


今回兄弟共演となりましたが、ご兄弟での出演は多いんですか?
「いや、そんなに無いですね。今回入れても3回か4回目くらいです。双子でも全然性格も違うし。オーディションに行っても万平が受かって僕が落ちたりとか、僕が受かって万平が落ちたりとか。他の人から見たら『お前ら何が違うんだよ?』って言われるかも知れないんですけど(笑)。万平が今ゲキブルーをやっているじゃないですか、どっちかというとクールでカッコイイ役。僕がずっとミュージカル『テニスの王子様』でやっていたのはガッツリ明るく元気、がむしゃらで傷だらけになって球を拾うようなキャラクターで、対照的な役だったんですよ。双子でもすごく対照的な役を演じてるんです」
『テニスの王子様』のキャラは自身に近いんですか?
「1年間やって今年の9月に卒業しちゃったんですけど。最初、オーディションは真逆なキャラクターのほうで受けたんです。本当にクールでストイックで、あまり言葉を発しないキャラクターだったんですけど、それで最終まで行ったんですよ。受かった途端、真逆のその元気もりもりのキャラクター“桃城武”役が決まって、『あれ?最終までクールな役のほうだったのに』ってびっくりして。でも実際にやってみたら全然良いな〜と思って。自分に似ている部分も多いし」
でも、クールな役も出来るわけですよね?
「出来るはずなんですけど、1年間この明るい桃城をやってきたので、ちょっと出来なくなってるかも(苦笑)」

今回のクールなレツの偽物という役には戸惑いがあったのでは?
「びっくりしました。台本を見たら“鏡レツ”って書いてあるから。万平と同じキャラクターを演じたくないなというのがあったし、ちょっと違いがあったほうが面白いなと思って、レツが出せない部分を僕が出す、みたいな。『これからはワイルドに行くぜ』ってセリフがあるんですけど、レツなら絶対言わないじゃないですか、そんなこと。なので、見た目はレツなんですけど、全然違うレツが出来たかなと思ってます」
役作りは万平さんと相談されたんですか?
「前日に万平の家に泊まって、二人でここはこうしたほうがいいんじゃないか、とかじっくり台本を見て二人で話してましたね。万平もレツの新しい色を出したいなって言っていたので。『見た目はレツなのに“ワイルドに行くぜ”なんて言えるお前が羨ましい』『レツのキャラをぶち壊せるお前が羨ましい』って言ってましたね」
現場でもスムーズだったのでは?
「万平がいたからやりやすくて、解らない部分があると万平にすぐに聞いて教えてもらいました」
『ゲキレンジャー』の撮影は他の仕事とは違いましたか?
「小さい頃から観ていたって言うのもあるし、それに出れるっていうので…。正直、万平がこの『ゲキレンジャー』を受けた時、僕はもう『テニスの王子様』の現場に入っていて、どうしても万平に『ゲキレンジャー』に受かって欲しくて、オーディションの為に二人でランニングもしたし、筋トレを手伝ったりして。万平が受かった時は自分の事のように嬉しくて、涙が出そうになりました(照笑)」
二人で勝ち取った役だったんですね。
「最終オーディションの日は朝から気になって、50回位電話したんじゃないですかね。そしたら万平から電話かかってきて『受かったよ、ありがとう』って『マジで! 良かったじゃん!』って。万平がそうやって違う現場で頑張っていると、僕もまた頑張ろうと思えるんですよ。万平がダメだと僕も万平のことが気になっちゃったりするんで」









