
「アニメは何回も映像を見ないと話すタイミングとかが掴めないので…。やっぱり一番初めのアフレコの時はすごく緊張して難しくて『どうしよう』と思って、すごくパニックになっていたのを覚えています。でも、その後は難しいとかはあまり思わないで、普通のお芝居と同じように楽しく出来ています。今日のは自分の動きで撮影したときの記憶も残っているので、どういう風にして喋ったとか、自分が普段喋っているように喋ればいいので安心です」ところで、出演前に『ボウケンジャー』は観ていたのだろうか。
「今までは観ていなかったんですけど、この話が来たときから見始めたので、割と最近…。でも、私の従兄弟がすごく好きで観ているので、その子とそのお母さんに聞いて。言葉とかが分からなかったら「これ、どういう事?」って聞いて教えてもらいました」
それ以前は子供向け番組は見ていたのだろうか。
「普段はあまりアニメとかこういうヒーロー番組は観ないので、あまりわからないんです。学校でも、テレビの話題はあまりしないですね。音楽番組とかお笑い系のバラエティとかそういうのは話したりするんですけど」
では、小さい頃観ていた番組は?
「本当に小さい、幼稚園の時とかはアニメを良く観てました。『くれよん王国』とか『おジャ魔女どれみ』とか…『ひみつのアッコちゃん』とかを良く観ていたような気がします。オモチャですか? 欲しかったんですけど、そういうものはあまり買ってもらった記憶がないです(笑)」
と、ちらっと、お母さんのほうを観て苦笑する莉央さん。お母さんも苦笑いで答える。仲の良さが伺えた。さて、莉央さんが気に入っている遊びを聞こう。
「シールを集めて友達と交換するのが流行っていて、友達の家に遊びに行って自分の気に入ったシールを交換したりとか、良くしていました。本当にかわいいと思ったシールを自分でも買うし、友達からもらったりもして、手帳みたいなシール帳に貼って。1枚が百何十円とかだったので、お小遣いの中で買って集めてました。どうしても欲しいのとかは、お母さんにねだって買ってもらったり(照笑)。1冊分集まって、結構分厚くなりました。これはもうシールばっかり貼ってあります。小学校2年生くらいまでやってました」
学校の友達は莉央さんを特別扱いすることなく、普通に接してくれると言う。なので、学校に行っているときは普通の生徒、そして撮影現場に来れば女優。二足のわらじだ。切り替えは大変なのかと尋ねると、
「そんなに大変ではないです」
とあっさりと答えが返ってきた。キャリアを考えれば当然の答えだった。
実は1、2歳の頃から事務所に所属し、雑誌の撮影の仕事を始めていた莉央さん。キャリアは既に10年を越していた。そして4歳でドラマデビュー。辞めたくなる事はなかったのだろうか。
「無かったですね。小さい時はお仕事がもう楽しくて楽しくて、大きくなるに連れてハードな仕事とかも増えて来て、そのときは大変だなと思うんですけど、でもお芝居とかすごく楽しいし、現場もすごく暖かいところが多くて、一度も辞めようとかは思った事はないですね」
4歳の時に出演したドラマのことは覚えているのだろうか?
「川に筏があって、そこで流されて行くっていうシーン。友達が二人くらい乗ってて、子供達が流されて行っちゃうっていうってシーンでした。全然覚えてないですけど、でも怖いとかは無くて、面白い、楽しかったような記憶があります。たぶん、怖いとか危ないとか、そういう意識がなかったんだと思います。ただ水にプカプカ浮いていて楽しいな位にしか、多分思っていなかったんだと思います。今思うと、結構危険です(笑)」
立派にアクションシーンのようだが…。
さて、まだまだ若い莉央さんの今後の活動目標を伺おう。
「映画が好きなので、映画のお仕事をたくさんやりたいなと思っています。どんなジャンルでもやりたいと思っているんですけど、コメディとか感動するものもやりたいし、ガーリー・ムービーみたいのもやってみたいし、たくさん色々な作品をやってみたいなと思っています。目標にする女優さんは特にいませんが、尊敬してもらえるような、憧れてもらえるような、そんな女優さんになりたいです」
では、その目標に向かって今頑張っていることはなんだろう?
「最近学校の勉強がすごく大変になってきちゃったんですけど、ちゃんと大学にも行きたいので勉強を頑張っています」
学業も忘れないしっかり者の莉央さん。
大人になったらまた戦隊シリーズに出てくれるかどうか尋ねると、
「ゲストとして出てみたいです。今回は、ボウケンジャーの仲間だったので、次回は悪役をやってみたいですね」
と、答えてくれた。未来に多くの可能性を秘めた13歳。これからの成長と活躍が楽しみだ。
■かんの・りお…1993年9月25日生まれ。天秤座。埼玉県出身。血液型O型。身長149cm。特技:水泳。趣味:読書。
赤ちゃんの頃から雑誌等で活躍。4歳でドラマデビューを果たす。その後、『サントリー・南アルプス天然水』などのCMや、映画『世界の中心で愛をさけぶ』『恋に唄えば』、テレビ『14ヶ月』『愛し君へ』『愛のハルカ』等に出演するだけでなく、『ハウルの動く城』ではアニメのアフレコにも挑戦。幅広く活躍している。







