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遂に映画が完成したこの日、東京・丸ノ内東映では“完成披露試写会”が行われることになっていた。その直前、出席する出演者のひとり、速水もこみちさんにお話を伺うことができた。今回『仮面ライダー555』初登場となるもこみちさんの役どころは、解放軍のリーダー・水原。劇場版のみの重要な役どころだ。
しかしながら、もこみちさんには最近出演されたドラマ『ぼくの魔法使い』(NTV)での“モコミチ”の印象が強い。さて、一体ご本人はモコミチに近いのか、はたまた水原に近いのか? |
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登場したもこみちさんはその背の高さにも驚くが、もっと驚くのはその顔の小ささ。まさしく8頭身! 本人はとても嫌がっているらしいが、小さな頭、スレンダーなボディ、そして長い手足、なんとも理想的なスタイルで見上げたまま見とれてしまう。
照れくさそうに微笑みながら席に着いたもこみちさんに、以前からの疑問を早速投げかけた。
「いきなりで失礼ですが、“もこみち”さんというのは本名なんですか?」
何度となく聞かれていただろう、初歩的なこの質問にもこみちさんは笑顔で答えた。
「本名です。おやじが付けたんですけど、漢字はないんです。僕自身もよくわからないんですけどもこみちの「もこ」は、外国の言葉、たぶんスペインのほうだと思うんですけど、「真っ直ぐ」とか「一筋」という意味らしくて、それに「みち」を付けたんです。だから「真っ直ぐな道」らしいんですよ」
そういった意味が込められていたとは! ご本人もいたく気に入っているようだ。
素朴な疑問が解消されたところで、いよいよ本題に。
「以前から『555』はご存じだったんですか?」
と尋ねると、
「いえ、“ご存じ”じゃなかったですね(笑)」
と、笑わせてくれる。もこみちさんの年齢は19歳。子供の頃に『仮面ライダー』の放映がない時代ということもあって、あまり縁がなかったようだ。では、この『555』に出演が決まったときには驚いたのでは?
「単純にビックリしましたね。ただ、劇場版に出られるので…映画は初めてなので、すごく嬉しかったです」
今回こもみちさんは、映画と“ライダー”の双方を初体験したことになる。では、初めての体験で戸惑ったことはどんなことだったのだろう?
「台本をもらった時にはまだ全然話が理解出来なくて、戸惑ったり色々考えましたね」
平成ライダーに縁遠かったもこみちさんにしてみれば、この子供番組と侮れない世界観などはやはり驚きの対象となったことだろう。
「本当に全然分からなかったので、スタッフの人からDVDを借りてTV版の『555』を観させて頂いて、少しずつオルフェノクってなんだろう、とかそういうのを理解しました。観ててもおもしろいなと思いましたよ。ライダーもすごいカッコイイし、半田くんもカッコイイし(笑)。前の、昔に観てたときは、敵ってちょっとふざけたキャラクターというか…それが今はすごくリアルな感じに作られて、カッコ良く仕上がっていますよね」
と、TV版の印象もまずまず。では、ご自身が演じる水原についてはどのように捉えているのだろうか?
「解放軍のリーダーなんですけど、良い人というより…どちらかというと悪い感じなんですよ。ベルトをすごく欲しがるので、途中で巧を殺そうとしたり、ベルトを奪って逃げるシーンとかあるんですけど。ちょっと嫌らしい感じの役です」
ということは、やはりドラマ『ぼくの魔法使い』でのモコミチを始めとする今までの役柄とは…?
「全然違いますね。役作りとかは特にはないんですけど、撮影現場に入ると衣装とかも本格的で、すごい衣装がボロボロであったり、銃を持っていたりするんで、衣装を着た時点で役に入り込めるかなって、感じなんです。スタジオとかもそういう空気を醸し出していたので」
と、自然と『555』の世界に馴染んで行ったようだ。また、ヒーロー番組、特撮番組だから感じたことは何かと伺うと、やはりアクションシーンを挙げた。これは楽しみにしていたシーンのひとつだったようだ。
「いっぱい体験しました。“特撮”ってやつですね、結構新鮮でしたね。ワイヤーとかも使ったりしました。変身しようとして変身できなくて、後ろに吹っ飛んじゃうんですよ。痛いかな?と思っていたんですけど、大丈夫でしたね。どちらか言うと楽しんでいたと(笑)。運動は得意なほうですから「何でもこい」って感じですかね(笑)。アクションと言っても、殴ったり蹴ったりとかはそんなに激しくなかったんですよ。銃撃戦が多くて。でも甘く見ていたわけじゃないんですけど、アクションもすごい大変じゃないですか。それなりに怪我もいっぱいしましたし、すぐに大きなアザとか出来たりして(笑)。ちょっと切ったりとかはありましたけど、骨を折ったりとかは無かったです、強い子なので(笑)。良い経験をしました(^_^)v」
と、体当たりでとても楽しんでいた様子。アクションシーンは、今までにないもこみちさんを観ることが出来るシーンでもある。
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