
そうして話題は高橋さん自身のことに。最初に昔憧れていたヒーローや、よく見ていた番組などから。
「メタルヒーローシリーズをよく見ていましたね。ちっちゃな頃のヒーローは『(機動刑事)ジバン』。その後は『ドラゴンボール』とかアニメに行っちゃうんですけど。でも、やっぱり最初はジバンかな。初めてテレビで泣いたんです。確か腕が取れちゃうシーンで。そこで泣いた記憶があるんです。『腕取れちゃったよ、ジバン!』みたいな。おもちゃも全部持っていました。
あとは『仮面ライダーBLACK』の南光太郎。変身ポーズを真似してましたね。特に変身シーンが好きだったんですよ。変身ポーズの最初に、皮手袋をつけた手を握り締めて、ギギギギギ…と音が鳴るシーンがあるんですけど、それがカッコよくて、そこを見るために番組を見ていましたね(笑)」
筆者も同世代なので、光太郎の手袋を鳴らすシーンのカッコよさはよく分かります! 思わぬところで意気投合でき、嬉しかったです。この話ばかりしても仕方ないので、次の話題へ。休みの日の過ごし方について伺ってみました。
『やっぱり友達と時間を一緒に使いたいという気持ちがあって、あと常に何かちょっとでもいいから感動を見つけたいですね。誰かがどこか行くっていったら『え、どこに行くの? 俺も行く行く!』っていう感じで、結構外に出たがりますね。いつもちょっとでも刺激や感動、影響は受けていたいなと。で、それを休日で見つける感じですね。
遊びに行く時は、自分から行く時は仲のいい友達を誘って、一人でも行ける人がいれば行く。逆に『こういう計画があって、ここ行くんだけど』って聞いたら『俺も行っていい?』みたいな。あんまり事前に計画を立てないのが好きですね。本当に仲がいい人間は無理矢理呼び出したりとか、24時間働いて帰ってきたところを家の前で待ち伏せて、『今から温泉行こうか』と、そいつを車に乗せたりとか。そういう無茶な遊びが大好きですね(笑)」
ちなみに、ボウケンジャーのメンバーとは遊びに行ったりするのでしょうか?
「たまに行ったりはしますね。でも、やっぱり毎日会うんで、基本的にはそんなに遊んでないですね。休みの日までいっしょに遊んでたら『またかよ』みたいな感じになっちゃいますし(笑)」
いよいよ大詰めですが、1年間やってきて顔付きが意識が変わったなど、ご自分で何か気づいたことはありましたか?
「初めは常に120%くらいでやって、30分くらいすると息切れてましたね。ホント毎日グッタリだったんですけど。今は撮影や取材をやって、家に帰っても全然余力が生まれるようになりました。そこから自分の好きなことできるようになったりと、体力の使い方が全然違うんですよ、始めと今じゃ。あと、環境がちょっと変わると自分も変わりやすいんですけど、シルバーが入ってきたり、ゲストの人と絡んだりとかちょっとした刺激でも自分の意識が変わったりしてきたんです。人の話を聞いて「あ、そうなんだ」って思ったことでまた変わったりとか。ちょっとずつ変化できるタイミングがあるので。それで大分自然体でできるようになってきましたね」
そうして成長を重ねてきた高橋さん。この先はどこに向かっていきたいのでしょうか? やってみたい作品のジャンルや役者としての方向性など、いろいろあると思いますが……。
「それは自分もすごい考えている最中ですね。今、木村拓哉さんがやっているCMで、『俺はどこにいくんだろう』というフリを木村拓哉さんがすると、相手の住職が『それはお前の行く道だろ』っていうのがあるんです。自分が歩いていく道が、自分の方向だからみたいな。それを聞いて、『結局決めるのは自分だもんな』と思いましたね。時代劇も好きなのでやりたいし、戦争ものも。あんまり軽い人はできないのかなって思ったりもするんですけど。でも人並みに恋愛もしているでしょうし。そういうお芝居もできたらいいなと。とにかく分からないですね、自分でもどうなるか」
これからは仕事一つ一つがある意味冒険という感じですか?
「日々の生活もそうでしょうけど。もし、次に時代劇の仕事ができることになっても、その中で自分で新しいことをできれば冒険じゃないかと。『これやったら怒られるんじゃねぇかな』ということをやるのがちっちゃい頃から好きだったんです。ちっちゃい冒険みたいな。怒られることをビビってやらないより、やって怒られるほうが面白いんじゃないかなと。そういうのがありますね。あとは明石のような硬派なイメージの役だけではなくて、オチャラけた、砕けた役もやりたいなと。とにかく来たものを100%でやって、そこに一緒にやる人達に負けたくないです」
最後に高橋さんにとって、今年1年で掴んだプレシャスを教えてもらいました。
「やっぱり経験ですかね。この東映撮影所で撮影できたということと、一緒にやったメンバーだったり、スタッフさんやゲストの方とか。色んな経験が毎日毎日バーッとくるので、それが一番大きいなと。それが次に繋がるんだと思いますね。それっきゃないです!」

実際にお会いしてみると、高橋さんはチーフよりも自然体で爽やかな好青年でした。インタビュー中もハキハキ受け答えしてもらい、スポーツマンらしいなと感心。
しかし、心に熱いもの秘め、常に何かにチャレンジしようとしている。そんな雰囲気を感じました。そこが、明石暁に選ばれた最大の理由ではと思えました。これからはプレシャスではなく、自分に挑戦する“熱き冒険者”として頑張ってください!
■profile
たかはし・みつおみ…1982年3月10日生まれ/大阪府出身/A型/特技:ラグビー
BS日テレ「それいけ!アンパンマンくらぶ」でお兄さんとして出演した後、ボウケンレッド・明石暁役でブレイク。今後もドラマ、CM、雑誌で活躍予定!
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浅井プロダクション分室 高橋光臣宛
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