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アフレコが行われるスタジオに、小津深雪・マジマザー役の渡辺梓さんがいらっしゃった。白いニットのロングスカートが、私の視線に入る、と同時に芳香ちゃんの声・・・。
「お母さん! 会いたかった!!」
と、両手を広げて抱きつく芳香ちゃんと麗ちゃん。
この風景。この会話・・・。 普通に親子なんだ。
インタビューの時、そのことに触れてみた。「あの子たちったら、私の撮影部分が終了したから、もう会えないと思ってたんですよ」そう言って微笑む梓さん。
マジマザーは、光になった。「もっと一緒にいたかった。見守りたかった。たった4日間の撮影だったけど、そう思わせるような子供たちなんです。一緒にいてあげられたら、もっと精神的なところでもフォローしてあげられたでしょうしね。 ・・・でも、ま、しょうがないか!地球の平和は子供たちに任せます。大丈夫ですよ。私の大事な子供たちですから」
小津深雪。彼女は氷のエレメントを持つ魔法使い。
白い雪のようなイメージそのままの渡辺梓さんに、お話を伺いました! |
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――――
先ずはお約束の質問です。梓さんが、小さい頃にあこがれたヒーローは?
戦隊でしたら、ゴレンジャーですね! モモレンジャーに夢中でした。あ。余談ですけど・・・。この前、インターネットで渡辺監督もゴレンジャー世代だったという記事を読んで、同じ世代だってことに、ちょっとショックを受けました(笑)。
私、小学校2年生くらいまでは、スカートなんかはかないで、半ズボンばっかりだったんですよ。男の子になりたいって思っていて。それで、仮面ライダーV3とかストロンガーとかにも、影響を受けたと言うか・・・。思い出に残ってますね。
―――― え?ちょっと意外ですね。ボーイッシュだったんですか?
お兄ちゃんがいて影響されたのではなく?弟がいるんですが、3つも歳が離れているんですよ。1つ上に姉がいて、姉とのバランスから自分は男の立場が良いのかなって(笑)。お人形でも遊びましたけど、クリスマスにサンタさんにお願いするのは仮面ライダーの変身ヘルメットとかの扮装ものでした。なぜか、リカちゃんのお家とかはサンタさんにお願いするものじゃないって思ってたんですよ(笑)。 仮面ライダーやモモレンジャーになりきって遊んでいました(笑)。
――――本当に変身しちゃいましたね(笑)。今回、マジマザーになって欲しいとお話があった時は、どんな心境でしたか?
私には、上が4歳男の子、下が2歳の女の子がいるんです。上の子が、私がこうゆう仕事(女優)をしているのを、少しずつ理解してきたんですよね・・・。今まで子供に見せられるような仕事って、あまりしていなかったんですよ。犯人役とか、ちょっと切実な話が多かったので、この機会に子供を笑顔にする役をやっても良いんじゃないかなって思いました。その時は、子供へのプレゼントのつもりだったんです。
でも、現場が始まって「魔法変身、マージ・マジ・マジーロ」とかね、変身ポーズをした時にいろんな事を思い出したんです。それこそ、小さい頃にモモレンジャーの真似をしてたこととか、もうずっと前に忘れてたことを。「そういえば、わたしも小さい頃こんなふうに遊んでたな」って。まさか、この歳になって世界の平和の為に変身して戦えるなんてって、やりながら実感してすごく楽しかったです。本当は、子供へのプレゼントのつもりだったのに、子供をきっかけにプレゼントしてもらったんだなって。まさか母親役で変身できるなんてね(笑)
子供の影響で『爆竜戦隊アバレンジャー』を見て、「キラキラしてていいな」って思ってたんですよ。普通のドラマでは出来ない設定を演じてる姿を見て、画面からエネルギーと楽しさを感じたんです。子供が影響を受けた以上に、私もはまってしまって(笑)。だから、こんな仕事って良いなぁと。「でも、私が演じるなら悪役の女王さまだよね」なんて、主人とも笑いながら話してたんです。それからすぐ、マジマザーのお話を頂いて。話を聞きながら、思わず笑っちゃいましたよ!「メイクとかするのかしら!?」って(笑)でも、ちゃんとしたお母さんでした(笑)。母親に見えるかなって心配はあったんですけど・・・(笑)。
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――――いやいや、何をおっしゃいますか!
すてきなお母さんでしたよ!
今良かった(笑)。 映像で見たのは今日(アフレコの時)が初めてだったんですよ。面白いですよね。ウルザード、カッコイイ!!(笑)。
この前、魔法部屋のシーンを撮影している時に、隣りのスタジオで特撮部分の撮影をしていたんですよ。だから、ちょっと見学させてもらっちゃいました(笑)。
スモークの中から、怪人が登場するんですけどすごく面白かったです! |
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マジレンジャーのスタッフさんも、ここでお会いする以前に――もちろん、私がまだ20代前半の頃の話なんですけど――2時間ドラマでご一緒したことのある方が多かったんですよ。始まる前は、すっごく不安で・・・。だって、特撮の現場って特殊な雰囲気なんだろうなって思ってましたから(笑)。そしたら、みなさん古くからいらっしゃって、シリアスなドラマも経験されている方々だったので、安心しました(笑)。
お芝居的には、何も変わらないんです。ただ、合成とのからみがありますから間を取ったりというのはありましたけど、他は普通のドラマと同じで。どこにでもいるお母さんなんです。「(低い声で)遂に・・・この日が来てしまった・・・」とか、もっと劇画タッチで演じた方が良いのかしら?って考えてたんですけど、それは私が小さい頃に見たヒーロー番組のイメージなんですよね(笑)。ぜんぜんそんな熱い芝居じゃないんですよ(笑)。
アバレンジャーのDVDに入ってる特典映像にメイキングが収録されていたので、それを見て「こんな業界っぽい(笑)感じの人たちの中で大丈夫なのかな・・・ 私・・・」とか(笑)。
今思えば、勝手にイメージ作っちゃってすごく失礼だったな(笑)、なんて(笑)。本当に、普通のドラマでした(笑)。 |
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