


まず最初に、ゲキレンジャーへの出演が決まった時の感想から教えてもらいました。
「決まった時は、『あっ、幼稚園の時に見ていたものに自分が出れるんだ』と思いました」
このあたりの感想は皆さん同じですね。やっぱり子供の時に見ていたものに出るのは感慨深いようです。しかし、幼稚園の時に見ていた作品を聞いてみると……。
「“(救急戦隊)ゴーゴーファイブ”とか、“(未来戦隊)タイムレンジャー”とか、“(百獣戦隊)ガオレンジャー”です」
さすが今年で11歳の嵐くん。我々がついこの間やっていたように思える作品ばかり! でも少し考えてみると、前述の作品は放映されて5年以上経っているんですよね。確かに5年もあれば、幼稚園に通っている子がこのくらいの年代になるのは当たり前。時の流れは早いものです。
気を取り直して、次は撮影で一番印象に残っていることを聞いてみました。
「やっぱり、初めて吊られたことですね。ワイヤーで吊られて、パイプをよじ登るシーンがあったんですけど、それが面白かったです! 最初はすごいビビッてたんですけど、だんだん慣れてきて楽しくなってきちゃって」
放映をご覧になった方はお分かりかと思いますが、あのシーンは実際に深澤くんがワイヤーアクションをして撮影されたものです。まさに戦隊ならではの経験ですが、あれをやると聞いた時はどのように思ったのでしょうか?
「台本には『ビルを登る』としか書いていなかったので、最初は『えっ、ビル〜!?』って驚きました(笑)。怖かったらどうしようとか思いましたけど、実際にはそんなに高いところではなかったのでよかったです」
肝の据わったコメントで驚かされます。安全対策は万全とはいえ、ワイヤーアクションをするだけで怖がる人もいるのに。さて、次は役作りの話題へ。ちびジャンということで、大人のジャンの鈴木(裕樹)さんとは打合せなどされたのでしょうか?
「そういうことはなかったです。でも鈴木さんから、『ジャンは精神年齢は5歳くらいだから、ちっちゃいんだよ』と言われました。それを聞いて、『僕より幼いんだな』と思いました」
実年齢の約半分の子を演じるのは、深澤くんも初めてだそうで、最初はさすがに驚いたとのこと。
「本当にここまで年が離れた役は初めてなんです。10歳で5歳くらいの役はないですよね(笑)。なので、自分の小さい頃を思い出しながら演じました。でも、さすがにちびジャンみたいなことはやったことないです。カンチョーしたりとか、鼻を思いっきりほじくったりとか(笑)」
確かにやんちゃな子でない限り、カンチョーはしないと思います。でも、鼻に覚えのある方はいるかもしれませんよ(笑)。そんなちびジャンですが、演じる上で気を使ったことはどこなのでしょう?
「諸田(敏)監督に、『すごいはしゃいで、テンションを上げて』と言われました。なので、声とか表情がすごいハイテンションに見えるように気をつけました」
ジャンといえばあのハイテンションが持ち味。そこは強調するよう気をつけたそうですが、普段の深澤くんは、はしゃぐタイプなのでしょうか?
「家では、妹とかと結構はしゃぎます。でも、さすがに人前ではそんなにはしゃぎませんね」
実はお兄ちゃんだった深澤くん。妹さんがいらっしゃるんですね。
「お姉ちゃんと妹がいます。ちょうど真ん中なんです」
お姉さんといえば、今回はイエローの福井(未菜)さんとの芝居が一番多かったですが、深澤くんから見て福井さんはどんなお姉さんだったのでしょうか?
「すごい優しくて、気を遣ってくれる人でした。いろいろ喋ったり、ちびレツをいっしょにあやしたりしました。考えてみると、あそこでも真ん中だったんですね(笑)」
ちなみに本当のお姉さんはそんなに年が離れていないので、年の離れたお姉さんは新鮮だったとのこと。そして次は、ちびジャンの次は変身後のちびレッドについて聞いてみました。
「ちびレッドの中身も自分なんです。あれはお面をつけるとあんまり(外が)見えないんですけど、それで走りました。後ろで火薬がバンバンバンって鳴るので、すっごくビックリしました! 後ろは何も見えないし、こういう格好(やや前傾姿勢)で走らなければならなかったので、少し怖かったけど、楽しかったです!」
この年でスーツに入って弾着(火薬の特殊効果)を経験する人は、そうそういないですよね! おまけに変身した最初のちびヒーローでもあるので、実は記念すべきポジションだったりします。
スーツに入った経験の次は、アフレコが待つわけですが、ゲキレンジャーのアフレコはどうだったのでしょうか?
「これまでも、映画で足りないセリフを入れたり、アニメで少しだけ声を入れたことはあったんですけど、ゲキレンジャーみたいに自分の芝居全部に声を入れるのは初めてだったので、結構緊張しました」
変身後のちびレッドもあって大変だったとのこと。ちなみに、変身前と変身後では声を入れる上で、何か差のようなものはあるのでしょうか?
「ちびレッドは顔が見えないので、体で(感情を)表現しているんですが、その動きに合わせてセリフを入れるのは難しいですね。現場でも、お面の中でしゃべっていたんですけど、『みんなに聞こえているのかな?』とか不安になりました。特にスーツを着ていると、顔を自分が思っている以上に振らないと振っているように見えなかったりとか、そういうところが難しかったです。スーツを着た時は、JAE(ジャパンアクションエンタープライズ)の方に、『自分で思っている以上に動かないと相手には伝わらないから、気をつけてね』ってアドバイスを頂いたので、ありがたかったです」










