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「はい、親が言うには『親バカだった』と(笑)。近所の人とかにやってみなよとか、オーディション絶対受かるよとか言われて、『受からないよ』とか言いながら応募したら受かっちゃってビックリしたという話を聞きました」 生まれてすぐとは、人生イコール女優人生ですね。では、もし女優をやっていなかったらどんな道に進んでいたと思いますか? 「やっぱり、そんなことを考えちゃいけないんですけど、以前は仕事が逃げ場だったんです。私には、タレントという頑張って打ち込めるものがあったから、勉強とかができなくても『今は仕事が忙しいんだ』というのを理由にして逃げていたんですけど、そのツケが今回ってきて、勉強が遅れちゃってますね。今考えるとバカだったなぁって思います(笑)。でも、両立させるのは難しいですね。今、中3なので勉強を頑張ろうって思うんですけど、仕事をしていると夜ご飯が食べられなかったりしてリズムが段々崩れていくんですよ。そうすると、もう、部屋がグチャグチャになったりとか、やっていたことも出来なくなったりしてしまうんですね。私は以前、吹奏楽部に入っていたんですけど、大事な発表会の時とかに仕事が入っちゃたりして、結局無理だと思って辞めてしまったんです。フルートをやっている人に憧れて始めてみたんですが、実際に吹くのは大変でした」 そのフルートですが、仕事で吹かれたことはありますか? 「『ウォーターボーイズ』に出演させて頂いた時に、スタッフの方に『フルートをちょっと吹いてみてよ』と言われて、家から持って行って吹いたことはあります」 |
「絵ですかね。私の親友がずっと前から漫画を描いていて、小学校の頃から書いていたんですけれども、それを見て、私も教えてもらいながら描いてますね。描いているのは、好きとかではなく心が落ち着くというか、描いている想いとか、そういうのが伝わってくるからなんです。可哀想なシーンの時は、本当に可哀想になってしまって……。漫画家っていうのは、自分で話を作って、登場人物を酷い目にあわせるじゃないですか。なので、自分で作っているのに『酷いなあ』とか思ってしまうこともあるんですけどね(笑)。他には……やっぱり歌を歌うことですかね。自分でも気付かないうちに家で歌っていたりすることもありますね。CDとか聞くのも好きで、嫌な事があったりするとCDをガンガン流して、歌ってストレスを解消してます。(笑)。あと文字を書くことも好きです。お父さんはよく『芸術系の才能があるんじゃないの?』とか言ってくれるんですけど、お父さんは歌も上手いし字が綺麗なんです。そこが似たのかなと思います」 漫画に歌ですか。確かになかなか多才ですね。では、休日はそういった趣味を満喫されるんですか? 「いえ。両親が忙しいので、弟と二人きりということもあるんです。弟は可愛くて私は大好きなので、「今日は休みだからお昼はいいや」っていう風にはできないじゃないですか。だから、お昼を作ったりすることもあります。でも、あんまりかまいすぎると、『アンタ親じゃないんだから』って叱られて……。だからといって放ったらかしにしていると、『アンタお姉ちゃんなんだから』って言われるので結構大変ですね(笑)。折角の休日なのに、自分の好きなことが優先出来ないこともあるんです(笑)」 いいお姉さんじゃないですか! 休日くらい仕事を忘れて、ゆっくりしたい気持ちはよく分かりますけど。仕事といえば、これからどういった役を演じてみたいですか? 「演じるとは違いますけど、私は歌うことが好きなので、将来は歌もやれたらいいなと思ってます。それに近付くために何か歌う仕事をやってみたいですね」 |
| 歌手ですか! では発声練習とか、カラオケとかにはよく行かれるんですか?
「行きたいんですけどね。近くにないんですよ、カラオケ屋が(笑)」 だから先ほど話されていたように、家で歌われているわけですね(笑)。ちなみに、普段はどんな曲を聴いてますか? 「浜崎あゆみさんの歌ですね。小学校低学年の頃からずっと聞いています。アニメの主題歌で初めて知って、それからずっと好きで。歌詞が自分にとって感動するようなものだったので、気に入って親にCDを買ってもらって、出る度に集めるという感じです。私は幼稚園の頃からずっと歌が好きで、『歌手になりたいな〜』とか思っていたんです。で、浜崎さんを知ってからは、浜崎さんみたいな歌手になれたらいいなと思ってました。自分で詩を作って、歌に詩をのせて気持ちを込めて歌えるっていうのはスゴイなって。なので、自分で詩を作ったりするんですよ。自分の感じたこと、会ったこと、イヤなこととかを全部詩にまとめてちょっと訓練してるっていうか、練習中っていうか(笑)」 やはり作詞は基本なんですね。曲も作られたりはしないんですか? 「いざという時に曲が浮かばないんですよ。曲を先に考えると詩もよく分からなくなっちゃうので、難しいなって思います」 音符が読めない人からすると、作曲できるだけで十分スゴイと思いますよ(笑)。では今後は、やはり歌をやってみたいですか? 「この仕事は歌手への近道にもなると思っているので、続けていきたいです。でも、最近はオーディションになかなか受からなくて、『今は勉強しろっていうことなのかな』とも思っていたんですけれども、楽しかった今回の仕事のおかげで、もっと頑張ろうという気持ちが湧いてきました! やっぱり中途半端な気持ちではオーディションも受からないと思うし、勉強も頑張れってことなのかなと(笑)。これからは頭も良くなりたいですし、いつか詩も作れて、歌で気持ちを伝えられる歌手にもなれたら嬉しいですね。夢ですけど(笑)」
インタビュー中は常に明るい笑顔を振りまいてくれた碇さん。今回は芸暦15年ならではの悩みや、女の子らしい素敵な一面を垣間見せてくれました。 |
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| 構成/関根祥雄 (c)2006 TV ASAHI・TOEI AG・TOEI (c)Toei Company, Ltd. All Rights Reserved. |











