ピンク色の髪をしたリラと新宿で待ち合わせ・・・お供はやっぱりゼニット? しかし、目の前に現れた女性の髪はピンク色などではなく、もちろんゼニットを従えてもいない。平日の昼間とはいえ何となくギラギラしている新宿の雑踏の中で、派手なコスチュームに実を包んでいたかつてのリラとは正反対の、さわやか〜なお嬢様な雰囲気が逆に目立っている。
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2000年2月13日から2001年2月11日まで全51話が放送された『未来戦隊タイムレンジャー』で、ヒーローのタイムレンジャーたちを悩ませた悪の集団ロンダースの女性幹部、リラを演じていたのが久瑠あさ美さん。特技はチェロとモダンバレエ。お嬢様な雰囲気は本物なのだ。
さて、女性ファッション雑誌『JJ』(光文社刊)のモデルとしてデビューし、CMやドラマ、映画、バラエティなどでも活躍してきた彼女にとって『タイムレンジャー』のリラ役はどんな存在だったのだろうか?


東映ヒーローネット(以下、THN):特技がチェロとモダンバレエ・・・お嬢様なんですね。
久瑠あさ美さん(以下、久瑠):そうだったかも(笑)。子供の頃は身体が弱くて“木陰で読書”タイプだったんです。すごい引っ込み思案で人と会っても挨拶できなくて隠れちゃうような子だったんです。バレエは最初の半年ぐらいは泣きながら通って、ほとんど何も踊ったりしなかったんですって。
THN:それじゃあ、小さい頃はヒーローのテレビ番組は見ていなかった?
久瑠:いえ、『ゴレンジャー』も『仮面ライダー』も観ていたし、変身ベルトとかも持っていました。
THN:ご兄弟が観ていた影響ですか?
久瑠:いるのは姉と妹なんですよ。それでも私は近所の同級生が男の子ばかりだったという影響もあって、ヘンな話ですけれど、下着とかを仮面ライダーの絵なんかがプリントさているのを欲しがってたんです。だから小さい頃は男の子用のパンツをはいていたんですよ(笑)。
THN:お嬢様が男の子のパンツ・・・。
久瑠:おかしいですよねー。小学校の時に身体検査か何かで、「おまえ、なんで女の子なのに男のパンツはいてるんだよ」って、つっこまれて、それでやっと自分で気付いたらしいんです(笑)。
THN:どのようなきっかけでリラの役をすることになったのですか?
久瑠:プロデューサーの福吉健さんがオーディションで選考中のときに、同じテレビ朝日のプロデューサーの中嶋豪さんに「誰かいない?」って相談なさったらしいんです。その時に中嶋豪さんがプロデューサーをやっていらした『(千年王国三銃士)ヴァニーナイツ』に私が出演(阿院エレナ/レスタトス・アイン役)していて、それで推薦して頂けたみたいです。
THN:リラがあのようなコスチュームのキャラクターだったことは、わかっていたのですか?
久瑠:中嶋豪さんから「ぜひやってほしい」とお話を頂いていたので、見ないで決めています。お話では「セクシー系の悪役美女という役回りで、前年まではおへそ出しとか肌の露出が多かったけれど、今年はそうでもない」というのは聞いていました。決まってからイラストデザインを見て、お姫様みたいで意外とかわいいと思ったんです。真っ白だし(笑)。
THN:リラ役を演じることに決まったときはどのようなお気持ちでしたか?
久瑠:新たな仕事の分野、広がりができるんじゃないかと思いました。こういったお芝居はなかなかできないですから。アクション系(ジャパンアクションクラブ)の方たちとの共演とか、アフレコとか、1年間という長いドラマであるとか。同じぐらいの年齢の女の子に比べると相当好きだったので、うれしかったですね。
THN:リラのコスチュームは露出度は少ないとはいえ、かなり重そうですよね?
久瑠:そうなんですよー、肩こりがすごかったです。着るとあまり動けないし。まわりは着ぐるみばかりで身体が大きいので、思っている以上にリラは小さく写ってしまうので、なるべく大きな動きをするようにしていました。それでけっこうぶつかったりしていましたよ。ドルネロは転がると起きれないんです。それがかわいくて、みんなでわざと倒したり(笑)。
THN:あのコスチュームは暑そうですね。
久瑠:それが夏暑くて、冬寒くて。肌の露出は少なくて寒そうに見えないんですけれど、けっこう隙間があるんです。いろいろな意味で強くなりましたね(笑)。 |
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初期の撮影会で。タイムピンクと。


インタビュー当日の久瑠あさ美さん。おヘソ出しです


ロンダースの面々。中央が転がると起きられない(笑)ドルネロ。


「ドルネロの足って、こんなに短いんです(笑)」 |