
皆さん、こんにちは。暑いですね。
前回、お知らせしましたとおり、東映ビデオさんから激走戦隊カーレンジャーが初DVD化されるのを記念して、11年前の本番組を懐かしく振り返って音楽の面から検証してみたいと思います。まあ、検証と言ってもそんなに堅苦しくなく、思ったことを感想文のように述べていきたいと思います。「八木喜多のような明るいページはいかがでしょうか?」と編集部にお聞きしましたら、「本地さんは本地さんらしく」とおっしゃっていただけたので、自分なりの文章で表現していきたいな、と思っております。皆様の感想をお待ちしております。
『あらためて、カーレンジャーの音楽の素晴らしさについて・・・』
さて、ちょうどこの原稿を書いているさなかに、カーレンジャーのプロデューサーであった高寺成紀氏から、「東映ビデオのDVDのブックレットの原稿が上がってきたので、佐橋さんと本地さんに確認してほしい」という依頼がありました。先日、佐橋さんと私が6時間に渡って受けた取材が解説書原稿として上がってきたのです。ご興味のある方はぜひ、DVDを買ってみて下さいね。
それを、読みながら、先日の佐橋さんとの対談を思い出していました。
取材を受ける前に、高寺さんから送ってもらったCDを全部聴きながら、メモを取ってみました。とても、懐かしく、おもわず聴き入ってしまいましたが、どの曲も、今、聴いても十分に素晴らしい音楽で我ながら感心していました。
何が、こんなに今更いいなと思わせるのかなぁと考えてみますと、やはり、生楽器を使ったことによって古さを感じないという結論にいたりました。
当たり前のことですが、もし、バッハが300年前に生楽器を使った作曲をしていなかったら、300年の間、聴き継がれなかったでしょう。極端な言い方をすれば、300年経ってもカーレンジャーの音楽は古くならない・・・そういう確信を11年経って今、思うのです。これは、時間が経っても変わらない気持ちという人間の心にも似ていると思います。人間の心と同じように喜怒哀楽を表す音楽は生きているのです。当時は、ひとつひとつのキャラクターを音楽で表現していくために無我夢中で情報を得て、それを佐橋さん達、作曲家の方々の表現していただきましたが、今、聴いてみると、その、キャラクター達が、むっくりと起き上がってこちらに輝きを放ってくれるのです。
でも、やはり、その、表現を作曲という手法で絵を描いて下さった素晴らしい作曲家の方々がいらっしゃったから出来たことでもあります。そういう意味では私は作曲家を含めて、作詞家、歌手などアーティストの方々に恵まれていたと思います。ここで、改めて皆様に、ありがとうございました、と申し上げたい気持ちです。
次回は、生楽器の素晴らしさを少し、専門的な内容にまで踏み込んでお話したいと思います。
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