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「グラビアのお仕事は、やっぱり“山崎真実”自身を表現する訳じゃないですか。限界まで自分の良いところを表現していくという仕事なんです。ボウケンジャーの風のシズカ役は、役になりきってお芝居をすることで別人になるので、その演じた人の魅力を出さなきゃいけないというところが、やっぱりぜんぜん違うところじゃないかな? と思います」 自分を出す仕事と、他の人になる仕事……どちらがむずかしいのでしょうね? やっぱり他人を演じる方がむずかしいのでしょうか? 人によっては自分を表現する方がむずかしいという人もいたりしますけど……。 「グラビアなどのスチール(写真)のお仕事は、もう2年くらいやっているので、どうしたら良いかというのが、だいぶ分かってきたんですけど、シズカちゃんの場合は、キャラが濃すぎて(笑)……、自分自身はそんなにテンションが高い方じゃないので、テンションを上げたお芝居をするのに、結構苦労しています。学生の頃はそうでもなかったんですが、最近はあまり感情がはっきり出る事が少ないんですよ。昔ほど腹も立たないし、怪我をしても、その痛さにも鈍感になれる……という感じなんです(笑)」 どうやら真実ちゃん自身はテンションが高いどころか、まわりからは“とろい”と言われるらしいのです。自分ではそうは思わないということでしたが……。それに体育会系なので、どちらかというと男の子っぽい性格だと自己分析! 「自分を前面に出して表現するのって、けっこう苦手なので、シズカちゃんみたいに感情にまかせて行動するのって、自分には無い部分なので、むずかしいんですよ」 よく、自分と正反対の役だから演じやすいと語る役者さんってけっこういますよね? 真実ちゃんはそれとは逆みたいです。自分に無い部分だからこそ、演じていてもむずかしい。それも至極当たり前の事ではあるのですが……。 「監督さんからは“出来るだけ軽〜い感じで演じて”って言われるんで、精一杯そう演じてみるんですけど、そうするとスタッフさんたちが笑うんですよ(笑)。やってる時は気にならないんですけど、撮影が終わっても笑われてると、すっごく恥ずかしくなっちゃうんです。アフレコなんかも恥ずかしくて、他のみんなは2枚目のしゃべりで決めているのに、シズカちゃんだけがテンション高いので……。今までやった事のない役だし、濃いキャラクターなので、やっていておもしろいんですけど、その反面恥ずかしい事も多い……という感じです」 乙女心は複雑です。でも、スタッフさんが笑ってくれているという事は、真実ちゃんの芝居がウケているということだから、自信を持っていいんじゃないのかな? きっとそうだと思いますよ。 「かっこいいシーンは良いんですけど、ふざけてるシーンとか……“ペペペのぺ〜”とかふだん言わないじゃないですか(笑)」 自分の中ではかなりのオーバーリアクションで演じているという真実ちゃん。画面から受ける印象とは正反対で、かなりシャイな女の子なのです。彼女が恥ずかしいと思っている部分が、視聴者の望む風のシズカの魅力でもある訳なので、これからも彼女の受難の日々は続くと思われます(笑)。そんなお芝居の中に、脚本にはないアドリブなど、自分で入れたりする余裕はあるのでしょうか?> 「考えすぎるとできないタイプなので、あまりあれこれ考えないようにしています。セリフも現場で増えたりするので、台本も一通り読んで内容を把握したら、もう見ないようにしてるんです。セリフもあまり覚えていかず、そのまま現場で対応してますね。シズカちゃんはノリが軽いキャラなので、あんまり考えすぎちゃうと硬くなっちゃいそうなので、その場のノリと勢いで演じてます(笑)」 |
「新体操をやっていたので、体は柔らかいんです。だから足も上がるので、ハイキックとかもぜんぜん平気なんです。でも、新体操の動きは綺麗に正確に踊る感じなんですけど、アクションの場合は、まずは“速さ”を求められるので、そこが大きく違いますね。私はアクションをやっていても、自然と新体操の動きみたいになってしまったりするので、そういうところがむずかしいです。武器の短剣なんかの扱いも、新体操のこん棒に似てそうで、動かし方とかはぜんぜん違うんです。ほんとうに一から監督さんやJAEさんに教えていただいて、なんとかやってるという感じです」 撮影前にJAEさんにアクション指導を受けたのか聞いてみると、3話のクランクインがぶっつけ本番となり、しかも出演予定のないシーンに登場することになったとか。さらに、何をするか解らないまま“どこまで出来るか見たいから、ちょっとやってみて”との指示が出た……。?ながらも何とかこなしてみると“じゃぁ、これでやっていこうか、出来るから”ということでOKが出たのだとか。体の基礎が出来ているから、吸収も早いという事なんでしょうね。そういえば、あのコスチュームって動きやすいのでしょうか? 「けっこう重たいんですよね。いちばん重たいのはヘルメットなんですけど、走ってきて止まった時とか転んだ時などに、ズレて顔が見えなくなったりするんです。相手を睨む時にも顎を引いて上目遣いで睨んだ方が怖いと思うんですけど、そうすると、目が見えなくなってしまうんです。だからどうしても“怖くないシズカちゃん”になっちゃうんですよ……」 撮影には様々な苦労があるのです……風のシズカはヘルメットと悪戦苦闘中です(笑)。撮影の度に様々な改良が加えられているとのことですが、真実ちゃんとしてはシズカのコスチュームではなく、変装している時などの、動きやすい服装の時にアクションをやってみたいのだとか。アクションに対しても意欲満々なのです。変装といえば、何かこれを着てみたい! なんてコスチュームはあるのでしょうか? 「え〜と……制服! わたしの通っていた学校は中高同じ制服だったんですけど、すっごく格好悪かったんですよ。だから可愛い制服が着たかったんです。でも、もう卒業して着られないじゃないですか。だからこういう機会とかじゃないと、制服を着る機会がないので、ぜひ制服を! って思ってるんですけど(笑)」 ブレザーで、ネクタイをして、チェックのプリーツスカートに、紺のソックスを履いて……というスタイルをご希望です。「ぜひこの機会に可愛い制服を着させて欲しいなぁ |
| 構成/竹中 清 (c)2006 TV ASAHI・TOEI AG・TOEI (c)Toei Company, Ltd. All Rights Reserved. |













