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「もともとモデル出身なんですけど、芝居もやってるモデルの方と出会って。そういう人たちに引き込まれたというか、自分もやってみたいなと。もともと芸術とかが結構好きで、モデルをやっていてもより美しく見せるというような心構えだったんでした。芝居もそのうちの一つですね。芸術とか美を求めようかな思って芝居を始めました」 |
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齋藤さんはブログでも、趣味のシルバーアクセサリーのお話をするなど、芸術化肌なところを見せてくれています。お話を聞いて思わず納得。そんな齋藤さんが、ボウケンジャーのオーディションにチャレンジした経緯とは? どちらかというと戦隊は娯楽の王道。芝居の方向性としては、より芸術的なものを行うという選択肢もあったように思えますが。 「多くの役者さんたちの中で、やっていくのはどうすればいいかって思ったときに、最近だとオダギリジョーさんや永井大さんとか、仮面ライダーや戦隊といったいわゆるヒーローもの出身の人というカテゴリーがあることに気が付いたんです。それに、今では貴重な1年間通しでお芝居ができる場所でもあるので、『コレやらなきゃ!』と思ったんです。登竜門というか、役者をやっていくならここは通るべきだと。それで、戦隊とかライダーのオーディションに合格するためには何をやったらいいかなと思って。じゃあ、アクションやりそうだということで、体操を始めましたね。一度『アレをやりたい、コレやりたい』って決めたら、やっぱり気がすむまでやらないと嫌なタイプなので。オーディションに行く前に、最近は動ける人が少ないということを聞いていたので、よし一発飛んでやろうと。銀座の東映本社でバック宙やってみたりしましたね(笑)」 役者としてやっていくためのステップをキチンと考え、それに対して努力をしていた齋藤さん。しっかりしています。それにしても、オーディションで バック宙はスゴイ! 「それは、もう覚えてもらいたいなと。人と同じことやってもダメでしょうし。そういうことですね。後楽園のショーでもやっています。あれはとにかく名物にしたいなと。雨さえ降ってなければやります。たまに回りすぎたりしますけど(笑)」 |
「一番最初に思ったのが、とにかく『オイシイ!』と。やっぱりどこかにブラックっていうカラーはいいなと思いましたね。レッドやブルーみたいに毎年必ずいる色ではないじゃないですか。そういう意味で、ちょっと特別感はありました。もしイエローとかグリーンだったら、またちょっと感じ方が違ったかなと思います。 それに、やっぱり色によってキャラクター性があるじゃないですか。で、ブラックはヒーローだけど、ちょっとワルぶってるのかなと。で、1・2話の台本もらったときに、初っ端から見せ場があったんで。それに最終話の台本を見て、『やっぱりおれって美味しいポジションだったんだ』って思いましたね(笑)」 このインタビューがアップされる頃には、最終回の導入が放映されているわけですが、先に台本を読んだ限りでは、真墨は非常にオイシイ役どころとなっています! 齋藤さんの言葉の意味は是非オンエアで確認を。 さて、1年間真墨と付き合ってきたわけですが、齋藤さんから見て真墨という人物は、どのような変遷を遂げていったのでしょうか? |
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「一番最初の1、2話では、暁とぶつかって熱くなるところから始まってますよね。その後段々落ち着き始めて、劇場版くらいに落ち着いてきたんじゃないですかね。で、今のちょっとクールな真墨に至ると。途中、闇から人を信頼できないとか、仲間はどうこうと、最初の蒼太のようなこともありましたけど。
真墨は最終話まで、菜月に対しては心を開いてたけど、他の4人とはまだちょっと1枚壁があったかなと。で、ここにきてやっとそれを無くすことができたかなと。それはもう本当に最後の最後に壁を無くしますよという話なんです。最後の成長をするんですね」
成長といえば、毎年演じる俳優さんたちも大きく成長するのが戦隊シリーズの特色。齋藤さんも顔つきがいい意味で変わってきたのではないでしょうか。 「僕はボウケンジャー始まった当初が、一番顔が丸い時期だったんです。痩せたというより、元に戻ったといいますか。撮影が始まったのが、ちょうど高校が自由登校になった時で、要は学校に行かなくなる訳です。僕は体育系の学校行ってたので、それまでは毎日バリバリ運動してたんです。けど、やっぱり食生活は急には変わらないので、ボーンと(笑)。それでヤバイと思って戻していくにつれて、ファンの人たちに「ヤスカ、最近こけてない?」とか言われてたり(笑)。 あとは映像でやってるときは目つきが変わりましたね。目力というか。もともとモデルをやってる時も、写真に対して作ってましたけど。映像で芝居をやっている中で、最初はセリフを喋るだけでいっぱいいっぱいだったのが、今は段々顔や手に神経がいくようになって。DVDで最初の頃の話を見ると、セリフは強く言ってるんですけど、顔がゆるい! 見られないですよね。それを思うと、目つきも顔つきも仕草もそうですけど、変わったなと」 |
「夏が終わったくらいに、あってはいけないんですけど、若干気持ちが緩んだかなと、正直。最初は慣れない現場でやって、スタッフさんも厳しい。その中でキリキリ緊張してやってましたけど、劇場版が終わって一山を超え、スケジュールも一段落したときに、向上心が自分の中で一瞬揺らいだことがあったんですね。 それじゃよくないと気づいたのが、次の新戦隊のオーディションが始まったとき。「あ、このままでいたら落ちる……」と思って。それこそ新戦隊が来ると、もう卒業するわけですよ。このままの気持ちでボウケンジャーを終えたら、自分は絶対埋まると思えたんです。逆を言えば、今が一番いろんなことと吸収できるときだと思うんです。もちろん、スタート当初も知らないことばかりで、吸収するものが沢山あったんですけど、中々慣れない現場で、吸収できないこともあったと思うんです。やっとここまできて、一番ラフにというか変に身構えないでできるようになって、それと同時に色んなものを欲せるようになったので。残り3話しかないんですけど、ここが一番齋藤ヤスカ的にも真墨的にも変われる時じゃないかなと思ってます!」 |
| 構成/関根祥雄(ブレインナビ) (c)2006 ISHIMORI PRO・TV ASAHI・ADK・TOEI (c)Toei Company, Ltd. All Rights Reserved. |














