太古の昔に存在した暗黒の鬼・バルガ。そのバルガの封印を巡って、2つの一族が対立を続けてきた。
暗黒の血を引きながらも、人間に味方し、封印を守り続けるロキと、その娘キリカ。
封印を解き放ち、バルガの力を我が物にしようと狙う、闇御前率いる闇一族。
闇一族の猛攻にロキとキリカの力も及ばず、もはやバルガ復活は時間の問題となってしまう。それを阻止する事が出来るのは、太古の昔から語り継がれてきた『三種の神器』と『光り輝く勇者』だけだった……。

魔化魍を待つ響鬼と轟鬼。そこに、アカネタカが「アタリ」を知らせに来る。
「鬼さん、こちら……」不気味なわらべ歌に乗って現れた魔化魍たちと『バケガニ』。響鬼と轟鬼が応戦するが、一瞬の隙を突いて『バケガニ』の攻撃を受けてしまう。間一髪の危機を救ったのは、赤い面の少女だった。

▲こちらがキリカ姫

彼女の名は『キリカ』。巧みな技で『バケガニ』を退治したキリカに、「久しぶりだな」と響鬼が声をかけた。
「何をしに来た? この辺りの魔化魍は、お前たちにかなう相手ではない! 死にたくなかったらとっとと帰れ!」
そう言い捨て、キリカはまた森の中へと姿を消した。

「なんか、キツそうな人っすね」
「うん……でも、アイツがあんな態度を取るなんて……。何かあったのかもしれない」

キリカの後を追う、響鬼。轟鬼もまた、その後を追って森の中へと入って行った。

▲闇御前 その力は未知数

太古の昔に存在した暗黒の鬼・バルガ。その封印を解き放ち、バルガの力を我が物にしようと狙う、闇御前率いる闇一族……。
「今や人間の正しい心は死に絶え、悪しき心がだけが、この世に満ちている……。 最強の鬼『バルガ』の力を、この手に掴む時が来たのだ……」

最強の鬼・バルガの力を司る『三種の神器』。

その秘密を握っていると思われるキリカ。彼女こそ、暗黒の血を引きながらも、人間に味方し、最強の鬼・バルガの封印を守り続けている『封印の姫』なのだ。
その秘密をあばこうと、3体の魔物と共に、闇御前がキリカを追った……。

 
構成/関口 美由紀
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