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「松本寛也の表情だね」
カメラを覗きながら、スタッフが言った。
「『松本寛也』も、徐々に魅せて行かないと」笑顔をみせながら、そう答えた寛也くん。
晴天の六本木ヒルズ、テレビ朝日。少しだけ太陽が傾いた午後。
さすが『ジュノンボーイ』だけあって、次から次へとポーズをキメてくれる。
TシャツとGパンに、さりげなく使うアクセサリーなんか、ホントおしゃれさんです。
「インタビュー、好きなんですよね。楽しみ」
写真撮影の後、インタビューを行う部屋に入っての一言目。
プライベートはひとりで過ごしていることが多い、という話を聞いていたので、てっきりおとなしい感じの方だと思っていた。
「どんなイメージなんスか。それ(笑)」。
レコーダーを回す前から、そう、カメラの撮影中も。笑顔を見せながら話をしてくれる。人懐っこい青年、なのだ。
マジイエロー、小津翼。
知的でクールな役柄は、松本寛也のどの部分なのか?
マジレンジャー初の撮影会に行われた、ファーストインタビューから半年。
松本寛也くんの素顔に迫ります! |
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半年経ちましたが、振り返ってみることはありますか?
『マジレンジャー』がスタートしてから今まで、あんまり考えずに来たので、これから先も振り返ることなく、時の流れに身を任せて(笑)、自分なりに進んで行きたいです。だた、アフレコが難しいんですよ〜。
カツゼツが良くない、の、ですよ(笑)。その辺は振り返って反省してますケド(笑)。
でも、すっげー早かったですね、もう半分くらい来てしまいましたから。最近特にそう感じます。第1話からずらっと並んだ台本を見て「こんなにやってんだ!」って。
街を歩いてるとちっちゃいコが「あれ!?」って言ってくれるようになったのも、すっごく嬉しい。そんな時は手をふって、にっこりします。子供はすごいですよね。雨の日にも撮影を見に来てくれる子もいるんですよ。ちっちゃい傘を持って、黄色いレインコートを着て、じーーーーーっと撮影風景を見ててくれるんですよ。夢中ってこうゆうことを言うんだろうなぁ、なんて(笑)。
そうやってマジレンジャーを愛してくれる人たちと徐々に触れ合いながら歩んだ半年……でしたね(笑)。
――――― 劇中では、1話に1回の勢いで魁ちゃんに
突っ込んでるみたいですね(笑)?
(笑)そうですよねー!
けっこう叩いてますよね(笑)。細胞減るんじゃないかって心配してるんですよ(笑)。あれは自分から突っ込んでます。翼ならこうするだろうと見込んで、寛也がひっぱたいてます(笑)。
――――― 小津兄弟たちを分析すると?
うーーーーん、なんだろうな。
淳は「まじめ」アニキは「あつい」あゆみちゃんは「和む」麻美は「元気・健康」。
マジレンジャーは、兄弟であり、仲間でもある。オレの中ではこんな感じかな。 |
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冷静に見てるんですね。兄弟たちの中ではどう過ごしてるんですか?
相変わらず、ひとりが好きなんです(笑)。
最初の頃と同様、わきあいあいとやってますけど、オレが一緒にいるのは撮影の時くらい。
実際はひとりっ子なんで、兄弟が出来たのは楽しいんですよ。もともとお姉ちゃんが欲しかったんですけど、念願叶って賑やかなお姉ちゃんが2人も出来たし(笑)。けっして仲が悪い訳じゃないんです(笑)。ひとりでいても、みんなから寄って来てくれるんですよ。だから個人になれば、じっくり話をするし相談にも乗ります。安心してるんですかね? こんな性格だから相談の内容も誰にも言わないし。みんなは、心を開いて来てくれるんじゃないかな(笑)。
O.Aは、リアルタイムだとなかなか観れないんで(笑)録画して観てるんですけど……。
番組を見て改めて「翼のキャラって、今までの戦隊にいたのかな」ってふと考えるんです。小さい頃の記憶は薄れて来ているので、細かいディテール(人物設定)まで覚えてないだけかもしれないんですけど、ちょっと異色なんじゃないかなって。
まぁ、兄弟5人もいたら、こんな人間もいますよ(笑)。
人から見たら多分「孤立してるの?」って思われちゃうかも(笑)。実際はそうじゃなくて、第三者的に少し引いて見ているだけなんですよね。そんなところも翼なのかも(笑)。
――――― オーディションの時から『マジイエロー・翼』は意識していたんですか?
実は「オレは絶対に翼役がいい!」って思い入れは、無かったんですよ。その頃、事務所の先輩でもある吉田(友一)さんがデカレンジャーでデカブレイクをやられてたので、デカブレイクのように遅れて来る6人目もカッコイイなぁって思ってたし、どうせ戦隊をやるならやっぱりレッドをやりたかったというのも本当のところでした。今でもレッドに対しての憧れはありますよ。でも、実際
にオレは魁にはなれない、って言うか出来ないです(笑)。おちゃらけた、和ませるような役は向いてないですから。結果的に『やっぱりオレはマジイエローの小津
翼で良かった』って。
『小津 翼』に初めて会った時『あ、オレと似てる』って思ったんですけど、『小津 翼』と一緒に生活するようになったらどこが似てたのか、はっきり分からなくなってきちゃったんですよね(笑)。演じる上でも役作りをして、翼に入るという感覚ではなく、松本寛也の中の翼の部分でカメラの前に立ってる、って感じですかね。普通に過ごしてるんです。あえて何も考えずに、自然に自然に、と。
セリフ回しなんかも、例えば「なに言ってるんだよ」ってセリフだったら「なに言ってんだよ」にしたりとか、翼――オレ――だったらこう言うだろうなって、考えるまでもなく自然に出て来るんです。 |
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