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緩いウエーブが大人っぽく揺れる髪、細く長い脚が映えるミニスカート、その華麗な出で立ちに女の私も思わず息を飲んだ。TVで見るよりも小柄で華奢な彼女だが、その大きな瞳からは力強さが溢れている。それは、響鬼たちを技術面でサポートしている猛士の一員、しっかり者のみどり役にはぴったりの目ぢからだった。彼女は梅宮万紗子さん、その滝澤みどりを演じている。
まずはその役柄・滝澤みどりについて伺った。みどりはヒビキの同級生ということで31歳。梅宮さんより年上の設定になっている。その点で注意していることはあるのだろうか。
「お芝居をしているときは、お姉さんでしっかりしている、とは演じていないので特には…。そんなに自分とも変わらない、むしろ自分に近いと思って演じてます」
と、ゆっくりじっくりと話し始めた。
では、みどりとは違う点はどこだと感じているのだろうか?
「私あまり頼られないんですよね、ヘラヘラとしているので(笑)。でも、みどりさんは研究者でそれに関してはエキスパートでいるから、頭がいいんだろうなって(笑)。最初は理系のスゴイ人と思っていたんですけど、普通に恋愛もして私生活もある生身の人間。だから自分とそんなにかけ離れた人になるとは今は思ってないです。彼女は研究者でその分野で頑張っているものが1本ある。私はお芝居のほうで頑張って行きたいというのがある。そういう気持ちを持っていると言う意味では同じだから、そんなに違うとは思っていないんです。それに、たぶん共通しているところがないと演じられないと思うし、また違うところがあってもそんなに『心理がわからない』っていうほどのものはないですね」
みどりの人間性を見極めて演じていた。
では、容姿でこだわった点はあるのだろうか? やはり気になるのはメガネなのだが…。
「メガネは掛けたらどうかなと思って、普段のときと研究者っぽいところを出したかったから。衣裳も白衣がいいのか、いろいろ着たりしてなかなか決まらなかったりして。メガネはスゴイいっぱい掛けたんですよ、20〜30個くらい。私としては、もっとグルグルの、牛乳瓶の底みたいのにしたかったんですけど(笑)、嘘っぽいし普通に綺麗なメガネになりました」
その甲斐あって、メガネに好感を持ってくれたファンが多かったという。
「メガネを取ったシーンが新鮮だったとか聞いて、メガネをして良かったなって(笑)」
そして、みどりの猛士としての仕事について触れると、ディスク・アニマルに至極感心・感動していた。
「ディスク・アニマルとかよく出来ているな〜って。本当にビックリして感激して。設計というかデザインというか、良くできているじゃないですか? すごいな〜っと思って。最初は研究者の役だって聞いたので、どんな役なのかな?と思っていたから、ああいうのを設計するってやっぱり大変だなと思って。設計図がたちばなの地下室に置いてあるんですけど、あれを描けるようになるには私はどれくらい本を理解しないといけないのか、と思って(笑)」
と、特に変形することに感動しており、甥っ子にあげたいと熱く語っていた。 |
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実際の撮影現場では困った事などはなかったというが、疑問に感じていたことは多数あったようだ。
「スタッフに聞いて初めて知っていくって言う感じでした。設定的にリアルな世界に持って行くと“あり得ない”ってなっちゃうんですけど(笑)、だからと言って『あり得ないから分からない』っていうことはなくて、説明されれば『ああ、そうなんだ。響鬼という世界はそうなんだな』と納得できますから」
とはいうものの、当初は不安な面もあったという。
「現場に入る前は自分もやれるのかな?って、その不安はあったんです。自分にとっては、化け物が出てきて退治しちゃうって全然リアルじゃないことだから。でも、やってみないと現場の感じも分からないしと思って。作っているスタッフは本当に真剣に作っている。自分も小さい頃はヒーローをいると思っていたから、そういう気持ちを理解出来れば“あり得ない”ということではなくて、ちゃんと作れるんだなぁって思いました。うまく言えないんですけどf(^_^;。化け物が出てきて…っていうのは、大人になると『それはないから』ってなっちゃうけれども、そうじゃなくて小さい頃には、そういう化け物とかが本当にいたと、信じていたことがあったわけですから」
と、『響鬼』の世界観には当初驚いたようだが、今では柔軟に受け入れているだけでなく、真剣に取り組むスタッフに敬意を感じている梅宮さんだった。
また、撮影現場にはヒーロー番組ならではのお子様&お母様方のギャラリーが多いことも、驚くことのひとつだった。
「子供たちが細川さんのことを『ヒビキ! ヒビキ!』って言ってすごく見ているんですよ。それは細川さんもすごいおかしかったみたいですよ(^o^)。ワサワサ小さい子たちが集まってきて、これは『ゴールデンのドラマをやっていたときとは違う反応で面白い』って言ってました(^o^)」
番組が違うと撮影現場も違う。あれだけのキャリアの細川さんでも初体験があったんだ。
その細川さん演じるヒビキと共演シーンが多いのだろうが、なにしろ同級生役ということで、実年齢の差を感じたりはしないのだろうか?
「あまりないかな? 年下の明日夢くんとか日菜佳さんとか見ていると、私よりも年齢がとっても若いんだなって思うんですけど(笑)。年上の人とお話するときは、あんまり年齢は感じないです、ジェネレーションギャップもないですし」
では、ヒビキこと細川さんの印象を伺おう。
「最初は怖い方なのかなと勝手に思っていたんですけど、すごく優しくて気を使ってもらったり、いろんな方に声を掛けてらっしゃったりして。だから安心してやってます(^_^)v」
やはりそこはベテラン俳優、現場の雰囲気作りはお手の物。そしてもうひとりの大ベテラン・下條アトムさん(立花勢地郎役)との共演はいかがなものか?
「下條さんとの共演も結構多いですね。下條さんと一緒にお芝居するのすごく好きなんですよ(^_^)。アドリブとか結構入れてやってらっしゃるんで、次はどうやるんだろうとか、って。楽しみですね」
もちろん、アドリブだけでなく、演じる上での的確なアドバイスもしてくれる。また、立花勢地郎を始めとする猛士の設定についても、
「聞かないと分からない設定がいっぱいあるので(笑)。猛士だとか、サポートするんだとか、こういう活動しているんだとか、そういうのを考えているのが逆に楽しいのかも知れないですね」
と、もうひとつの『響鬼』の楽しみ方を感じていた。 |
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構成/すねやみえこ
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