![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
「そうですね、私は『宇宙刑事ギャバン』『宇宙刑事シャリバン』『巨獣特捜ジャスピオン』『時空戦士スピルバン』『超人機メタルダー』まで6年間ぐらいずっとメタルヒーローに出演していましたけど、メタルダー以降こういうテレビシリーズには出演していないので、もう19年ぶりですかね。戦隊シリーズに限れば『大戦隊ゴーグルファイブ』以来ですから24年ぶりです。故郷に帰ってきたという感覚ですね。先ほど挨拶がてらアフレコルームの様子を見てきたんですが、私がやっていた頃とは場所も違うし、全く違う雰囲気でした。シャリバンの時に白い風船を持って飛び降りた(21話)技術館だった所が、現在のアフレコルームで、かなり綺麗になってました。当時のアフレコルームは真っ暗だったんですよ。かなり古くて、お化けでも出てくるんじゃないかなって(笑)、それぐらいの建物だったんですけど……今そこはスタッフルームになっているみたいです」 『ゼブラーマン』の時のアフレコは、また違う場所で収録していたんだそうです。これまでのお話については、秘宝館Rのインタビューもぜひ参照していただければと思います。さて、お帰りなさい渡さん! な訳ですが、今回の役はいかがでしたか? 「最初はシルバー役かと思ったんですが(笑)、さすがにそこまで世間は甘くないですね。もういい加減に歳を考えろ、と(笑)。アクションに関しては久しぶりなのでもっとやりたかったんですけれども、撮影スケジュールなど色々ありますしね。芝居とのバランスも考えると、まあちょうど良い感じだったんじゃないでしょうか」 前回の東山さんのインタビューでも伺いましたが、あのヒーローが父親役……ということで、ファンのみなさんとしても感慨深いものがあるのではないでしょうか? 作品って思い出の中では時間が経ちませんし、ヒーローやヒロインって永遠に若者だったりしますもんね。では、ご自身ではどのような感覚なのでしょうか? 「シャリバンの頃は19歳位でしたので、血気盛んな熱血漢っていう部分がありましたね。頂いた最初の企画書にもそういう記述があったので、とにかく明るく演じられたら良いなっていう感じでした。シャリバンという作品は、まず自分自身が観客として面白いかどうかという意識で観てましたよ。“あ〜これはダメだな”というように 観客の気持ちで観てみて、じゃあ次はプレイヤーとしての立場から、失敗した部分をこう直して行こう! って感じでしたから。ここの部分が足らなかった、弱かった、アクションのここがダメだった、と毎回毎回勉強しながら演じさせて頂いてました。本当に鍛えられる場所でしたよね。アクションにしても命張ってやっていた訳ですから。関係者の皆さんも生死を賭けて、ひょっとしたら明日はもうこの世にいなくなっちゃうかも……という位の気迫で作品を作っていたんです。それから20年という時が経っていて、外見的なものや体力的には衰えはあるんでしょうけれど、気持ちだけはホントあの頃と全然変わってないんですよ。他の作品でも父親役をやったことがあるんですが、何ていうのか自分的には演じてみて違和感があるというか、中途半端な感じがするんです。父親役にしては若いんじゃないかって?(笑)」 |
![]() |
ご本人としてはシャリバンなどを演じていた頃から、そんなに時間が経っていない気がするのだとか。そうは言いつつも、このインタビュー後のアフレコ作業では、最初の観客となってご自分の芝居の出来を判断しなければならない渡さん。はたして、実際に父親っぽく見えているのか? 芝居とは答えのない仕事であり、シャリバンの頃にもずいぶんと悩まれたようです。 「あの頃は視聴者の方からの反応があまり無かったんですよ。今みたいに色々な雑誌もありませんでしたし、ファンの方がこれだけいるっていうのがなかなか分からない、一方通行の世界だったんです。シャリバンが終わる頃になってやっと反応が返ってくるようになったんですが、それからですね、自分がやってきたことが、皆さんに受け入れられていたんだというのがやっと分かって、ちょっと安心したっていうのは。だからそれまではもう演じながら“みんなどう思ってるんだろう……「シャリバン」見て面白いのかな、つまんないのかな……”って不安でしたよ」 |
![]() |
| 構成/竹中 清 (c)2006 TV ASAHI・TOEI AG・TOEI (c)Toei Company, Ltd. All Rights Reserved. |














