![]() ソフビフィギュアといえば、ヒーロー玩具の基本中の基本とも言えるカテゴリーですよね。古くは怪獣モノに端を発して、『仮面ライダー』の頃からマスクが取れるようになったり、マフラーやブーツが別パーツになったりして、進化を続けていることも、このコーナーの読者(?)であれば今さら説明の必要もないと思います。 今でこそ『仮面ライダー龍騎』のようにソフビフィギュアをコレクションすることに重きをおいたヒーロー物も増えましたが(単純に登場キャラクターが増えているという話もある)、ボクがバンダイに入った1987年頃は、現在も続いているウルトラヒーローやライダーヒーローシリーズがまだ500円だったころで、新ヒーローも『仮面ライダーBLACK』くらい。その頃のソフビ商材の位置付けは、現在程重要なポジションではなく「とりあえず作っとく」くらいのものでした。さらに少し前は、商品化権を持っているキャラクターはとにかくなんでもソフビ化する時代でしたが、キャラクターの特性や対象年齢に応じて商品化カテゴリーを細分化する傾向が出来つつあった頃だったと思います。(“キン肉マン消しゴム”の影響は大きかったな。あのころ肌色一色のミニ人形はやたら多かったもん) それでも「定番商品」としての実写ヒーロー系ソフビ人形は極めて優秀な成績を収めていて、地味な売れ筋商品ではあったのです。 バンダイのキャラクターソフビの転機が訪れたのは、私見ですが『平成ゴジラシリーズ』がスタートした頃です。 当時の担当者がソフビのガレージキットを山程買ってきて 「こんな感じのを作りたい! バンダイのソフビはオモチャっぽくて納得できない」 的なことを言い出しました。社内的にはガレキを意識したソフビ商品は何度かトライしていたものの、「変にマニアっぽい」域を出られずあまり成功してはいませんでした。しかしそのとき発売した怪獣はかなり良く売れて、その後の売価2,000円クラスのデラックス怪獣ソフビともいえるラインを構築していく礎となりました。 その後、今まで以上に「資料集め」が重要な仕事になりました。製作途中の着ぐるみを撮影させてもらう中で、手袋の内側や脇の下まで撮りまくったり、全体のフォルムを確認するためにわざわざ着てもらったり。 本当にいつもすみません、レインボーさんm(_ _)m。 ![]()
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