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ようやくこの日がやってきた。放映が始まって早2ヶ月。撮影スケジュールが詰まっていると言うことで、なかなか取材の時間が取れなかった半田健人さんに、ようやくお話を伺える日がやってきた。既に番組は人気番組道を爆進中で、ISSAが歌うオープニング主題歌もヒットチャートで上位にランキングされている。そして、主役・乾巧ももちろん、ここ数年のライダーたちに勝るとも劣らない人気ぶり。その巧を演じる半田さんは一体どんな方なのか? 番組制作発表で垣間見た笑顔は“キムタク”ばりの爽やかな笑顔だった。さらに落ち着いて堂々とした態度。大物ぶりの貫禄を感じさせたのだが、これが実は弱冠18歳の現役高校生だったというのだから、驚いた。
この3月に無事高校を卒業した半田さんにいよいよ取材開始だ!
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グレーのトレーナーに、チェック柄のダークなパンツという、かなり落ち着いた装いの半田さんが、ゆったりとした物腰で東映本社の屋上へ向かった。まずはその素顔を写真に納めるためだ。よく晴れた空に、ちょっと眩しそうな表情をした半田さんだが、イメージはやはり巧とダブる。
まずは『555』以前のお仕事について伺った。
「『ごくせん』(2002年NTV)の5話に出演されたんですね?」
するとはっきりした口調で、
「初めての現場が『ごくせん』で、それ以外でも出さして頂いた作品というのは少なくて。役者としての経歴はすごい短いですね。夏休みに上京してきたときに、ショートフィルム(『MUSASHI』)やBs-i(『恋とおしゃれと男のコ』)のお仕事をやらせてもらった程度で、本当にこの世界での経歴というのはまだまだですね」
と、答えた。このショートフィルムの出演も『ごくせん』の後のこと。デビューは『ごくせん』ということになるだろう。では、どうやってこの『ごくせん』出演までたどり着いたのか? するとここで、松田悟志さんや古くは葛山信吾さんの時にも聞いた、あるオーディションの名前が出てきた。
「『JUNON スーパーボーイ』のオーディションで最後まで残りまして、今の事務所の方に声をかけて頂いて」
さて、このオーディションにはご自分で応募したそうだがその真意は…?
「それはずっとこの世界に入りたいと思っていたので、きっかけとして応募したんです」
と言うことは、役者志望?
「いえ。以前は音楽のほうで考えていて。中学の時に音楽のほうでこの世界へ入りたいと思いまして、それでバンドを組んでいろいろやっていたんですよ。けど、やっぱりバンドとなるとひとりの意志だけじゃどうにもならないこととかありまして、俺は「高校卒業したら絶対に東京に行って」って考えていたんですけど、だけど、周りのメンバーがそう言う意志があったとしても、両親の了解が得られなかったりだとか。現実的な問題とぶつかりまして“バンド”という形だと難しいのかな?と思った時に、オーディションという考え方もあるな、と思って応募して」
と、とても丁寧にそして的確に話をしてくれる。この話し方が彼をなおのこと大人びて見せるようだ。
さて、そのコンテストでは当然今活躍中の方も、半田さんと肩を並べていたのでは?
「それこそ『ごくせん』に一緒に出ていた森本亮治(白金学院の生徒・堀部亮治役)さんという方とは、大阪支部の予選から一緒で結構良くして頂いて。『ごくせん』のロケの時とかはお弁当を一緒に食べたりとかして」
ふむふむ。やはり男子生徒役でカッコイイ、可愛い、男の子がたくさん出演した『ごくせん』。ほかにもチェックしなければいけない人も出演していた。例えば『爆竜戦隊アバレンジャー』アバレブルー三条幸人役・冨田 翔さんもそのひとり。そして! 半田さんの共演者、木場勇治役の泉 政行さんも白金学院の生徒役で出演していたのだ。ということは、おふたりは『555』以前に面識があったのだろうか?
「撮影現場で泉さんにお会いになりましたか?」
と、尋ねると
「そのときは気付かなかったですね。『ごくせん』の時の僕の役は他校生役だったんで、そっちのグループでずっといたんですよ。だから白金学院の人とあまり一緒になることは無かったんですけど、森本さんとはお昼とかご一緒したりお話したりしてました」
と、ニアミスしていたことが判明。でも、アバレブルーの冨田さんは白金学院の生徒役だったので、泉さんのことはバッチリご存じでした(アバレンジャー・インタビュー第1回参照)。
『ごくせん』がドラマデビューの半田さん、ご自身の演技についてはどう感じているのか?
「最初は芝居の善し悪しとか考える暇もなく、現場も手順とかも全然、用語すらわからなくて。撮影は2日間あったんですけど、1日目は本当にわからないまま終わってましたね(笑)」
と、無我夢中だった様子が伝わってくる。
「オンエアを観ていかがでしたか?」
と更に伺うと、
「芝居の面ではまだまだだなって思いましたね。それは今でも変わってないんですけどね。自分の中での課題っていうのは尽きないですから」
と何とも謙虚で前向き。
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