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その時々で色々なスタイルで“お笑い”をしていたということだが、基本はシティボーイズの3人。仲間の一人、きたろうさんが『仮面ライダークウガ』に出演したが、その時斉木さんはどう感じていたのだろうか? 「いいなと、思った。『あ、そう? お前が?』って感じで(笑)。おやじさんって感じだって言うから、『いいんじゃない』って思いました」 逆にきたろうさんは牧野博士を演じる斉木さんに対して、感想を言ったりはしないのだろうか? 「お互いの仕事に関してはあまり何も言わないのね。情報は入ってきます。今は、ドラマを一生懸命やっているって。珍しく忙しい思いをしてるらしい。仕事を選ぶんだもん、あいつ。いかに楽をしようかって生きてるからね(笑)」 と、長〜い付き合いがなせる技。程よい距離感を保っているらしい。 「うん、バラバラでね。シティボーイズ・ライブは年に1回だから、滅多に会わないと思うでしょ? しょっちゅう会ってるんですよ、我々は。シティボーイズ・ライブは僕らのショーだから半年掛けてやっています。だから、その半年間は頻繁に会いますけど、その残りの半年も仕事はバラバラにやっていますけど、何かというとすぐに集まるし…何かってゴルフとか、遊びですけどね(笑)」 って、実は結構仲良し? 「そうです、家族ですよ。兄弟みたいなものですね、年の同じ。それじゃあ、三つ子だ(笑)。ひどい三つ子だ、三方向にベクトルが行っているからね。全く、みんなバラバラです。趣味っていうのも変だけど合致するのは、ゴルフだけですよ。そのゴルフだって好きの度合いが全然違うし。それでも大会やろう、ってしょっちゅう言ってて、それが一番の共通点」 あ、…しまった。大変面白い話なのに時間が無くなってしまった。。。。。どうしよう。。。。 「だから言ったでしょ? 切ってくれないと終わらないよって(笑)」 すみません。では、最後に話したり無かった、斉木さんのSFヒーロー作品やマンガに対する想いを是非、お願いします。 「芸能界の中でも分野ってあるけど、子供向けの戦隊、東映のアニメチックな世界。でもね、みんな繋がっているのね、日本の芸能界って言うのは。だから専門分野みたいに感じるだろうけど、そうじゃない。出し方がちょっと違うだけで根本的には同じような気がするんです。もちろん、高倉健さんが出てくるとは思わないけど(笑)。でも、そんなに遠い世界ではないですよね。ああいういわゆる真面目な2時間の映画で描かれている世界も、こういう世界もそんなには違わないんじゃないかと、僕は思うんだよね。例えば、純文学が偉い訳でも何でも無い…もちろん、偉いですけど(笑)。偉いですけど、じゃあマンガがバカか? 大学生がマンガを読んでいるって、僕らの世代だったの。その時、世の中の批判をものすごく浴びたんですよ。『ふざけるな!』と僕は思ったのね。今の日本のマンガのレベルの高さって、世界に二つと無い。日本の独特のマンガの世界ってすごい、ってずっと思っていたの。ところが『何だ、お前、マンガじゃないか』って言うように、何か話をしてるときにマンガの世界をバカにしていたんですよ、世の大人どもは。でも、今現実はどうかと言ったら、全部マンガ原作じゃないですか。“多い”どころじゃない、ほとんどです。ということは、小説を超えちゃっているんです、マンガの原作のレベルの高さが。マンガのストーリー性、緻密さっていうのは小説を超えてますよ。それを作ったのはやはり手塚治虫であり、石ノ森章太郎であり、横山光輝の『鉄人28号』にしても…『伊賀の影丸』大好きだけど(笑)、僕らはそれをずーっと読んでいた人間ですから。これらのストーリー性のすごさって! いくら『優れている昔の文学を読みなさい』って言っても…もちろんそれは文章は綺麗だしね、だけど持っている世界観は違わないと思ったし、むしろマンガのほうがすごいと思った。日本のマンガ原作の作品が、世界に全部通用してるじゃないですか。宮崎(駿)さんもそうだし、あれは完全なアニメーションだけど、世界観が通用しているんですよ。絵の緻密さは日本のマンガは最高です。これはどこの国にも真似できない。日本のマンガのコマ割りっていうのは、ほとんど映画のコマ割と同じじゃないですか。あれは石ノ森先生がものすごく意識したところですよ。画期的なコマ割です。コマの使い方、どういう絵づらか、どこから撮るか、下から撮ったり上から撮ったり、ふかんで撮ったりね。あれは映画なんですよ、実は。僕なんかのマンガ世代から見ると、『ああ、やっと認められた』って感覚ですね。東映のヒーロー物だって今の子供たちはそれを見ながら育っている、その子たちが小説家になったり、映画監督になったりするわけです。子供の時に受けたものというのは忘れないですよね、僕がそうだったみたいに。だから、東映は僕の頭の中を作り上げた、恩人なんです」 そして最後に、 「それくらい、東映には深いんだよってことで」 と、念押した斉木さん。面白い話が尽きることなく出てくるところがすごい! 実は特撮もマンガも大好きなおじさんだったことが、すごく嬉しい! 親近感も湧いて来て、またひとつ『ボウケンジャー』を観る楽しみが増えました。ありがとうございました。 |
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