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重たいドアを開け、アフレコルームへお邪魔した。中では『マジレンジャー』第5話のアフレコの真っ最中。モニター前に立つマジレッド・魁役の橋本淳さんやマジピンク・芳香役の別府あゆみさんの姿が見える。そこへ混じってひときわ小柄な女の子が、一生懸命叫び声をあげてアフレコに挑戦していた。それが今回お話を伺う、平田薫ちゃん。若干15歳の中学生。細身で色白、黒髪がとても印象的な子だ。劇中では魁が憧れる美少女・山崎由佳を演じている。
アフレコは初挑戦の彼女。自分の口の動きに合わせるのに一苦労。ミキサールームには「すみません」と可愛い声が聞こえて来る。その声に、竹本監督を始めスタッフたちも「可愛いっから、いっか♪」と怒る様子もない。いつもとは違ったミキサールームとなっていた。 |
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ようやくアフレコを終えた薫ちゃんに、早速感想を伺った。
「難しかったです、本当に。泣きそうになった(笑)。口の動きが合わなかったり、出遅れたりで『あー!』って(苦笑)。どうしようとか。難しいんですね。ああいう場所に入るのも初めてなので、緊張しました」
と、かなりの緊張の中での収録だったようだ。
「うまくできなかったらどうしようって、ずっと考えてました。終わってちょっと気が抜けました(笑)。ホッとしました(^o^)」
ようやく気持ちがほぐれて来たようだ。笑顔がこぼれる。さらにミキサールームが癒しの空間になっていたことを話すと、
「本当ですか? 嬉しい(照笑)。ありがとうございます」
と、さらに安心したようだ。
今回の役どころ、魁くんの憧れのマドンナを演じてた感想を尋ねると、
「台本を読んだときに、モテるんだろうな、羨ましいなって(笑)。がんばって可愛らしい女の子のオーラを出さなきゃなって、思ってました」
と、率直な感想が返ってきた。
私服の彼女を目の前にしていると、先ほどの5話のセーラー服姿とはちょっと印象が違っているのを感じた。劇中のほうが大人っぽいのだ。それを言うと、
「本当ですか? ありがとうございます。いつも子供っぽいって言われるので、大人っぽいって言われるほうが嬉しいです」
では、実際の年齢よりも年上の役だったので意識していたのかと思いきや、
「それは無かったです。自然に、と心がけて(笑)」
と、言うことなので、やはり着る物のせいか? |
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共演者の印象を聞いた。
「橋本さん(魁くん)は優しくしてくれましたか?」
すると、
「優しいです♪ 今日も、朝来るときにコンビニで、偶然魁くんを見つけて、アフレコスタジオの場所が分からなくて、連れて来てもらいました(笑)。このお茶を買おうと思ってコンビニに入ったら、いました(^o^)」
と、丁寧に教えてくれた。
そして、一番年下の彼女はみんなに優しく接してもらったと喜ぶ。
「芳香お姉ちゃんも結構撮影シーンが一緒で、いっぱい話しました。すごい楽しいというか、B型同士で話が合うんですよ(^_^)v。それですごい盛り上がっていました」
一体どんな話をしてそんなに盛り上がったのだろうか、興味津々なところだが、
「女同士の話とかいっぱいしました。楽しかったです」
と笑顔で答えた。やはり女同士の会話は秘密であるらしい。
さらに衝撃の体験をしたという。撮影前に行ったトイレで、変身途中のマジブルーとマジピンクのスーツアクターさんとばったり出くわしたというのだ。そのときのことを興奮気味に、
「まずビックリしたんですよ。『お疲れ様です』って挨拶をして。やっぱり中に入っている人は違うんだ、やっぱりそうだよなって思って(笑)。そしたらアクションシーンがすごいカッコイイですね。跳び蹴りとか、「ハッ!」って感じで、すごかったです。私も鍛えようかなって(笑)。ああいうのって見ると羨ましくなりませんか? なりますよね。すごいカッコイイって思いました。憧れちゃいました」
と、驚きから憧れへと心が動いたようだった。見事なアクションを目の当たりにしたら当然のことかもしれない。ということで、
「山崎さんがマジレッドを見て、ポッとなる気持ちは理解できました?」
と尋ねると、 |
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そのマジレッドとの共演では、
「素敵な方でカッコ良かったです。レッドの方も、みなさん優しかったです。出るときに「もうちょっと早く出るといいみたいだよ」とか、タイミングを教えてもらいました」
とこれまたご満悦。でも、実は共演前に期待していたことがあった。それは、
「期待しました、マジレッドにお姫様抱っこしてもらえるのかな?って。でも無かったです(苦笑)」
と、とても残念そう。やはり女の子の憧れは“お姫様抱っこ”だった。 |
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さて、マジレッドに助けてもらうためにはまず、怪物に襲われなくてはならない。ということは当然、撮影現場に怪物はいた?
「いました。こういうのだよ、って見せてもらいました。『こういうのなんだ…あ、骸骨がいる』みたいな(笑)。すごい観察しちゃって(笑)。興味津々でした。こうやって本当に作るんだって」
さすがに触ることまではしなかったそうだが、事細かに観察したそうだ。なかなか冷静かも。
そして、蜂や扇風機などいろいろなものに姿を変えた芳香姉ちゃんとの共演は当然、合成シーンが多用された。
「前にCMとかでキラキラしている光とかの合成シーンはあったんですけど、こういう感じで合成するものと一緒にお芝居をするっていうのは、初めてでした。どこを見たら良いんだろう?ってなったら、『目線はここね』ってスタッフさんに教えてもらうみたいな。そこに蜂さんがいるんだなって思いながら(笑)。あゆみさんが、蜂のかぶり物を被ってブルーバックで撮影するときに、見たくて残っていたんですよ。可愛かったです♪。全身は青いタイツで頭がふわふわってなってました。『可愛いですね』って頭をなでて、みんなには蝿っぽいって言われてたけど可愛いかったです。芳香姉ちゃんの蜂さんと並んで、淳くんに写真を撮って携帯に送ってもらって、今しっかり保存してます(^o^)。宝物です」
と、とても嬉しそう。よほど芳香姉の蜂が気に入ったようだ。おもしろい体験がたくさんできたと喜ぶ薫ちゃん。 |
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