2005年、12月中旬……。
晴れ渡る師走の空の下で、新年1回目の放送『四十六之巻 極める鬼道』の撮影が行われていました。
「初詣のシーンがあってね、そのまま(笑)。たまにはこんな衣裳も良いでしょ?」
そう言って、笑うヒビキこと細川茂樹さん。 本日は、お着物のままでインタビューとなりました〜。
1月22日の放送で、遂に最終回を迎えた『仮面ライダー響鬼』。 その座長を務めた細川さんに、この1年を振り返って頂きましょう!
今だから言える、こんな話やあんな話をたっぷりお届け致しちゃいます!!!
「生まれて初めて夢中になったヒーロー」ですかね。 ストロンガー、スカイライダー、スーパー1、あの辺の世代なんです。記事が載ってる雑誌も、自分のお小遣いで買ってました。その関係の雑誌って、テレビ放送より早くあらすじが分かるんですよね。だから今後どうなるのか、誰よりも早くチェックしなきゃいけないんですよ(笑)。「次の武器はこれだ!」とか、「新しい仲間が加わった!」とか、最終回近くなると、「次のライダーはコレだ!」なんてね(笑)。付録も楽しみだったし、毎号毎号、本当に待ち遠しくて……。 今年、その雑誌も読ませていただいたんですけど、まさか、自分が載るとはね(笑)。子供たちの興味は今も昔も変らないみたいで、ページをめくると当時の記憶が甦りましたよ(笑)。
ここ数年の『平成ライダー』と呼ばれる作品に関しては、すごく良い流れがあるなぁと思ってました。『仮面ライダー』に出演すれば、オダギリジョーくんや賀集利樹くんみたいになれる、という夢を現実に変える番組。そんなラインを作ってる作品なんだなぁと思ってました。
テレビを観て、おもちゃで遊んで、ヒーローから卒業して、大人になって。今は同じ世界に入って……。 今でもヒーロー番組は続いているけど、出演する側にいるボクが抱く『仮面ライダー』は、「小さい時に観ていた憧れのヒーロー番組」ではなく「若い役者さんたちの登竜門的な作品」という位置付けでした。
あれから、まる1年。1年間、主役を演じることの大変さは、やはり味わってみないと分からなかったです。正直言うと、めげそうになった時期もありました(笑)。『主役を務める難しさ』。この1年で、一番考えさせられたのはソコですね。それが、あと少しでクランクアップ。このインタビューを見る時は、最終回の後になるんですよね?今は、子供たちの思い出に残れるんだなぁって、ただただ感動しています(笑)。 48回分の物語が終わってから「また見たい」「なかなか響鬼から卒業できないんだよ」って子供たちが出てきてくれると嬉しいですね。