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『カブト』の撮影中はどんな感じだったのか、早速尋ねてみた。
「途中で参加して途中で抜けていく形になったので…。最初参加した時は、なかなか『カブト』の輪に入れないで一人でウジウジしていたんですけど、祐基君(加賀美新役・佐藤祐基さん)とか和樹君(風間大介役・加藤和樹さん)とかヒロ君(天道総司役・水嶋ヒロさん)が上手く輪に入れてくれて、みんなに溶け込むことができました。本当、嬉しかったです。キャストだけじゃなくてスタッフもみんな優しくて、本当みんな家族みたいな感じで撮影が進んできました」
と、やはり山本さんも例外なく『カブト』ファミリーの一員だった。ところで、いち早くクランクアップを迎えた訳だか、その実感はあったのだろうか?
「今は違うドラマに出させてもらっているから、終わっちゃったっていう実感はあるんですけど、なんかどこか寂しいっていうか、そんな気持ちですね」
と言うことは、水嶋さん達キャストと会うのは実は久しぶりなのでは?
「そう…でも、1週間ぶりくらいです。フットサルで会ってますから。終わるとみんなでご飯を食べたりとかもしますし、この前は3〜4時間位そこに居座っちゃったんです。店員さんにめっちゃ『早く帰れよ』みたいな視線で見られるんですけど、みんな全然平気で(笑)」
ああ、そうだ。みんなと仲良しなら当然フットサルチームに参加していて当然。撮影が終わってもキャストと交流が続いているのだ。それにしても、そんなに仮面ライダーの出演者が集まっていたら、気付かれてしまいそうだが?
「映画版に出演した虎賀(光輝さん・仮面ライダーケタロス役)さんも参加していたんですけど、気付かなかったみたいですね」
ところで、残念ながら出演シーンはなかった最終回の放送は、ご覧になったのだろうか?
「回想シーンでもいいので出たかったなって(笑)。名前は出てきたんですけどね(苦笑)」
と残念がる。
「剣は、最初は天道のライバル的な存在で出たんですけど、多分僕のどこかに眠る変な所が監督さんに目覚めさせられちゃって、どんどん方向が変わって…。でも、それは本当に良い方向に変わって行ってくれて、自分でも愛するキャラになって良かったと思います」
そんな剣と山本さんには共通点はあるのだろうか?
「似てないと言ったら嘘になるんです。ちょっと共通な所があって、友達から電話かかってきて、『お前っぽいよな』って言われました。仕事で見せる僕じゃなくて、プライベートで友達とかに見せる山本裕典っていうのが、剣にリンクするっていうか。被る所もあって、『お前やっぱりそっちの方向で演技して行きな。三枚目で行きな』って、そういう友達からの電話をよくもらいます」
山本さん、実は三枚目なのか?
「実は(笑)。やっぱり緊張しちゃうので、まだ素人なので、はっちゃけると良いんですよ。でも、それだけに頼らないで、これからはどんどん落ち着いた役とか、色々な役に挑戦して行きたいですね」
と、意欲を語る。現在は、『ヒミツの花園』に出演されているが、その役もどことなく剣と似た雰囲気を醸し出しているように見える。
「ちょっと天然入っているような役なんです。やっぱり基本は剣がベースなんですよね、これから俳優をやって行く中でも。僕のこの役者人生は、“神代剣”っていう一人の役を演じたことから始まったから。だから、これからどんどん味が付いて違った感じになって行くんだなと思います。やっぱり抜こうと思ってもどこか剣は抜けきれないというか、僕の中のどこかに居るから。剣っぽい役が来たらそのまま剣で。でも、そこに自分がやってきた経験とかが積み重なって、もっと面白い剣が出来たらいいなって思っています」
と、剣を取り込んで更に上を目指す山本さんだった。
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