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――『仮面ライダー』にご出演されると聞き、私達も本当にビックリしました。『仮面ライダー』はご覧になっていましたか?
石丸:僕はね、世代的に『仮面ライダー』じゃなくて『ウルトラマン』なんだ…『ウルトラQ』と『ウルトラマン』の間かな。『仮面ライダー』は良太郎役の(佐藤)健君ぐらいの年代の頃だったんだ。そろそろ見なくなる頃だったけど、最初の頃の本郷武(藤岡弘、さん)の時は見てたよ。その頃の僕らは、ヒーローは変身すると大きくなると思ってたんだ。怪獣もほら、大きいじゃない? でも、ライダーは変身しても大きさはそのままでしょう? それが最初の頃は違和感あってさ。どうして大きくならないのって。『鉄人28号』とか『鉄腕アトム』とかもあったから、人間同士で戦うのはありなのか? ってね。しかも、バイクに乗ってくる訳でしょう? やっぱり衝撃的だったね。今でこそ当たり前になってるけど、変身した後が小さいっていうのはね、やっぱり違和感あったかな。強い者が大きいってイメージがあったのだけど、同じ大きさっていうのはしっくり来なかったよ。日本に於ける『スーパーマン』みたいなものかなって思ったんだ。僕達の当時はライダーごっこしたくてバイクの免許取りに行ってたね。暴走族になるってイメージは昔は無いからさ。
――まさにヒーローへの憧れですね!
石丸:そうだよ、憧れだね。バイク乗れなきゃヒーローにはなれない、みたいなのかな(笑)。友達皆で行ってたよ。
――そんな石丸さんは、『電王』では謎の男・オーナーを演じられるという事ですが。
石丸:そう、謎の男。僕の普通の友達にね「仮面ライダー出てよ」って前から言われてたの。ほら、僕らの世代だともう小学生くらいの子供が居るからさ(笑)。ず〜っと言われてたんだけど「出たいって言って、はい出ますって言える世界じゃないんだ」ってそう言い返してたんだ(笑)。そりゃ僕も出たいよ〜って思ってたんだけど、そこで急に決まってさ。もう嬉しくてね、子供達にいつ教えようかってさ(笑)。記者発表があったらから、今日か明日教えようかなって思ってるよ。
――お友達は待ち遠しいって感じですね。
石丸:そうだろうね(笑)。僕としては、まずは出られるっていうのが嬉しいね。しかも、奇抜な仮面ライダー、『電王』にさ。小さい子って、ほら、電車が好きじゃない? 僕らの小さい頃も電車が好きだったんだ。で、今の子供が何が好きかっていうと、やっぱり電車だと思うんだ。玩具をプレゼントする時も、最初は電車で、その次に車だったりする。後ろに車輌が一杯ついてくるのが面白くてね。
この『電王』も、最初に話を聞いた時は意味が分からなくてさ。仮面ライダーなのに現場に電車に乗りつけるってどういう事だろう。レールはどうするのって。そしたら時空を旅するって、非常に面白い発想をしたなぁって思ったよ。それにオーナーとして乗り込む訳だね、僕は。この仕事が来なかったら、僕は物凄く悔しかっただろうね。やりたかったからさ。
――電車は私に! という感じですね(笑)。
石丸:車掌なら是非私にって言うのかな(笑)。『デンライナーの車窓から』みたいな(笑)。記者会見じゃ巧く言えなかったんだけどね。撮り始めだからまだ分からないけど、色々な展開があると思うんだ。時空を旅する訳だから、様々な所から出て来る。今まさにこの場に現れるかもしれないし、そこの扉を開けたら現れるかもしれない。とにかく壮大なんだ。
――想像ができないですね。
石丸:できないでしょう? さっきご覧になった予告編、映像がかなり現代チックというか映画チックだったよね。一年間続くから進化するだろうね。
このデンライナーの先頭車輌にはバイクがあって、それでバイクを運転するように電車が動くんだ。『運転車輌の次に犬車輌、猿車輌、キジ車輌ってのがある。まさに桃太郎。それらが変形して武器を出して敵と戦ったりするんだ。それぞれで違う武器を使ってね。昔の仮面ライダーのバイクに武器が付いていたのと同じなんだけど、このデンライナーっていうのはもっと攻撃バージョンを持ってるんだよ。で、四両目にレストランがあるんだけど、僕はその辺りに居るね。
――では戦いに巻き込まれてしまうという事に!?
石丸:巻き込まれるだろうね(笑)。そこは作家さんや演出家の方々が創ってくれるんだろうけど、そこにアイディアマンとして役者・石丸謙二郎が参加していいのなら、色々なアイディアもあるんだけどね。採用されるのはまた別問題だけど(笑)。デンライナーは今のところ八輌編成なんだけど、まだ四輌までしか出てないんだ。残りの四輌はまだまだ秘密かな。
| 構成/すねやみえこ 文/川辺顕治 (C)2007 ISHIMORI PRO・TV ASAHI・ADK・TOEI (c)Toei Company, Ltd. All Rights Reserved. |










