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次に共演者たちについても伺ってみた。
「みなさん、すごく話やすかったです。最初はあまり絡みのシーンが無かったんですけど。最初は逃げるシーンとかが多かったので、一人が多かったんですよ。でも後のほうで、絡みが少しずつ増えて来て、最後のほうは絡みが芝居だったのでうまい具合に出来たと思うんですよ。最初は芝居よりもアクションばかりで、後からスタジオで芝居するって感じだったんで演じやすかったですね。でも、もし最初に芝居から入っていたらたぶんガタガタっていうか、何も理解出来てなかっただろうなって思います」
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と、その撮影の順番にも演じる側が大きく影響されることを教えてくれた。アクションシーンで全体の世界観を掴めていたのが大きかったようだ。また、この撮影時期はちょうどドラマ『ぼくの魔法使い』の収録とも重なっていて、現場での気持ちの切り替えも必要とされた。
「モコミチの滑舌の悪さは、『555』では影響出ませんでしたか?」
と、尋ねると、
「それは大丈夫でしたけど、ドラマ終わっても軽く滑舌が悪くなった感じはしますね(笑)。「ら」が「だ」になるときがあるんですよ。自分でもあれ?って思って、友達にも「どうしたの?」って(笑)」
と、随分と水原とは違う役だった事が分かる。
「そう考えると両極端な役ですね。ところで小さい頃のことを伺っても良いですか?」
と、子供の頃の話を聞くことにした。
「最近のライダーは観ていないと言うことですが、子供のころに『仮面ライダー』を観たことはありますか?」
と、ライダー体験を確認すると、
「ちょっとだけ。そんなにすごく観ていたい訳ではないんですけど、うちの親父がビデオをくれたんですよ。それが『仮面ライダーBLACK』だったんです。でも僕の年代では『BLACK』はTV放映してなくて、でもそのビデオを観てたんで『BLACK』はすごい印象に残ってますね」
と、特にお父さんがライダー好きと言うわけではなく、たまたま見せてくれたビデオだけだったそうだ。幼稚園くらいの頃に観た『仮面ライダーBLACK』、もこみちさんはこんなシーンを覚えていた。
「あまり覚えてなくて、覚えているのが“バトルホッパー”が走りながら泣いているんですよ。「なんだ?」と思って(笑)」
どうやら、その意味まではまだ理解できない年齢だったようだ。
では、どんなことをして遊んでいた子供だったのかを聞こうと思い、こう尋ねると
「幼稚園や小学生のころ、どんな遊びをして大きくなったんですか?」
「身長ですか?(笑)」
と、これまた軽くとぼけて笑わせてくれる。その背の高さはやはり興味の対象でもあったので、この謎も解き明かしてもらうことにした。
「背は突然変異って事にしておいてください(笑)。お袋は大きくないですけど、親父は180cm以上あって体つきもよくて、兄貴が186cm、姉も170cm以上ありますね。中学生の弟も結構背の順は後ろのほうじゃないですかね。お袋だけ小さいんです。最近は全然一緒に歩かないんですけど、家族で歩くとみんな大きいんで、みんな見ますね。迫力ありますね」
と、お母さん以外はみなさん大きいとのこと、特に牛乳をたくさん飲んだとかはないそうなので、やはりこれはお父さんの遺伝か? しかもかなり小さい頃から大きかったという。
「小学校の頃からもう後ろのほうでしたよ。中学校のときも、高校で…ずっと後ろのほうだったんで、いつグンと伸びたのか分からないんですよ」
生まれた時から大きかったのかな?
「背が高くて友達と遊ぶのに困ったことはありませんか? 例えばジャングルジムは苦手とか…」
と、コンプレックスにはならないのかと思い尋ねるが、
「いや、そいういうのでは遊ばないです(笑)。そういうときはボールを持って行って。友達がサッカー得意だったんでサッカーやったり、バスケットボールを持ってリングのあるところへ行ってバスケをしたり。ほかにもいろんな遊びしますよ」
と、背の高いことは長所にはなってもコンプレックスならない、羨ましい…。そしてもこみち少年はスポーツ少年になっていく。
「中学校のときはバスケットも、サッカーも両方しました。バスケットを辞めてから、出来ないのにサッカーやりました(笑)。キーパーで。飛びますよ、僕。最初は全然ダメだったんですけど、猛練習して、1週間で飛べるようになりました」
あのキーパーがボールに飛びつくのは、それなりの技が必要だったんですね。失礼しました。しかも
1週間で技を取得、かなりの集中型のようだ。特にスポーツに関してはこの能力は遺憾なく発揮されるようで、一輪車などまったく初めての挑戦でも30分ほど練習すると、すんなり乗れるようになるという。すごい! それを誉めると、もこみちさんはまた照れてしまい、
「その分頭が弱いかも知れない(笑)」
と、謙遜する。
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