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その反響のすごさをさらに実感する出来事があった。 「反響がいかに多いかって言うのはね、シティボーイズ・ライブを東京を皮切りに小倉、名古屋、大阪ってやるんですけど。名古屋と大阪で出待ちっていうのがいるんですね。普通は女の子なのに、男なんですよ。そしたらみんな『ボウケンジャー』のブロマイドとか、本を持っているんですよ。それを持ってきて牧野博士のところにサインしてって。僕ビックリしたのは、ブロマイド。なんで僕のブロマイド持っているの?って。『ボウケンジャー』で出しているのね、牧野博士のカード。『あれ? お前達ライブ見に来たんじゃないの?』って言うと『ライブも観ますけど』って(笑)。ライブはおまけかよ(笑)。それ見たときに『ボウケンジャー、すごいや』と思って。幅広い層を持っていますよ、相当に。確かにヒーローネットに入っている人達くらいの、子供だけじゃなくて大人ですよ、30歳代」 もちろん、それほどファンが付く作品の魅力を、斉木さん自身納得していた。 「『ボウケンジャー』面白いもんね。僕自身観てて面白いと思う。ストーリーもいいね。凝っているよね。おとぎ話を全部使っているっていうのも。何より“プレシャス”って発想が素晴らしいね。これからどんなプレシャスがでてくるのか、って言うのがちょっと楽しみだね。作家の人たちも何人かでかなり頭を絞っているみたいだし、楽しみですね。この自由な発想というのか、大人が作っているわけですよ。大人のくせ、子供に返ったじゃないけど、子供の自由な発想を具体的に映像にして行くっていうのが、すごい。僕らの世代だとほとんど本の世界だからね。小説とか、幻想、伝記物とか言われるような話なんです。『戦国自衛隊』とか『産霊山(むすびのやま)秘録』とか色々書いている半村良さんとかね。僕なんかはそういうのを読みながら育った人間ですから。小説の世界が今は、具体的にこういう映像になってて。夢枕獏とかああいう人たちの書いてる、言ってみれば想像の世界ですよね。そういうのが全部マンガチックに映像になっていくのが、面白いね」 ところで、牧野博士についてだが折角斉木さんが演じているのに、ちょっとおとなしく感じるのだが、本人はどう思っているのだろうか? 「全然おとなしいですよ。シチュエーション的には、しょうがないですよ。大高くん(ガジャ役・大高洋夫さん)は悪のほうで頑張っているけどね。むしろ僕も悪のほうでやりたいくらい(笑)。着ぐるみ、大変だけどね(笑)。体力的にちょっともたないね(笑)。 これは楽しみ! これからは牧野博士の変化にも注意して『ボウケンジャー』を観なくては。ところで、斉木さんご自身はどんな人なのか? 「うち(シティボーイズ)は大竹がツッコミで、きたろうがボケなんですけど、僕はオオボケってジャンルですから。昔のトリオっていうのは、ボケ・ツッコミ・二枚目っていう設定なんですね。いわゆるてんぷくトリオだとか、僕らの一世代前の人たちっていうのは、大体そういうパターンで攻めてきた訳で、二枚目がストーリーを進めて行く役だったんです」 え? シティボーイズってお笑いでいいの? 劇団でしょ? 演劇じゃないの? |
「シティボーイズはお笑いですよ。だって、ライブだって笑いしかやってないじゃない。どうやって笑わすか。笑わすために真面目な顔をしてるんです。笑わす前は怒っているか悲しんでいないと、真面目な顔をしてないと次、裏切れないじゃないですか。シティボーイズは裏切りのギャグですから」 最近多い勢いに乗せたお笑いとは違うスタイルということかな? 「それは大阪風の笑いと関東風の笑いの違いもありますし、今は割と融合してますけどね。僕らはどういうラインで生き残って行くかって言うのを…もちろん自分たちができることしか出来ないんだけど、僕らは役者上がりというか芝居上がりだから、芝居チックなラインで行こうというのがシティボーイズですね。どうやって芝居の中で笑わせて行くか。だから大変ですよ。最初の笑いを取るのに5分間のネタ振りがあるんですから。状況を全部作り上げてから、笑いにかかる訳ですから5分は演劇になっている。初めてTVに行ったときに『君たちの持ち時間は3分だよ』って言われて、振りだけで終わっちゃって笑いが一言もないんですよ(笑)。これはいけない、って言うんでTV用のネタを作って行くということをするわけです。ライブとは全然違いますね」 コントってことですか?
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