
『電王』は『ボウケンジャー』と違ってビデオ撮影で、アフレコでもない、色々と違いがあったと思うのですが?
「『ボウケンジャー』はゲスト出演だったし、ほとんど終わりの時期だったから『ボウケンジャー』に“入っていく”って言う感じだったんです。でも『電王』は一からみんなで作ると言うか、空気も違うしもちろん作品も違うし、気持ち的には全然違いましたね」
デンライナーで一番パートナー的なキャラクターって誰でした?
「その場その場で色々あったんですけど、モモタロスかリュウタロスが一番絡んだと思うんです。モモちゃんが年間通して一番絡んできたと思うし、リュウタロスが一番一緒にいたと思う、良太郎やハナよりも。ある意味一番のパートナーといったら声優さん達ですね、喋ったという意味では(笑)」
デンライナーでコーヒーを飲むことがありましたが、
「みんなまずいって顔してますよね。まずかったです(笑)。ナオミはイマジンと人間のちょうど間なので、どういうリアクションを取っていいのか…」
100%現代の人間ではないというのは、ずっと意識していたんですか?
「ナオミは未来から来てるじゃないですか、ハナより先の未来でイマジンよりはこっち(現実)側っていう。その設定も決して表立って公表したりしなかったし、知らない人も多かったので、そこはそんなには。ただ、コーヒーとかはどう感じるんだろうって考えて。だから『うぇ〜』て反応しました」
本当にまずかったのか、ナオミがまだ子供だったからダメだったのか、どっちなんですかね?
「そこは敢えてはっきりとはさせませんでした。でも、わかりづらかったんですけど、ナオミは侑斗に恋してました。侑斗がデンライナーに来た時は笑顔で侑斗を追っていたのと、一番わかりやすかったのは、良太郎ちゃんが倒れてもイスにクッションを敷いてタオルケットだけだったけど、侑斗が来たときはハンモックをかけてみたり、イスをくっつけてベッドを作って大きいクッションを並べて、周りにはハートのクッションをばーっと並べたり、聴診器を当てたりとか」
それは自分のアイディアも入っているんですか?
「それもありますけど、石田監督がこういう設定だとわかっていてハンモックとかを入れてくれたんだと思います。聴診器とか注射とかは自分で」
実際の中村(優一さん、ゼロノス・桜井侑斗役)さんはどうですか?
「えー(照笑)。優ちゃんは弟みたいですよ、かわいくて。優一はキャラ的にはビビリ(笑)。『秋山さん、京都、僕と一緒ですよね?』とか。今度の京都のイベント一緒なんです。『僕、秋山さんのこと頼っていいですか? 頼りますよ』ってずっと言ってました(笑)」
すっかりお姉さんキャラですね。
「年上というのもあるし、『仮面ライダー』を1回経験しているっていうのもあるので。良太郎も最初はすごい頼ってくれたし、お互いに聞いたり教えたりして。空気作りをしようって私は意識してました。気がついたらみんなもう仲良くなっていたし、逆に健君のペースで現場を作って行ってくれましたね」
今では頼れる良太郎になったんですね?
「そう、頼れる良太郎に。持ち前の独特のしゃべりで、みんな和んでます。健君はみんなをいじろうとするあまり、みんなにいじられて自爆してましたね。一年間面白かったです(笑)」
あと、デンライナーと言えば、オーナー役石丸謙二郎さんの印象などはいかがでしたか?
「石丸さんがいると雰囲気が明るくなるというか、やっぱり締まるし。いつもみんなの度肝を抜くようなお芝居が出てきたりとか、本当にユニークな方で楽しかったですね。毎回差し入れを持ってきてくださるんですけど、大根のプリン、野菜のプリンを持ってきてくれたり。結構面白い感じなんです。オフは江ノ島まで自転車で行ったりされるそうで、そういうお話を聞いたりとか。アクティブで面白いですよね。石丸さんはやっぱり“オーナー”ってイメージで、普段の石丸さんも“オーナー”って感じで見ていたので、ほかのドラマとかで石丸さんを観ても『どうしたの? オーナー普通に喋っちゃって』って(笑)。石丸さんはアドバイスをしたり、悩んでいるときに『こうすればいいんだよ』って言わずに『こういうやり方もあるよ』って言うのをさりげなく伝えてくれる、すごい人だなといつも思っていました。とても緊張をほぐすというか、相手を良い状態に持っていってくれる、周りをさりげなくというか、本当に自然の形で誘導してくれるって言う、裏番長だったと思います(笑)。本当にすごい人だと思います」
コハナ役の松元環季ちゃんはどうですか?
「コハナちゃんとはよく、同じくらいに見えるって言われます(笑)、二人できゃーきゃーやっているので。環季ちゃんが大人っぽいのか、私が子供っぽいのか。かわいいですよね。一人でアフレコしながら、いつもプリモプエラで遊んでます。楽屋にバンダイからおもちゃがいっぱい届いてて、それはもう環季ちゃんのものと化してます(笑)」
そんなこんなで忙しい1年間でしたが、『電王』だけでなく色々なところでも忙しかったですよね。写真集にCDにDVDにと。
「どっちかというと『電王』よりほかの仕事が忙しかったですね(笑)。『電王』の劇場版の時、結構大変だったんですけど。今年(2007年)はDVDをすごく出したと思いますよ。まずムックを出して、写真集も2冊出して、CDは『電王』の他に自分のCDを3枚出しました。あとトレカに、DVDは5、6、7枚出しましたね」
二ヶ月に1枚以上のペースですね。
「なので、毎月イベントに行ってました。10月だけはなかったんですけど、それ以外は全部やってました。本当に忙しかったですね。ほかにもドラマをやったし、バラエティも初めて出たし。今年走ったとしたら来年はジャンプしたいです。顔と名前を覚えてもらいたいです」
今一番興味がある、伸ばしたい分野はどれですか?
「今はバラエティですね。バラエティって瞬発力というか、常に自分が演出していかないといけないというのがあって。そういうのがあんまりうまくできなくて、やっぱりすごく難しい。でも、自分ではやりたいと思ってます。観ていて楽しそうじゃないですか。自分が、疲れて家に帰ってバラエティ観て笑っちゃうように、観ている人に幸せになってもらえるような存在になりたいなっていうのがあるんです」
それがエスカレートして芸人になってしまったり?
「(苦笑)まあ、いいんじゃないですか(笑)。たぶんなれないと思います。一応女優でいたいです」
ならば映画や舞台はどうでしょう?
「そうですね。コメディやコントができる女優さんって多いんですよ。そういう人たちって幅が広いなと思うんです。アドリブにも強くなりますよ。本気で吉本新喜劇に弟子入りしたいと思います。色々なバラエティもやりつつ色々なことをやりたいです。バラエティをやっていることによって、相乗効果でお芝居に活かせる何かがあったりだとか、そういうところで繋がっていけたらなと思います。お芝居とかドラマもずっとやっていきたいと思っていますし、また6年後『仮面ライダー』に、次はいよいよ変身で。あ、6年経ったら28歳だから、もうちょっと若いうちに変身させていただきたいです(笑)」
さて、来年(2008年)はいったいどんな年になっていくと思いますか?
「バラエティ慣れしたい! バラエティはまだ緊張するので喋りを特訓中です。もちろん、グラビアや映画もできたらいいなと思っています。2008年もよろしくお願いします!」
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