


まずは、ゲキレンジャーに出演が決まった時のご感想から教えてもらいました。
「普段はグラビアのお仕事が多いので、大人の方と接したり見ていただくことが多いんです。なので、子供たちに見てもらえることを嬉しく思いました。敵なんですけど(笑)。あとは、『楽しみながらやれればいいなぁ』と思いました」
敵役とはいえ、チェリーは単なる悪人ではありませんでした。ただ川村さんは、最初に台本を読んだ時、思わずツッコミを入れたそうです。
「まずは、『中国人なんだ〜!』って思いました。その直後に、『語尾に“アル”って……オイ!』とツッこんで(笑)。でも、分かりやすくていいですよね。あとは三姉妹でしたけど、上の2人と性格が全然違うので楽しくできそうだなって思いましたね。でも、アクションシーンだけは『どうなるのかな?』って」
作品のテーマが拳法だけに、アクションについてはさすがに不安だったようです。そんな中、実際にやってみた感想はいかがだったのでしょうか?
「私のアクションシーンは吹き替えの方にやっていただきました。なので、実際にはカメラに向かってパンチをしたり、型みたいなものしかやってないんです。型も苦労しましたね。動きが硬くなっちゃって、なかなか柔らかくできなくて……。『もうちょっと柔らかく』って言われて、『気持ちはそうなんですが、身体が……』って感じでした。もっとやりたい気持ちもありましたけど、カッコよくならないと思ったので、正直吹き替えの方に代わって頂けて助かったと思いました。で、いざ本番を見てみると、チェリーが動いているように見えるので、嬉しくなっちゃいましたね(笑)。あと、長女と次女も、普段は変身後のヒロインを演じられている方だったので、動きが全然(普通の人と)違うんですよ。『すごいっ!』と思いましたね。とにかくアクションに感動しっぱなしでした!」
三姉妹の長女・ローズを演じたのは、マジピンクなどを演じられたJAE(ジャパンアクションエンタープライズ)の小野友紀さん。そして次女・リリィは、ゲキイエローを演じている人見早苗さんが演じられました。変身後のヒロインを演じられる方がお姉さんだったわけです。そりゃ、怪盗の身のこなしにも説得力が生まれますよね。
さて、今回は怪盗という役柄でしたが、川村さんは最初、“怪盗らしい格好”に一抹の不安があったそうです。
「怪盗といえば、『キャッツ・アイ』のイメージしかなったので、絶対全身タイツみたいなものを着ると思っていたんですよ(笑)。で、衣装合わせをしてみると、バイクに乗る人が着るような黒い皮系の服でした。その衣装も、三姉妹それぞれちょっとずつ違っていて、私はミニスカートにブーツでした。三女ということで若いイメージで、脚を出したりしています。あとは、私服としてチャイナドレスも着ましたね」
本編をご覧になった方はお分かりの通り、この怪盗ルックは羽飾りがついたマスクで素顔を隠すことで完成します。ちょっと気になったので、こういったマスクを今までのお仕事でしたことがありますかと質問してみると……。
「ないですね。でも、プロレスのマスクは被ったことがあります(笑)。その時は顔が全部隠れてしまいましたけど、今回は目元だけ隠れて顔が見えるので全然アリでしたね(笑)」
プロレスのマスクを被る女性の方が、よっぽど珍しいと思います(笑)。気をとりなおして、続いては撮影の思い出について伺ってみました。まずは、相手役の高木万平さんについて。
「ブルーは普段カッコイイという設定と聞いていたんですけど、お酒を飲んで崩れまくってたので、万平くんが『オレ、こんなんで大丈夫なの!?』ってずっと言ってて面白かったですね。あまりに考えてたので、『たまには、そういうのもいいんじゃない?』って言ってフォローしました(笑)」
普段はクールなだけに、今回のエピソードのレツは凄まじい弾けっぷりでしたよね(笑)。演じる高木さんも苦労の甲斐があったのではないでしょうか? そして弾けるといえば、あの2人も忘れられません。
「かぶりものをあまり見たことがないので、劇中で酔っ払って真っ赤になったエレハンとシャッキーをマジマジと見ちゃいました。あと、ロケをしている最中の話なんですが、かぶっているものを脱ぐじゃないですか。それを見た子供が『取った!』って言ってたんですよ。でも、皆さん慣れっこみたいで。それが驚きだったし楽しかったです。私が子供でも、そんな光景を見たらビックリすると思います(笑)。そういう現場にいられたのはやっぱり嬉しかったですね」
スーツアクションや合成など、特撮ドラマのならではの要素は川村さんにとって新鮮で楽しかったようですね。ところで、変身後のゲキレンジャーと会う機会はあったのでしょうか?
「残念なことになかったです。ちらっと見えたのはカブトムシみたいな敵(ブトカ)とチョッパーくらいですね。もう酔っ払ってる万平くんと師匠しか見れませんでした(笑)」
ということで、ヒーローたちとの直接遭遇は果たせなかったそうです。その分、レツとはかなり接しています。彼に淡い想いを抱くシーンは印象的でしたが、川村さんは最初そのシチュエーションに驚いたようです。
「最初は『子供が見るものなのにいいんですか!?』って驚きました。今までもレッドにちょっとした恋模様みたいな話があったって聞いたんですけど、レツは初めてだと。だからか、私と万平くんが撮影している時に、ジャンの鈴木くんが見える位置から超見てました(笑)。万平くんは照れてましたね。私も男子を膝枕するのは初めてでしたし。レツのファンの皆さんすいません! 女性のファンの方にいつか怒られるかもしれないですね(笑)」










