
上手にできた?
「自分で何を言ったか全く覚えてないんです(笑)。珍しく緊張していたのか、何も考えずにやっていたのかわからないんですけど(苦笑)。病院を舞台にしてやったような気がするんですよね。お見舞いに来た、みたいな。でもすごく良い経験でしたね」
じゃあ、そのオーディションに受かってこの世界に入ったの?
「家族みんなも協力してくれていて、去年の夏休み前かな? 姉がインターネットか何かでイエローキャブのオーディションを見つけてくれて、『女優とかいろいろな方面で活躍できる人を募集しているみたいだから受けてみれば』って言ってくれたんです。イエローキャブの先輩、佐藤江梨子さんとか小池栄子さんとか演技で活躍されている方も多かったので、おもしろそうだなって。それで、受けてみたら受かって」
イエローキャブの初オーディション。どんなオーディションだったの?
「最初に書類審査があって、カメラが送られてきたんですね。使い捨てカメラが1コ、封筒に入って。『これでアップを○枚、全身○枚、すっぴん○枚を撮って、現像せずに送り返してください』って手紙が入っていて。でも、現像しないで送ったらどう写っているかわからないじゃないですか! それで、確認用に使い捨てカメラを買ってきて、お姉ちゃんが撮っている隣でお母さんが同じ角度で撮って。それを現像して『これ、むこうのも絶対目を瞑っているよ』とか(笑)。『絶対落ちた、ダメだダメだ』って思っていたんです。結構写真が嫌いな時期があって、中学校の修学旅行とか遠足みたいな所では『私が撮るよ』って。だから中学校の頃のそういう写真は、本当に10枚とか20枚しかないです。でも後半からだんだん、プリクラとかすごく増えてきて友達と撮って写真が苦手じゃなくなって…だったんですけど、でもそうやって撮る(オーディション用の写真)ってないじゃないですか! ひとりでカメラに向かって笑うなんて普段しないので、いっぱいいっぱいだったんです。
でも、その写真審査にも受かって、今度は『ブログを書いてください』って言われたんです。元々文章を書くのがすごく好きで。中学校のときパソコン部だったんですね、だからタイピングとかもできたので『ブログ〜♪』と思って毎日、一週間くらいかな?書きました。その後に面接試験を受けて、その面接をやった日に半分の10人くらいに絞られて、次の日写真撮影の審査。そして、一週間後くらいに電話があって…。
『グランプリになりました。おめでとうございます』って言われて。『あ、ありがとうございます』って感じだったんですけど、家族に言わなきゃってみんなに電話したんですけど、みんな仕事中で出てくれなくて、お父さんに何回も電話してたら出てくれて『今、電話かかってきてグランプリになったんだよ』って言った瞬間に、急に涙が出てきちゃってボロボロ泣いちゃいました。一緒に暮らしているおじいちゃんおばあちゃんに言ったときもすごく泣いちゃって、ヒックヒック言っちゃって息ができないくらい(照笑)。その夜、みんなでおめでとうパーティをしました」
家族の応援が大きいようだけど、最初から協力してくれていたの?
「最初は結構反対されていたんです『絶対お前になんかできないよ』『すごく厳しい世界だから』って。でも、どうしてもやりたいってずっと言っていたら、いつの間にか協力してくれるようになって。お母さんも『無理だよ』って言っていたのに、知らないうちにいっぱいオーディションを探してくれていたり」
本気が伝わったんだね。
「言い続けてすごく良かったなって思いますね」
それでいよいよ上京が決まったんだ。
「やっぱり長野からだと東京に来るのだけでも2時間くらいかかっちゃうんですね。なので、出てきてちゃんとやりたいなと自分でも思っていて。ちょうど高校2年生になって、良い機会なので」
やっぱり最初のお仕事はグラビアとかの写真撮影が多かったんでしょ?
「はい。私、スクール水着しか着たことなかったんですね。長野は海がないじゃないですか。学校の授業で泳ぐだけ、友達と近くのプールに遊びに行くと言っても小学校の時は普通にスクール水着だったし、中学校では全然行かなくて。だからビキニとか着たことがなくて撮影で初めて着ましたね。ここ(お腹の部分の布)が無いと思って(笑)。でも、写真を撮って頂く内に、撮って頂くのも好きになって、苦手だったのが最近は大好きになって。撮影、すごく楽しいですね。最初は何していいのか本当に分からなくて不安だったので、そう思うと1年で楽しめるようになったなと思いますね」
どんどん新しいことに挑戦して発見して、楽しめるようになって、この1年は本当に充実していたんだね。そう言えば、オーディションで書いていたブログは今も続いているの?
