました。誰がこんなに大袈裟な曲にしろと言ったのでしょうか…(注3)。
次に、「デカウイングロボ」のテーマ曲、「飛べよデカウイングロボ!」。これも高取ヒデアキが期待通りの暑苦しいボーカルで燃えるロボ歌に仕上げてくれています。曲も亀山隊長がBGMとの整合性を取りつつ、最強ロボの歌に相応しい出来にしてくれました。
そしていよいよ特捜戦隊デカレンジャー最後の挿入歌の登場です! タイトルは、ズバリ「私だけのぬくもり」。通常、戦隊シリーズの挿入歌は、プロデュサーや宮葉本部長の要望(例えば、そろそろブレイクが登場するからブレイクの楽曲を作りましょう、というような流れ)に沿って制作されるのですが、たまには違うアプローチの挿入歌制作があっても良いのではないか、ということで、実は9月の上旬から、塚田P、渡辺監督、荒川さんとこっそり仕込みに入り、密かに進行していた楽曲がようやく仕上がったのでした。名付けて「特捜歌謡最前線
プロジェクト」。小さなお子様には少し馴染みづらいかも知れませんが、ヒーローネットをご覧の皆様にはきっと気に入ってもらえるに違いない1曲が完成しました。いつもギリギリの進行で、音楽制作も付いて行くのが精一杯の戦隊シリーズですが、久しぶりの本編連動型の企画で、楽曲の制作も粘ることが出来て嬉しく思います(注4)。今年の挿入歌の中では、ある意味もっとも印象に残る楽曲となることでしょう。日曜の朝っぱらからウィスキーグラスを片手に放送を楽しんでいただけたらと思います。 |
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(注3:どうやらこの曲のレコーディングの日、ハホはサイキックラバーに「後はまかせた!」とセーラームーンの打ち上げで楽しく飲んでいたらしい。すこぶる上機嫌になったハホは、こともあろうに他社のディレクターとスタジオに戻り(というより乱入し)、仕上がりのチェックをする段になって初めて荘厳なイントロが付いているのを知って絶句したという噂である。しかし実はその経緯は、サイラバが某局のラジオにゲストで出演した後、飲み屋さんで上機嫌になったハホが、突然思いついたようにサイラバに「SWAT」の曲は壮大な映画音楽とゴリゴリのロックを融合させた一大スペクタクルにしろ! と自ら発注をしてサイラバを困惑させていたらしいのだ。もちろんハホがそんなことを覚えているはずもない…)
(注4:この楽曲は脚本の荒川さんと亀山隊長の間で相当のやり取りがなされ、デモテープは4稿目が決定稿となっている。作曲であまりにも粘りすぎてアレンジの時間が取れなくなったため、急遽昨年のアバレサウンドを担当したヘルシーウイングスから高木洋氏が招かれた。若干20代にして為せるこの枯れたアレンジぶりに、スタジオではドヨメキが起こった。毎週のレギュラー番組で大御所作家のサポートを務めていると、このような優秀な若手が育つのである。いつか戦隊シリーズの音楽を1枚看板で手懸ける日を楽しみにしたい) |
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