| |
 |
 |
 |
雅人の役作りに関してはこんなことも言っている。
「僕が雅人を演じる上で、自分の感情の中から持ってきてはいるんで、結局のところ雅人は僕ですよ。そのものです(笑)。自分の中から紫の炎を出している訳ですよ(笑)。俺は自分を雅人の母親だと思っています。父親は井上(敏樹)さんです(笑)。井上さんが種を植えて僕が身ごもっているんです(笑)。母親は自分の息子が一番可愛くてどんな悪さをしても「本当は優しい子なんだよ」って言う(笑)。母親はきっと息子が死刑囚になっても最後まで愛するですよ、真の愛です(笑)。いずれにしても、自分の分身って感じはすごくするんですよ」
と、すごい例えを交えたコメントをくれた。
|
 |
 |
 |
 |
また、村上さんは子供好きであるとも何かで知った。それを確認するべくこんな質問をした。
「撮影ロケでは、ギャラリーにいる子どもたちの反応はどんなものですか?」
「子供たちにはサービスしたいですね、基本的に子供好きなんで。しかも応援してくれるなんて嬉しいので、僕的には全部のサインと全部の握手と全部の写真には応えたいんですけど、なかなか仕事中なんで。いつも現場とギャラリーを伺いながら、「今大丈夫かな?」って思いながら子供たちに対応しています」
と、とても積極的にファンサービスしてくれている。しかも、今後もし村上さんがイベントを行うとしたら、来てくれた方には積極的に応えたいという。
そんな村上さんに水を差すような質問をひとつ。
「もしも子供たちに囲まれてしまったらどうしますか?」
すると困ることなく、
「良いじゃないですか(^o^)。囲まれたら「どきたまえ!(雅人調)」って(笑)。ただね、何人か握手した子供に「カイザ好き?」ってアンケートしたら「好き」って言ってくれるんですけど、「どこが好き?」って聞くと「強いから好き」って言ってくれるんですよ。子供にはまだ雅人の性格は分からないのかな?と思って。ただ強い象徴としか見えないのかなっていう、ひねくれ具合とかはまだわかならいのかなと思いました。
今の子供たちが大人になってDVDとかで観返した時に「だまされた!」って、「こんな嫌なヤツだったのか」って(笑)。な〜んて思うんじゃないかなってドキドキしているんです(笑)。でも同じ子供でも女の子は、そういう雅人のひねくれ具合をもしかしたら分かっているんじゃないかな?って感じを受けるんですよね。男の子が観る強さへの憧れの目と、女の子が観る目というのは、ちょっと違うような気がして。やっぱりこういう(人形をぶつけるしぐさ)と、「あなた、ご飯よ」って言っている(おままごとの仕草)、「どこ行ってたの、あなた!」ってそういうドラマを小さい頃からやっているっていう女の子っていうのは、男の子とは精神年齢が違うんじゃないかなと」
と、まるで児童心理学のような分析を子供たちとの握手の感に考えている村上さん。その分析はやはり以前から子供が好きだったから、気になる事なのか? と思ったが、実はそうでもないらしい。
「子供が好きだから、子供番組に出演しようと思ったんですか?」
と尋ねると、
「いや、そういうことは無いですね」
と、あっさり否定。子供が好きになったのは…
「たぶんカイザという存在から受けたものだと思います。なにより、向こうが好きって言ってくれますからね(^o^)。雅人っぽい発言だけど「俺のことを好きな人間は好きなんだよ」みたいな(笑)」
と雅人にはない爽やかな笑顔で笑った。
では、『555』のオーディションを受けたのは、色々やってみようということのひとつだったのだろうか?
「そうですね。『仮面ライダー龍騎』は何回か観たことがあったんで、「すごいのをやっているんだな、今のライダーは」というのが印象にありました。もう普通のドラマと殆ど変わらないんじゃないかって。それでオーディションの話があったので、「やってみたいです」って受けました」
と語り、
「でも、『555』って“ライダー”って言わないんですよね」
と、見落としてがちな事実をぽつり、口にした。
さて、オーディションについてだが、どうやら合格にはある共通点があるようだ。
「“仮面ライダーが好きです”という人は受からない、ライダーに興味がある人はダメだ、みたいな噂が…(笑)。実際に役が決まったあとも「(前の作品を)観ないでくれ。自分のオリジナルで演ってくれ」と「自分の中のライダーも、戦隊ものの概念は無しでやってくれ」と言われました」
新しい作品を生みだそうとしている制作サイドの気持ちが、そういった言葉に表れているようだ。ところで、村上さんは“宇宙刑事ギャバン”が好きなはず。これはオーディションの時に内緒にしていたのかな?
「いえ、内緒にしていたわけではなくて、そういう質問はなかったですね。無い故にたぶん、自分から言っちゃいけないんですよ(笑)」
そして、雅人に抜擢された真意を自分なりにこう考えている。
「オーディションでは終始にこやかに、本当に満面の笑みで爽やかにやったつもりでしたけど、なぜか雅人になってしまいました(笑)。あのときの僕はどこを切っても木場勇治しかでてこなかったはずなのですが(笑)。もしかしたら、僕のグレーゾーンを見透かされてしまったのでしょうかね? だとしたら、おっかないなぁ(笑)」
と笑った。
ここで、仮面ライダー人気をもう一方で支えるお母さんの立場に立った質問をしてみた。
「お母さんたちが我が子をライダーに、いわゆるイケメン(役者)にするにはどうしたら良いと思いますか?」
すると、村上さんはとても驚き困惑しながらも、
「う〜ん、そうだなぁ…。やっぱり昔と変わらない男の子の王道を行ったほうがいいんじゃないかなと思いますね。スポーツ選手は小さい頃からやっていて、英才教育で高校生くらいのころにはできあがっててみたいな、名が知れてて、そういう人が残って行くような気がするんですよ。 でも、役者の世界はスポーツの世界とは違って、役者に関して言うとそれは決して当てはまらないのかなと。 そんな気がしません? 役者というのは小さい頃からやればいいというものではない気がして、それよりもそこまで自分が生きてきた人生の重さというか…自分の中から出すものなので、結局そこまで生きてきた過程が見られるポイントなのかなっていう気が最近すごくするんですよ」
と、とても真面目に答えてくれた。では、そんな村上さんのこれまでの人生をまずは子供の頃から教えて頂こう。
|
|
| |