

3月7日。雨を予感させる重苦しい空模様。そんな気分を重くさせる雰囲気を、台風のように吹き飛ばす熱いイベントが開催された――。
場所は東京・秋葉原にある石丸電気ソフト2。恒例となった主題歌CD発売記念インストア・ライブである。
何の主題歌か? それは当然、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』!!
前作『轟轟戦隊ボウケンジャー』に勝るとも劣らない熱い彼らを応援する主題歌のCDが、この日発売となったのだ。イベントに出演するのは、OPを歌う谷本貴義さんとEDを歌うアニソン界の帝王・水木一郎さんのお二人。
今回はこのイベントの模様と、記者会見の模様を余すことなくお伝えしよう!!

ショッカーO野さんの軽妙な司会で、イベントの幕は切って落とされた。
最初に会場を加速させるのは、もちろんOP『獣拳戦隊ゲキレンジャー』! あふれる激気を叩き込むような谷本さんの熱い旋律は、思わずスピーカーがブッ飛んでしまいそうな勢いと爆発力に満ちていた! たちまち会場もノリノリとなる。
歌手仲間やスタッフ間には『タッキー』というニックネームで呼ばれているという谷本さん。歌唱後のトークでは、ファンの皆さんに『タッキー!』と呼びかけてもらう一幕も。そこでは満面の笑みを返す好青年っぷりを見せてくれた。
「タッキー!」の呼びかけで、お客さんとの距離が一気に縮む!
挨拶もそこそこに、会場のみなさんと水木さんを呼びます。そして主題歌を歌うことになった感想をMCに聞かれると
谷本「オーディションで今回抜擢されて、記念すべき戦隊31作目の主題歌を歌わせていただく事になりました。それだけじゃなくて、僕が子供の頃に見ていたアニメの主題歌を歌われていた水木さんのEDと一緒にOPをやらせていただけて嬉しさも強いですが、今は本当に緊張しています」
緊張からか少し顔を強張らせながらも、やはり込み上げてくる嬉しさを隠し切れない表情の谷本さん。熱唱の後、玉の様な汗が額に幾つも浮かんでいた。やはり番組の顔であるOP主題歌は、相当なエネルギーを使うようだ。
トークが進む中、次は会場の全員で水木さんを呼ぶことに。呼ばれるやいなや、ステージ上に水木さんが颯爽と現れた!

以前からイベントで共演しているだけあり、トークが弾む3人でした。
水木さん登場! アニソンの帝王らしい存在感はさすがの一言。 水木「初めて人前で歌う『道(タオ)』。今から相当に緊張しています。リハーサルは完璧だったけど、いきなり歌詞とか飛んじゃったらどうしようって今からドキドキしてます。持ち歌1200曲と言いますが、やっぱりこういう時は緊張しますね。その点、谷本君は凄い。一度(歌詞を)見たら全部覚えちゃう。きっと基本的な頭の構造が違うんだろうね(笑)」
実は、塚田プロデューサーが学生の頃に、既に顔を合わせていたという水木さん。当時、取材で訪れた塚田Pに優しく接したのが好印象だったのか、年月を経て再会すると、劇場版のテーマや挿入歌、そして満を持して今回のEDと、着実に話が進んでいったという。
こうしてファンの心を暖めた後、いよいよ水木さんのステージが始まる! まずは戦隊シリーズのキャストとスタッフが手がける特撮時代劇『超忍者隊イナズマ!』の主題歌を熱唱!! 予想しない流れに、会場のボルテージは一気にアップ!!
シリーズ2作目『超忍者隊イナズマ!! SPARK』には水木さんの出演も決定したというので、ファンの皆さんはそちらも要チェック!
続いて、『道(タオ)』を披露する水木さん。静かに、そして熱くゲキレンジャーの世界を歌い上げます。そして『超忍者隊イナズマ!』の後には、いよいよEDテーマの『道(タオ)』が登場!。この曲はゲキレンジャーのテーマである“学び・変わる”を静かに、しかし情熱的に歌い上げたものだ。熱さと円熟味を帯びた水木さんならではの歌唱で、会場の激気も静かに高まっていく。

常に笑顔でお客さんと触れ合うお二人。そのため終始会場の空気はアットホームでした。 最後に、当初は予定されていなかった握手会が急遽開かれることに。谷本さん、水木さんのお二人と、共に会場を沸かせ続けたファンの方々の大きな触れ合いの場となった。車椅子で会場に来ていたファンにはお二人がまず真っ先に歩み寄り、ガッシリと硬い握手を交わす。小さな男の子や女の子を連れた家族連れを初め、多くの老若男女が感謝や激励の言葉を交わしていった。
中には感涙して泣き出してしまう人の姿も。谷本さんと水木さんの存在感、そして何より歌うパワーを感じさせる一幕であった。
握手会終了後も会場から人が離れる様子は見られない。谷本さんと水木さんは舞台を去るまで熱心なファン達へ手を千切れんばかりに振り、別れを惜しむのだった。

| 構成/関根祥雄(ブレインナビ) (c)2007 TV ASAHI・TOEI AG・TOEI (c)Toei Company, Ltd. All Rights Reserved. |








