THN:当時、どんなことに苦労しましたか?
東山:一昨年に『ガオレンジャー』のゲスト(オリジナルビデオ『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』)で現場に久々にうかがったんですけど、アフレコルームが新しくなっていて悔しかったですね。「これなら私も倒れることはなかった」と。
THN:倒れたことがあったんですか!?
東山:昔のアフレコルームって、すごく狭い上に換気も悪くて。そこに大人数の人が入ってて、その時は冬だったのでストーブもつけてて。酸欠みたいな感じでクラクラして倒れてしまったんです。
THN:それは大変でしたね。
東山:やってるときには大変でしたけど、美味しい経験だったかもしれませんね(笑)。歴史の中に参加している、歴史の一部をこうやって語れるというのは貴重ですからねー。
THN:5〜6年前とはいえ、確かにこの間の変化は大きい感じはしますよね。
東山:そうですね。今はヒーロー番組がいろいろと注目されてるじゃないですか。このブームがもっと前に来てればって思うことも正直ありますけど(笑) 当時は役者として見てもらえてない、みたいなこともあって、悔しい思いをしたこともありました。一度みんなの前で泣き叫んじゃったことがあって。
THN:撮影中に?
東山:辛いことでも何でも相談できる仲のいいスタッフさんがいたんですけど、その方に「おまえらなんかが」みたいなニュアンスのことを言われてしまったことがあって、「どういうことですか〜っ!」ってその場で泣き出してしまったんです。シリーズも終盤になってからで、その方とは分かり合えてると思ってたから余計にショックだったんですね。スタッフもキャストもかなりいっぱいいっぱいになってた頃で、その方もすぐに「ごめん、イライラしていた」って謝ってくれたんですが。
THN:・・・・・・。
東山:あ、もっとかわいい話をした方がいいですか? 「毎朝、小鳥とチューしてます」とか?
THN:(爆笑)いや、我々には見えないところで大変な苦労があったんだなぁと。
東山:そういうことばっかりじゃなかったんですよ(笑)。お芝居のこととか、とても細かく見てくれてるスタッフの方に声をかけて頂くこともあって、「あそこはもっとこうした方が良かった」とか、「あの芝居は泣いたよ」とか言ってくれると本当にうれしくて、「がんばんなきゃ」って思いました。1年間、私生活もないくらい“メガ一辺倒”って感じで、いろいろと大変でしたけれど、その分、5人の絆も強くなりましたね。仲良しというよりは役者として互いに戦っていた感じで、切磋琢磨、磨きあっていたというか。今でも飲みにいったり、誰かの舞台をみんなで観に行ったり、仕事のこととか相談したり。励まし合えるのはすごくいいですよね。
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マスクを脱いだメガレンジャーたちのスペシャルショット。もちろん通常の撮影ではスーツアクターが入る。
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楽しそうに昔を語ってくれる。彼女にとって『電磁戦隊メガレンジャー』は大切な思い出なのだ。
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