「ブログは今3つ書いています。イエローキャブの公式のものはパソコンで書いて、それはこの前の9月でちょうど1年経ったのかな。イエローポケットという携帯サイトでも書いています。両方見ていただいている方にはつまらないかな?って思って、内容をちょっとずつ変えてます。3つめは『週刊プレイボーイ』という雑誌で、今年、ミス週プレのフォトジェニック賞を頂いて、それから書いています。3つとも内容も写真も違うもので頑張っているので、『これ、使える』と思ったらすぐに写真に撮ってパソコンに送っておきますね(笑)。一応毎日、書いています。時々撮影とかで遅くなった時は、次の日書くときに昨日の分を書いて、『昨日はこれがあって…。ここから今日の日記です』みたいな(笑)。でも、文章を書くのは本当に好きなので、3つ書いても全然苦にならないです。家に着いたらすぐにパソコンつけて、みたいな。一日中ついてます、パソコン。今日も電源切らずに出てきちゃいました(苦笑)」
当然、インターネットのサイトも色々見ているんでしょ?
「すごく見てますね。ブログもいろいろな人が書いているじゃないですか。見るのも大好きなので、お気に入りのフォルダの中にいっぱい入れてます。『ボウケンジャー』の方のも見ているんです。今回一緒のシーンが多かったブルーの三上(真史)さんのも毎日見ていて。三上さん、自分でも『最近毎日食べ物のこと、載せてるんだよな』って、食べ物のことばかりになってて(笑)。でも、おもしろおかしく書いてあって飽きないで読めるので、すごいなと思いました」
文章を書くのが好きなのは子供のときからなの?
「小学校の低学年くらいの頃ですね。学校の授業で『誰かに手紙を書こう』っていうのがあって、同じ長野県内に住んでいたおじいちゃんおばあちゃんにハガキを書いたんですね。小学2年とかだったので、絵がいっぱいですごく短く『元気ですか? みずほより』ってそんな感じだったんですけど。そしたらおじいちゃんおばあちゃんから返事が来て、それがすごくうれしくて。それから、おじいちゃんおばあちゃんと文通が始まって、小学校の後半か中学校の前半までやっていたんです。そしたら文章を書くのがすごく好きになっていました」
それじゃあ、遊ぶのも外へ行くよりも家の中で遊んでいたの?
「そうですね。両親も仕事から帰ってくるのが結構早くて、一緒にご飯を作ったりとかしてました。土日も、友達と遊ぶこともあったんですけど、家族みんなでドライブに行ったりだとか家族といることがすごく多かったので、すごく仲が良いですね」
仲が良いご家族なんだね。特にお姉さんたちとは仲が良いみたいだけど、結構歳が離れているんだよね?
「はい、5歳と8歳違いますね。喧嘩とかもしたことがなくて、私がちょっと怒っても相手にしてくれないっていうか『わかった、わかった』って(笑)。姉はふたりとも運転ができるのでちょっと出かけたいときとか『一緒に行こう』って、買い物とかもよく3人で行って、洋服とかも3人で着回してました」
そんな仲良しのお姉さんたちが今回の放映を観たら、どんな反応をすると思う?
「多分、8時ちょうど電話がかかってくると思います、見終わった瞬間に。それか、7時半に電話がかかって来てずっと電話が繋がったままで放映を観るか、どっちかですね。…ちょっとそれはイヤですよね(照笑)。見終わってからのほうがいいな(笑)。8時にかかってくることを願いますね」
では、最後に今後の目標を教えてください。
「目標はやっぱり女優です。学園物のドラマや映画に出られたらいいなと思います。今回もセーラー服で嬉しかったんですけど。それとCMにも出てみたいな、化粧品とかのCMに出てみたいです。頑張ります」
ちなみに将来、イエローやピンクになって戦おうと言う気持ちはない?
「戦ってみたいです、是非! 」
よかった! そちらも是非目標のひとつに入れてください。
はた・みずほ…1989年11月17日生まれ。蠍座。長野県出身。血液型AB型。身長160cm。特技:書道。趣味:ブログ、映画鑑賞。
2006年イエローキャブのオーディションで見事グランプリを獲得し、上京。集英社『週刊プレイボーイ』の第2回ミス週プレ フォトジェニック賞を受賞。そして7月にはファーストDVD『檸檬ーレモンー』が発売になっている。現在、HITACHI無料携帯マガジン『キメクル』にて『イエローキャブ秦みずほ&敏腕ネコマネージャー芸能界成り上がり物語!!』が絶賛配信中。
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